ぼーっとしているようで、じつはよだれがたれそうになるのを我慢しながら夕食の献立を考える帰りの電車のなか。月曜日はよつばの個配の曜日で、今日何が届くかもしっかり頭に入っている。
白菜と鱈を鍋じたてにしてすだちと大根おろしでたべるのにしようっと、と気持ちが固まった矢先、
ぴろりろりー
夫からのメールだ。
「今日は、晩御飯はいりません。」
あらま。
それじゃあ、たまにはこどもが喜びそうなメニューにしましょうか。
と、こどもメニューへシフト。
5歳になったばかりの娘は、好き嫌いがない。
子供ならだれしも苦手であろう、ピーマン、人参、なす、ししとうなどは娘の大好物だし、親子丼をすれば三つ葉を上に散らしても、さんまを焼けば大根おろしとスダチをしぼっても、「あっちゃんにもかけて」と言う。
夏にはゴーヤーまで食べたのには驚いた。
小さい時から、とにかくなんでも食べさせたからというのもあるが、思うに、
血は争えない
というのがしっくりくる。
なにしろ食いしん坊の両親をもつだけに、娘もきっと筋金入りの食いしん坊に違いない。
だから、なーーーーんでも食べるのだ。
さて、そんな娘でもやはり5歳の女の子。
クリーム系も大好き。
そこで、今夜の献立は、鮭のクリームシチューにきまり。
ホワイトソースをつくるときの小麦粉を少し多めにして、ぽってりしたソースにするとこども受けがいい。
秋鮭のピンクがまた、女の子にはうれしいものらしい。
ル・クルーゼのお鍋を使うようになってからは、ホワイトソース作りで失敗することがなくなった。
おいしいねー、お芋が甘いねー(ジャガイモの他にサツマイモもいれてみたのだ)、といいながら2回もおかわりをした娘。
だが、食べ終わってひとこと、
「でもさー、あっちゃん、今日の給食もポトフだったんだよなー。夜ごはんもシチューかあ。」


