今後の進路について

中間制作が終わり、デジハリに入学してから丁度半年が経ちました。
早くもあと半年で卒業ですし、就職活動を始めなければいけません
徐々にCGのことがわかり始めてきた所ですが、そろそろ卒業制作を作り始める時期なのです。もう1年あれば、というのが正直な感想ですが、これは致し方ないです。お金の面なども考えても、この1年で集中してやるというのが当初の考えだったので
で、卒業制作を何を作るか、と考えているのですが、それはつまり、自分が何をメインでやりたいか、を考えることです。モデリング、テクスチャ、アニメーション、コンポジット、など色々と選択肢はあります。どこを伸ばしたいかで作るものも変わってきます。
でもそれは、就職でどういうところを目指すか、ということに繋がってきます。
どの業界(CM、映画、ゲーム)に行くのか、どの会社を目指すのか、どのポジションを希望するのか。そもそも国内か海外か。。
ここ数日いろいろと考えたのですが、僕は海外を目指します。
入学当時から考えていたことなのですが、卒業して、半年ほどアルバイトでお金をためて、ワーキングホリデーでカナダに行って、現地で就職活動をしようと考えています。来年の5月ぐらいを出発の時期にしようかなと。
なぜ、海外かというと2つあって、1つはハリウッド映画に自分も携わってみたい、という純粋な憧れと、2つ目は高校であった講演会で聞いた「世界は広いから、是非挑戦してみなさい」というショーコスギの言葉でした。彼はハリウッドで日本人で初めての100万ドルスターで、でも、ケイン・コスギのお父さんと言った方が伝わるのでしょうか。わが高校に来て講演をしてくれたのですが、その内容は・・ちょっと長くなるので割愛しますが、当時の自分が非常に感銘を受けたのを覚えています。
さらにその下地には、高校一年で行った姉妹校の短期留学の経験があると思います。2週間だけでしたがNYでさまざまなアメリカの姿を見てきて、人生観が変わりました。高校時代という多感な時期に受けた影響が10年経った今でも自分の中で生きています。
高校卒業以来温めていた、海外で働いてみたいという思いを実現する最後のチャンスだと思っています。そのために、これから何を作るのか。そもそもCGクリエイター、CG Artistになって自分は何をしたいのか、どんなクリエイターに成りたいのか、どういう映像作品を作りたいのか。
海外で活躍されているMelonさんのこのエントリを読んだ時も、痛いところをつかれたなー、といった感じでした。自分が一番考えていないところでしたから。
えらく悩みました。
で、そんな時、前から読んでみたかったこの本を読んで、うっすらと方向性が見えてきました。
『特撮魂~東宝特撮奮戦記~』川北紘一
川北紘一さんは、円谷英二から続く東宝最後のゴジラの特技監督で、『ゴジラVSビオランテ』から始まる平成ゴジラシリーズ全6作の特技監督を務め、大ヒットへと導いた方です。
僕は、89年に公開された『ゴジラVSビオランテ』を小学校1年で始めて見てゴジラの虜になり、中学校に上がるぐらいまでのゴジラシリーズを毎回封切り当日に朝から並んで見に行くぐらいのゴジラっ子でした。
その思い出深い平成ゴジラシリーズの特技監督が川北紘一さんです。
やはり、自分の原点はここなんだなと思いました。「夢をちゃんと形にする」という川北監督の言葉がストンときました。これは故円谷英二監督の言葉でもあります。川北さんが若い頃、失敗して円谷監督に謝りに行った時、円谷監督は決して怒らず、こう諭したそうです
「失敗してしまったことをここで謝っても仕方ない。それよりスクリーンの向こう側ではお客さんが今のシーンを待っているんだ。お客さんに夢を与えるようなものをちゃんと撮る様に心がけなさい。」
夢を形にするんだと信じて作った川北監督の作品に夢を与えられた自分がいて、だから自分もそういう夢のある映像を作る人間になりたいと、この本を読んで思いました。
当時の特撮のような味のある映像とはまた違う方法になると思いますが、自分なりの形で映像を作りたいと思います。つまり卒制はゴジラ??かは、まだ決めていませんが、夢のあるヤツを作りたいです。そしてゴジラのような夢のある作品を作れるCGアーティストに。いつかは川北監督とお仕事ができることが当面の目標です。監督に「これだからCGは・・特撮じゃないとダメだな」、と言われないようなスキルを身につけたいですね。
ちょと長くなりましたが、今はこんな感じで考えています。
ハードルは高尾山ぐらいありますが、やっと方向性が見えてきてちょとワクワクもしています。頑張ります
