45歳の誕生日に自分へのプレゼントとして、
おひとりさまホテルステイ＆セミヌード撮影を。
ちょっと長くなりますが、経緯を伝えさせてください。
世界を飛び回り刺激のある非日常と
家に引きこもる静かな日常。
私はこのバランスで生活していたのですが
引きこもる生活だけになってからは
どこか私がなくなっていくような感覚を
覚えるようになっていきました。
本当なら今頃フランスなのに！
本当なら今頃イギリスなのに！
誕生日は日本で過ごしたかった！
そんな悔しくて悲しい気持ちに沈んだり
気分を変えて、今できることをやるしかないよね！
と、感情のアップダウンが結構ありました。
体にも不調が現れたり、不機嫌になったりと
どんどんフツフツとしていったんです。
そんな時、ある方に言われて気づきます。
「母だからとか妻だからだとか
こういう事態だから家族が大切よね、とか
そういう枠に自分でハマっているように見えるけど
それが苦しいんじゃないの？」
・・・そう、そう、そうでした！
役割としての自分ではなく
私が私でいるためのことを大切にしてきましたが
ロックダウンが始まって以降
SNSでアップされる
料理、家庭菜園、ハンドメイド、
子どもとの時間、家族時間、夫婦時間、自宅の様子 など
を見ては、心がザワザワしていました。
私、そんな女子っぽいこととか、家庭人っぽいこととかできないしー。
出張のない生活になり、変化したことと言えば、
- 毎週のピラティスのトレーニングに休まずいけるようになった
- ライティングの勉強にじっくり取り組む時間ができた
- クライアントさん限定グループ「カフェラウンジKimiko」を作って遊ぶ
- 息子を学校送り出すことがなくなり、いつもより遅く起きる
これくらいで、「家族っぽい」ことは何もしていません。
いわゆる「理想の家族像」みたいなこと、
私にはできないんだよねー、と勝手に落ち込んだりしていました。
家族も私にそんなことは求めてないんですが。
できないんでなく、
それを望んでいないからやっていない
この本音に気づいて、
それでもいいやんって自分にOKを出せたら
心がとても軽くなりました。
SNSで見える私へは、
精力的に活動していて元気をもらえます！と
言われることもありましたが、
抜け毛どっさりとか、丸一日食べられなくなったり、
と、ホントはそんな状況でしたよ。
私が他の人を見てザワザワしたように
他の人から見た私も何かザワザワさせるものがあるかもしれません。
自分も他人も見せられるものだけを見せている、のにね。
あなたは大丈夫でしょうか？
周りの人がよく見えてしまって疲れていませんか？
こうしなきゃ、な感覚にとらわれていませんか？
自分が幸せを感じるものと、
他人が幸せを感じるものは、異なります。
だけど、それに気がつかずに
幸せそうに見える他人を見ては、ため息をつく。
それ、もう辞めちゃいましょう。
私のことは私が決めるし、
あなたのことは、あなたが決めれば良いのです。
誕生日が迫ってきて、
自分を喜ばせるものを考えた時に
ホテルにひとりで泊まりたい、と思ったんです。
ちょうど良いタイミングで
シドニーでは6月1日からレストランも開くなど
外出規制が緩和されることになりました。
選んだホテルは、今月中は特別価格のFour Seasons Hotel Sydney。
お部屋の様子はこちらから。
ふと、40歳記念でやりたかった撮影を思い出し、
部屋へ一眼レフのカメラを持ち込み、自撮りしようかなーと。
そしたら、
私の軽くなった思いをキャッチしてくださったのか
フォトグラファーのtobojiさんから、
何かお手伝いできませんかー？とLINEでメッセージが届き。
これは、もしかして、やれってことか！
で、事情を話したら
ぎゃーやります！！！！と即答いただき、
おまけにパートナーのスタイリストTakeshiさんが
スタイリングしてくれることになりました。
こ、れ、は、もっとやれってことか！
でヘアメイクのEmikoさんに連絡をしたら
泡を用意しておくね！と予約完了。
心の中でやりたくないと思っていることは
やろうと思ってもことがなかなか進みませんが
やりたい！と思った時のコトが進むこのスピード感。
久々に味わいました。
そんなこんなで出来上がったのが45歳の記念写真になります。
前置きが長くてごめんね！
クライアントさんたちのグループ「カフェラウンジKimiko」で
一足先に写真を公開したらですね、
素敵ーーー！という声と同時に
私もやっちゃおう♡
私も撮ってもらいたい！
来年の誕生日の過ごし方が決まりました！
って反応が。
共感してくださる人たちが集まっていることを確認しました。
自分の想いを発信し続けるブランディングの効果、大ですね。
クライアントさんとメルマガ読者さんには
たくさん公開済みですがブログでは一枚だけ公開しますね。
（このブログはメルマガの一部抜粋です。登録はこちらから。）
本人より５倍は美しく仕上がってますので、
そこんとこ忘れないようにお願いしますねー 笑
これを実現させてくださった皆様には本当に感謝しております！
ヘアメイク Emiko
フォトグラファーtoboji
スタイリスト＆ジュエリーデザイナーtakessuy
写真は12歳の息子へも見せて、
どれが一番いい？って聞いたりもしました。
じーっくり見て、これかなって答えてくれましたよ。
こういう写真は子どもへは見せてはいけない、
っていうのも違うんだと思います。
そうなら、美術館へも連れていけませんよね？
いつか、ここであなたにお会いできる日を楽しみに、
私は私らしく、あなたもあなたらしく。
ではまた。See ya!
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