中国のシャドーバンキング。崩壊の序章? | 日給1000万円の大富豪に投資とビジネスを学ぶために、日本の大企業を辞め、マレーシアに渡り、10年で1億を目指すブログ

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こんばんは。
「がの」です。


先日ニュースを確認していたら、


▼シャドーバンキング拡大の恐れ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N03MVW6TTDSI01.html


という内容のニュースが
入ってきました。


シャドーバンキングが絡んでいる
金融商品、、、510億円規模のものが、
デフォルトになりかけた・・・


という内容です。


いよいよ、、、
シャドーバンキングのリスクが、
表面化するのでは?? と不安を覚える内容です。



ところで、
昨年から、よく言葉を聞くようになった
「シャドーバンキング」ですが、


2014年は、、、
中国経済がこのシャドーバンキングのせいで、
どうなるか?? 随時、ウォッチが必要だと
思っています。


ただ、皆さん。
この「シャドーバンキング」


よく聞くけど、
どういうものかご存知ですか?


内容を知っていたら、
本当に中国がやばいと
理解できる代物です^^;


今回はこれを簡単に説明したいと思います。


中国はここ10年。
GDP成長率7~8%という
高成長を続けています。


しかし、驚くべきことに、
この数年間の間、、、


需要が供給を
上回った事がないそうです。


通常、、、経済成長とは、


物を欲しい人が増える

それに対して物を作る人が増える。


つまりは、
供給<需要 が成り立って、
徐々に成長するはずなのですが、


中国はその
通常の経済成長ではないようなのです。


じゃあどうして成長するの?


GDP成長率の主な要因は
不動産なのです。
不動産価格ばかり値上がりしているため、


庶民の需要は
特に上がってないのです。


需要が供給を
上回らないとどうなるか?


デフレですね。。。
中国国内の工業は価格競争が激しく、
日本では信じられないような値段で、
製品が作られています。


日本の300円ショップの製品は、
中国で原価30円だそうで^^;


製品が売れないから、
起業努力で価格競争が起こり、
それでも、需要が増えない。。。


中国の供給過剰の製造業は、
非常に貧窮しているわけです。 


それでは、
製造業の人達は、
生き残りをかけて何をするか?


ここで
シャドーバンキングという
仕組みがでてきます。


銀行→工場→デベロッパー(不動産業者)


という流れでお金が流れます。


銀行は工場に
5%でお金を貸します。


借りたお金を
工場はデベロッパーに20%で
貸します。


そこで、工場は15%の利ざやを取ります。
本業よりはるかに儲かります。    


製造業をやるべき工場が、、、
裏で隠れて、金融業をやっている。。。
これがシャドーバンキングです。


今の説明ですと、
デベロッパーは、
工場にお金を借りるのではなくて、
直接、銀行に借りればいいじゃん!!


という話になりますが、


銀行にお金を借りれない、
信用力の低いデベロッパー達が、
工場からお金を借りるのです。。。


このシャドーバンキングが
非常に、、、中国の中で、
ややこしい問題になっています。。。


それでは、今日は
この辺で!


以上、
「がの」がお送りしました(^o^)/