これ、服に付いたコチニール色素。

洗ってとれるかな?しんぱい。
コチニール色素と書きましたが、うちの
シンボルツリーのミモザについた「貝殻虫」の汁。

赤色です。
見た目、白い綿。
つぶしてみると赤。
ガーデニングやる人ならだいたいめぐり会って
しまう虫です。

これを駆除したくて木についた白いのを
とってみていたのですが、
あまりに多くてやめました。

この赤色、カンパリソーダの色付けにはじまり、
衣料品の染色やら、口紅やら、かまぼこやらに
入ってます。
赤色の食品の原材料に注視すると、
たまに見つかるので、思い出せたら
チェックしてみて下さい。

健康上害はないなど言われていますが、
気持ち悪いです。わたしは。

そうまでして色を付ける意味がわかりませんです。



で、話は行ったり来たりしますが、


貝殻虫の駆除には、取る作業の他はやっぱり薬です。

どんなものがあるかなーと調べてみたら、
シューっとひとふき!という便利なスプレーが!

まさか、ネオニコチノイドでは?

と、疑ったらやはりそれは、ネオニコチノイド系の農薬でした。


ネオニコチノイド系の農薬は日本で開発され
一時は有機燐系にかわり、人に与える害が
少ないとうたわれていたそうですが、

欧州にてハチが帰巣できなくなる原因の
物質として発表されました。
ハチの神経系に作用される以外に、ヒトにも
影響があるとされて、全面禁止となっている
国もあります。日本では禁止してません。


吉田先生が農業で懸念されている事の
ひとつです。
なんとしても、使わないようにしたいと
おっしゃられていました。


しかし、こんなに身近にあるんですね。
ネオニコチノイドって。
農薬って、遠い存在って思いますけど、
実は知らずに使っていて、蟻の巣を一撃で
退治できるとか、ゴキブリとか、
生活の一部にすっかり埋め込まれています。

こわいですねー。
怖がらせ過ぎとか、大丈夫とかいう人も
中にはいますが、

今、小児がんが増えてるとか、
発達障害の子供が増えてるとか、
不妊とか、うつとか、育児放棄とかって、

何らかの化学物質によって
遺伝子が傷ついて何十年もかけて今、
このような現象が起きているのではないかな
と思うわたしです。


貝殻虫の駆除ですが、
マシン油とやらが原料の有機農法認定農薬が、
あったので、そっちを使ってみようかなと
思います。


どうしてもだめだったら、枯れても仕方ないかな。。

ま、地味に駆除してみます。



ところで、育児放棄ってトキとか、パンダとかも
するよね。自然界でもありそうですけど、
あれって何の意味があるんでしょう。

例えば、この子は後世に残すべき種ではないと
そんな本能からきているのでしょうか?

それとも、親側に問題があるのかな。


育児放棄って人間だけじゃないんだなと
思うとなんだか、自然の不思議を感じます。


長々と読んでいただきありがとうございました。

参考文献
雁屋哲さん
ネオニコチノイド系の農薬
http://kariyatetsu.com/blog/1177.php



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