黒耀の郷 信州・長和町 地域おこし協力隊ぶろぐ!!

黒耀の郷 信州・長和町 地域おこし協力隊ぶろぐ!!


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信州長野県の小県郡(ちいさがたぐん)にある長和町(ながわまち)。
長野県のヘソであり、日本のど真ん中に位置する長和町に移住した地域おこし協力隊が綴るがっつり情熱系ブログです!

古道を知りそして未来へ

2015年10月1日。
長野県小県郡長和町地域おこし協力隊が夫婦で2名着任しました。
中学生の長男と小学生の長女の4人家族。
私たちは長和町を第二の故郷として歩き始めます。


2015年10月29日更新
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更新が久しぶりとなってしまいました。。

先日9月2日から3泊4日の行程で、東京農大の交換留学生として訪日されている中国農業大学の学生さんが長和町の農村体験プログラムに参加するために訪町されました。
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到着初日は、長和町で果樹農園を営まれている「農夫と農婦」さんでの果樹栽培に関する実習です。
学生さん14名が日本でも大変クオリティの高いぶどうやリンゴを栽培されている農夫と農婦の山崎オーナーやご家族の皆さん、スタッフの皆さんと共に日本の栽培技術の高さに感銘を受けながら、とても真剣に学んでいました。

また、山崎オーナーの計らいで、超高品質リンゴジュースの試飲や、収穫間近のぶどうやリンゴの摘みたて試食などもさせて頂き交流がとても深く出来たと思います。

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2日目は立岩和紙の里での蕎麦打ち体験と立岩和紙を漉いてのうちわ作り体験です。

蕎麦の歴史や調理技術を通じて文化が伝わる過程を感じたり、プロの作る蕎麦と自分達が打った蕎麦の違いに驚きや悔しさに美味しさを感じたりと農村ならではの体験がありました。
また和紙漉きでは、日本の誇る和紙の強度や歴史背景、また現在の使用用途など真剣にその意味を学びながらもとても集中して製作する様子は学生さんの真面目さや直向きさを感じ感銘を受けました。
「一生使えるのが和紙のうちわ」との話からか、思いの深いうちわが皆さん出来たと思います。

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3日目は黒耀石体験ミュージアムでの旧石器時代の学びと午後からは長久保宿で行なわれた大山獅子の神輿見学です。

黒耀石の産出として名高い鷹山の黒耀石体験ミュージアムでは、日本の歴史を旧石器時代から学ぶ事が出来ます。
また黒耀石を使ったペンダント作りを通じて、一生想い出に残るアクセサリー作りを体験し、長和町での想い出を母国に持ち帰ってもらいます。

直向きに取り組む学生さん達の様子はここにも随所に見られ、その真摯さをステキに感じました。

午後には長和町の長久保宿での例大祭で行なわれた大山獅子の神輿を見学です。
生憎の空模様でしたが、熱気と活気が溢れる若い東京農大の学生さんが地元の若衆会の皆さんと担ぐ神輿のなんと豪快なこと!
道中の方々の振る舞いへの御礼に農大名物大根踊りも沢山披露されました♬

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東京に戻る最後の夜、中国農大の学生さん達からステキなサプライズが!
農村体験プログラムのスタッフや宿泊でお世話になったペンションレンガ家のオーナー様へ学生さん達各々から心のこもった謝々のプレゼントがありました。
農夫と農婦の山崎オーナーから中国農大の学生さん達に贈られたアイスワインを片手に乾杯までして頂き感謝の気持ちに溢れてしまいました。

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本年度の東京農業大学国際協力センター様からの農村体験プログラムはこれで終了となりますが、今後来年度もきっと多くの海外の若い未来を担う方々が訪問して下さると思います。

延べ50人ほどの世界中からの若い皆さんを受け入れ、長和町で本当にたくさんの皆様のお力をお借りして素晴らしい体験がご提供できたと思っております。

この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。






7月8日から3泊4日の日程で台湾の国立中興大学の学生さん達による農村体験プログラムが実施されました。
15名の学生さんと引率の先生がお二人、東京農大国際協力センターからは添乗員さんとして職員の方1名と同大学院生の通訳の方、総勢19名の皆様での到着です。

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初日は黒耀石体験ミュージアムでの黒耀石ペンダント作りと、展示室で日本石器時代を黒耀石で学びました。
到着初日にも関わらず皆一様に元気!

