先日9月2日から3泊4日の行程で、東京農大の交換留学生として訪日されている中国農業大学の学生さんが長和町の農村体験プログラムに参加するために訪町されました。
学生さん14名が日本でも大変クオリティの高いぶどうやリンゴを栽培されている農夫と農婦の山崎オーナーやご家族の皆さん、スタッフの皆さんと共に日本の栽培技術の高さに感銘を受けながら、とても真剣に学んでいました。
また、山崎オーナーの計らいで、超高品質リンゴジュースの試飲や、収穫間近のぶどうやリンゴの摘みたて試食などもさせて頂き交流がとても深く出来たと思います。
蕎麦の歴史や調理技術を通じて文化が伝わる過程を感じたり、プロの作る蕎麦と自分達が打った蕎麦の違いに驚きや悔しさに美味しさを感じたりと農村ならではの体験がありました。
また和紙漉きでは、日本の誇る和紙の強度や歴史背景、また現在の使用用途など真剣にその意味を学びながらもとても集中して製作する様子は学生さんの真面目さや直向きさを感じ感銘を受けました。
「一生使えるのが和紙のうちわ」との話からか、思いの深いうちわが皆さん出来たと思います。
黒耀石の産出として名高い鷹山の黒耀石体験ミュージアムでは、日本の歴史を旧石器時代から学ぶ事が出来ます。
また黒耀石を使ったペンダント作りを通じて、一生想い出に残るアクセサリー作りを体験し、長和町での想い出を母国に持ち帰ってもらいます。
直向きに取り組む学生さん達の様子はここにも随所に見られ、その真摯さをステキに感じました。
午後には長和町の長久保宿での例大祭で行なわれた大山獅子の神輿を見学です。
生憎の空模様でしたが、熱気と活気が溢れる若い東京農大の学生さんが地元の若衆会の皆さんと担ぐ神輿のなんと豪快なこと!
道中の方々の振る舞いへの御礼に農大名物大根踊りも沢山披露されました♬
農村体験プログラムのスタッフや宿泊でお世話になったペンションレンガ家のオーナー様へ学生さん達各々から心のこもった謝々のプレゼントがありました。
農夫と農婦の山崎オーナーから中国農大の学生さん達に贈られたアイスワインを片手に乾杯までして頂き感謝の気持ちに溢れてしまいました。
延べ50人ほどの世界中からの若い皆さんを受け入れ、長和町で本当にたくさんの皆様のお力をお借りして素晴らしい体験がご提供できたと思っております。
この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。