南天群星4


彼らはデビューから1年半、2枚のアルバムと5枚のシングルを出した時期、メディアへの出演の一切を一旦やめて、音楽作りに没頭すると発表します。1980年の11日から半年間メディアへの出演を一切行いませんでした。

 

代わりにレコーディングに集中してシングルを連続して出す事にしました。企画名称を「FIVE ROCK SHOW」として19801月からレコーディング開始して2月から7月まで5枚のシングルを発売します。

 

1980221 6thシングル

「涙のアベニュー」「Hey! Ryudo! (ヘイ! リュード!)」発売

 

1980321 7thシングル

「恋するマンスリー・デイ」「青い空の心(No me? More no!)」発売

 

1980521 8thシングル

「いなせなロコモーション」「LOVE SICK CHICKEN」発売

 

1980621 9thシングル

「ジャズマン(JAZZ MAN)」「ひょうたんからこま」発売

 

1980721 10thシングル

「わすれじのレイド・バック」「FIVE ROCK SHOW」発売

 

 

この間に

1980321 3rdアルバム

「タイニイ・バブルス」発売

 

精力的に音楽を作り発表して行きます。

が、気づくでしょうか。この間のシングル曲は正直ヒットしませんでした。デビュー以来ヒット曲を連発して来た「南天群星」にとって初めて味わう状況です。

ただ、彼らはメディアから離れて音楽作りに没頭できた時間が非常に充実した有意義な時間だったと感じていました。

 

K君はエンターテナーではあっても正統派の芸術家という評価は受けにくいかも知れませんが、実は真っ直ぐに音楽に向き合いたい音楽大好き男子なのでしょう。意外と音楽に対しては真面目でストイックなのだろうと思います。

 

世の中は冷たいです。

たった半年メディアから離れただけで世間からは忘れられたかのように

 

19801121 11thシングル

「シャ・ラ・ラ」「ごめんねチャーリー」

 

1981621 12thシングル

Big Star Blues」「朝方ムーンライト」

 

1981721 4thアルバム

ステレオ太陽族

 

と、デビューからヒット曲を連発して来たバントとしてはヒットに恵まれない時期を送ります。

 

「南天群星」はシングルで発売してもアルバムに収録しない曲が多いミュージシャンです。この時期のシングルはアルバムに収録されていない曲が多いので、聞く機会が少ないと思います。隠れた名曲が多いのでオススメします。

 

1981921 13thシングル

「栞のテーマ」「MY FOREPLAY MUSIC」発売

 

「栞のテーマ」は今では「南天群星」を代表するバラードとなりファンでなくても知っている人気の曲になりましたが、発売当時は全く売れませんでした。

 

「南天群星」は55枚のシングルを発売しています。売り上げトップは約300万枚を売った「TUNAMI」です。300万枚は異常ですが、100万枚を超えるミリオンセラーを5曲出しています。

それに比べて52位~55位の下位4曲は6万枚に満たない5万枚代の売り上げに終わっています。

オリコンサイトで調べたら「栞のテーマ」は52位で54,615枚の売り上げのようです。もっと売れていると思っていました。

6thシングルから13thシングルまでの間は「南天群星」のシングル売り上げが落ちた時期です。決してダメな曲を作っていた訳ではなく、売れなかった理由も正直分かりません。

 

意図的かどうかは分かりませんが、この時期に「南天群星」がマスコミの話題の中心になるようなイベントが行われます。