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2日目は天候が崩れ、予定していました農作業実習が中止となりまして日本文化の視察となる国宝松本城と諏訪大社秋宮への行程に変更となりました。
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日本人でもなかなか行けない松本城と諏訪大社。
雨天にも関わらず急ぎ足ながらも充実した日本文化観光となりました。

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3日目は立岩和紙の里センターでのソバ打ち体験と立岩和紙によるうちわ作りです。

台湾の学生さんは麺を打つという感覚をご存知で、とても上手に蕎麦を打つ事が出来ました。
お店で提供されているお蕎麦と食べ比べ、そば打ちの技術がとても難しい事も勉強されていました。
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午後は立岩和紙の技術によるうちわ作りの実習です。
日本のお隣である台湾の文化はとても日本のそれと似ているのだと個人的な見解。
鶴が描かれていたり、ピカチュウがいたりととても親近感のあるデザインが目立ちました。

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最終日の今日は鷹山ファミリー牧場さんでの乳搾り体験とバーベキューでした。
小林支配人より、鷹山ファミリー牧場の成り立ちやこだわりを講話頂き、その後には命の学びでもある乳搾り体験。
お昼には鷹山ファミリー牧場産の牛肉を中心にバーベキューで終わりとなりました。

今回の行程には、新しく7月より着任した長和町の地域おこし協力隊員の大内さんが駆けつけて下さり、私と妻が将来的に起業する際に共に起業家として立ち上がる予定の杉本さんも研修生として全行程に参加し、素晴らしい未来を暗示するようなご縁も沢山ありました。

今後、更なる精進とアイデアを基に長和町での素晴らしい未来を固めていきたいと思います。

今回も長和町でたくさんの町民の皆様にご協力とお気持ちを戴いて成功となりました。
怪我も病気もなく、無事に終了できましたのもご協力頂いた皆様のお陰です。
この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。






先日7月1日、待ちに待った第2期の地域おこし協力隊員さんが着任しました!
下記が長和町公式Facebookページにアップされた内容となります。

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【第2期:信州・長和町地域おこし協力隊 大内伸代さん着任!!】7月1日(金)長和町の抱える、少子高齢化、若者の流失、雇用の場の不足、観光事業の伸び悩みなどの課題を解決し、長和町を未来に向けてより元気な町とするため三大都市圏から人材を受け入れ、新しい発想や新しい創造により地域づくりを進める「信州・長和町地域おこし協力隊委嘱式」が行われました。

羽田健一郎町長より委嘱された大内伸代(おおうち のぶよ)さんは、東京都より移住、町内の空き家問題や宿場の賑わいを取り戻す活動を中心に、人口増加施策や特産品開発など様々な地域おこし活動に従事します。

大内さんは、来週より本格的に活動いたします。町民の皆様、温かいご指導またご支援を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

★信州・長和町地域おこし協力隊について
 長和町役場企画財政課まちづくり政策係
 電話0268-68-3111
 メール kikaku@town.nagawa.nagano.jp
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大内さん、以前に青年海外協力隊でアフリカのザンビアで2年間活動されていたご経験があり、長和町が更に海外へのアプローチが可能になったと感じてなりません。
インバウンド対応も今後ますます強化出来るのでは…とワクワクします!!

お人柄も穏和で落ち着きのある趣が。
柔らかいお陽様のような方です。

これからの半年間はご本人の長和町でのこれからを見据えて企画財政課の管轄で様々なミッションに関わる事を何でもトライしてみるとの事。

ワタシTAKAもMAIもおてんばが過ぎるので、大内さんの加入でもっと柔らかく優しくなるのではないかと思います。

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まだまだ緊張気味におられた大内さんでしたが、初日ですからモチロンでしょう。
つい先日まで都内でご活躍されていたようですので、全くと言って良いほど違う環境にも驚かれたかと思いきや、
ご実家のある福島県の生家は、長和町が都会に感じるほどのところと仰っていました!!

