さて、TeX!分割してやろう! | 迷走する個人研

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LaTeXの文書量が多くなってきて「あー、エラーメッセージ長いな~」とか。
なりますよね~。


枚数が10枚以上のレポートとなると、どうしてもエラーの量が増えてしまいがちです。
(私の不注意が多いだけかもしれませんが……)


そんななか、私は「そんなの気合でカヴァーすれば問題ナッシィング!!」とかやってました。
すると、某先輩から「分割しろよ」と言われ、俺「え!んなことできるの!?」





できるみたいです。





某先輩「考えろよ」。俺「マジかよ……oh」





というわけで、分割しましょう。
分割というのも簡単にできてしまいます。結合も楽にできるみたいです。

まず、

%------元の文章------
\documentstyle{jarticle}
\title{タイトル}
\author{著者名}

\begin{document}
\maketitle
\tableofcontents

\section{Aのセクション}
\subsection{Aのサブセクション}
ファイルAの内容です.

\section{Bのセクション}
\subsection{Bのサブセクション}
ファイルBの内容です.

\end{document}
%------ここまで------


これを2つのtexファイルに分けましょう。
texファイルAtexファイルBに分けます。


%------ A.tex -------

\section{Aのセクション}
\subsection{Aのサブセクション}
ファイルAの内容です.

%-----ここまで------

%------ B.tex -------

\section{Bのセクション}
\subsection{Bのサブセクション}
ファイルBの内容です.

%-----ここまで------

さて、これでファイルを2つに分けられました。
あとは、こいつらを統合してやりましょう。
もうひとつ、統合するためのファイルであるtexファイルCを用意します。

%------ C.tex ------
\documentstyle{jarticle}
\title{タイトル}
\author{著者名}

\begin{document}
\maketitle
\tableofcontents

%ファイルA.texをインプットする
\input{A.tex}

%ファイルB.texをインプットする
\input{B.tex}

\end{document}
%------ここまで-----

これで、C.texファイルに対して

$ platex C.tex

$ xdvi C.dvi

を行うと, うまく行くはずです.



【注意】
として, 読み込むファイルのA.texB.texには

\documentstyle{jarticle}


\begin{document}
\end{document}

を付けないでようにしてください.
(platexが通りません)