<つるやオープンゴルフトーナメント
初日◇19日◇山の原ゴルフクラブ 山の原コース(6,767ヤード・パー71)>
先週使用していたT字パターから今週は新しいL字パターに変更する等、
パッティングに試行錯誤を続ける石川遼。この日開幕した
、国内男子ツアー第2戦「つるやオープンゴルフトーナメント」でも
パッティングに苦しんだ。
INコースから出だしした石川は、10番で短いパーパットを決めきれずボギー発進。
14番でも微妙な距離のパーパットが決まらずスコアを落としてしまう。
其れでも、15番パー5では3打目のバンカーショットをベタピンにつけ
バーディを奪取。18番でも大勢のギャラリーが見守る中、
セカンドショットを約2メートルにつけ2つめのバーディを
奪いイーブンパーで折り返す。
このまま後半もスコアを伸ばしたかったところだが、
2番パー3でティショットをグリーンオーバーさせるとこれを寄せきれずボギー。
続く3番ではティショットを曲げ、右の土手下に落としてしまうが、
52度のウェッジをロブショット気味に振りぬきチャンスにつける。
とはいえ、これを決めきれず、逆に4番では3パットのボギー。
6番で取り返すも最終9番では3打目のバンカーショットを
寄せきれずさらにスコアが後退。2オーバー81位タイと出遅れた。
スコアカード提出後はパッティング練習に直行した石川。
そこではエースパターのオデッセイのL字を使用し念入りにストロークをチェック。
「エースパターを使うことにより、どういうミスが出るかを確認した」と
修正に余念がなかった。
この日は「右に押し出すミスが多かった」と言う石川。
ミスが出たのはパターのせいではなく、「自分のミスだと思居ます。
クラブが難しいわけでは無いので」。明日、巻き返しを図るには
パッティングの修正が急務。なお、明日使用するパターは
「明日の朝決める」とのこと。ショットでは見せ場もつくった石川。
かみ合えば、まだ十分に巻き返せるチャンスは有る。
【初日の順位】
1位:片山晋呉(-9)
2位:小田龍一(-5)
3位T:金亨成(キム・ヒョンソン)(-4)
3位T:ハン・リー(-4)
3位T:白佳和(-4)
3位T:川村昌弘(-4)
3位T:チャワリット・プラポール(-4)
8位T:藤田寛之(-3)他9名
18位T:金庚泰(キム・キョンテ)(-2)他8名
44位T:池田勇太(E)他22名
81位T:石川遼(+2)他21名
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