朝日新聞より
東京電力の福島第一原発事故をめぐり、反原発の姿勢を打ち出す楽曲が話題になっている。
新曲に加え、改めて注目された曲も。
レコード会社やラジオ局には「自粛」の動きがあるが、インターネットの投稿サイトなどで広がり続ける。
「この国を歩けば、原発が54基/教科書もCMも言ってたよ、安全です/俺たちをだまして、言い訳は『想定外』」
「ずっとウソだったんだぜ/やっぱ、ばれてしまったな/ホント、ウソだったんだぜ/原子力は安全です」
4月上旬からネットの投稿サイトで話題になっている反原発の曲がある。
題名は「ずっとウソだった」。ロック歌手斉藤和義さんのヒット曲「ずっと好きだった」の替え歌だ。
替え歌だが、歌っているのは斉藤さん本人
福島第一原発の事故を受けてよみがえった反原発の曲もある。
ロックバンド、RCサクセションの「ラヴ・ミー・テンダー」「サマータイム・ブルース」だ。
1988年のアルバム「COVERS」に収録されていた。
86年のチェルノブイリ原発事故の影響もあり、反核の姿勢が鮮明だった。
リーダーの故・忌野清志郎さんは「ラヴ・ミー・テンダー」に
「放射能はいらねえ/牛乳を飲みてえ」
と日本語の歌詞を付けた。
「サマータイム・ブルース」は
「人気のない所で泳いだら/原子力発電所が建っていた/さっぱりわかんねえ、何のため/狭い日本のサマータイム・ブルース」となった。
福島第一原発の事故が起きた後、この2曲も注目を集めた。
音楽評論家のピーター・バラカンさんがDJを務めるインターFMの「バラカン・モーニング」にも、
「番組を始めて以来、最も多くのリクエストが集中した」という。
バラカンさんは「かけるべきだ」と考え、
「サマータイム・ブルース」を流した。
一方で牛乳に触れる「ラヴ・ミー・テンダー」については局と協議し、
「風評被害につながるおそれがあり、今の時期はやめた方がいい」との理由で、
放送を見送ったという。
詳細は
asahi.com(朝日新聞)