田舎の良さをご存知で、都会や海外、しかもアフリカという日本人にはまだまだ馴染まない未知の世界での体験をお持ちの大内さん。
長和町に新しい風を大きく、強く吹かせて下さると感じています。






滞在3日目からのご紹介です。
幸い天候にも恵まれ、3日目の午前中は東京農大の山村再生プロジェクトの皆さんと共に芹沢圃場の横に三町歩もの規模を誇る愛宕山桜公園の整備を行ないました。

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日本とタイの合同作業となり、お互いで班を作っての作業。維持保存をされている地元の皆さんと共に汗を流しました。

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最後には農大生による名物の青山ほとり…通称大根踊りが披露され、タイの学生さんからは十五夜の時に踊るダンスを披露頂きました。


音声がちゃんと録音出来ておらずスミマセン。

午後は、我が町が誇る黒耀石を学べる黒耀石体験ミュージアムでの黒耀石加工実習です。
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この実習には、7月にイギリスのセットフォードへ長和青少年黒耀石大使として渡航する中高生の皆さんによる黒耀石加工指導も行われました。
普段からあまり接する事のない外国人の方々との交流経験が、英国での活躍の一助になると感じるステキな交流となりました。

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黒耀石の歴史を辿り、日本の原始時代からの大きな歴史を学ぶ機会もあり、一同神妙な面持ちで真剣に学んでいました。

最終日の今日は、あいにくの雨模様となり、予定していたかどや自然園さんでの釣り体験が中止となり、一路長門牧場に。
名物のソフトクリームを食べ、お土産を沢山買い込む姿がいよいよ帰京最後の時を感じさせます。

お昼はかどや自然園さんでの昼食です。

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日本食を求めていたとの事で、山の幸がふんだんなかどや自然園さんの食事は大好評でした。
釣りたてのイワナやヤマメを調理して食べる企画が無くなり残念ではありましたが、どうやら満足の様子。
皆さん残さずに食べて下さいました。

その後は一路東京農大へ。
農作業実習では天候にも恵まれ、宿泊地のレンガ家さんでは大変寛げた様子が窺うこともでき、後は日本の農村文化や長和町の良さが伝わっていればと願わずにはいられません。

外国人の方々が訪問されるにあたり、長和町ではその環境整備が必要になってきているように思います。
お土産店での英語表記や、各店や施設などでの外国語対応など、今後多くの外国人訪問者を誘致するにあたりとても大切な事と思います。

今回私ともう一人の隊員であり英語使いのMaiとアテンドしてまいりましたが、やはり適切な語学力はとても大切だと感じました。

更なる進化と成長を遂げられるよう引き続き努力してまいりたいと思います。
来月にも台湾から同じ目的で長和町にたくさんの留学生の方々が訪問されます。
一回一回を大切に、長和町での農村体験が世界基準の日本としてご紹介できるよう進めてまいります。





6月10日より3泊4日の行程でタイのカセサート大学の学生さんが東京農業大学の交換留学生として来日し、農村体験プログラムとして長和町に訪町されました。

早速到着日は立岩和紙の里にて和紙梳きによるうちわ作りです。
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伝統的な和紙うちわ作りに、各人やお国柄が際立つ個性的やデザインが施されます。

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見事に完成しました~!
到着日で疲れも多かった中で、留学生の皆さんの際立つ元気さに感服です♬

そして2日目の今日は、東京農業大学山村再生プロジェクトで運営されている芹沢圃場での農業体験です。

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共同作業で山村再生プロジェクトの一部の学生さんも参加し、定植や播種、草刈機での草刈りやトラクターでの中耕体験など、時期や季節もピッタリ合いまして沢山の農業体験をしていただく事が出来ました。

途中桑の実を食べたりと旬の日本ならではの楽しみも。

実習中は皆さんとても元気で、疲れも見せずに熱心に頑張っていました。

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圃場管理指導員の黒沢さんを先頭に今日の芹沢圃場での集合写真です。
この笑顔と距離感でとてもステキな時間だった事が伝わればとても嬉しいです!