2011年4月12日 他のSNSに投稿した日記の転記


太郎
「アイデンティティーってどんな意味だと感じてる?」

花子
「何?突然?びっくり!
アイデンティティー?!そう言われると上手く説明できないなぁ。自分らしさとかプライドとかを形づくるものかな?そんなイメージ。
それに!関係ないけど最近のカタカナ語キラ~イ。鼻につく…。」

太郎
「たぶん…。日本語にピッタリと対応する言葉がないんだろうね。辞書調べると…。
◇同一性、自己同一性
◇共同体への帰属意識
なんて書いてある。で?つまり、どういう事?って感じだね。
アイデンティティーって実はすごく重要だど思っているんだ…。」

花子
「ん…。で何?!」

太郎
「心理学で言う自己同一性。過去の自分と今の自分が同一人物だと理解できること。つまり同一人物である自分が継続的に存在していると理解できる感覚をアイデンティティーって言うみたい。欠落していると心理学で議論される多重人格障害などの症状が起きる。」

花子
「普通みんな過去の自分と今の自分は同一人物だと思っていると思うけど違うの?なら、超びっくり!!」

太郎
「今のは心理学での狭義の意味かな。普通は同一だと感じられるはずけど、実はそうではない人がいることに学者が注目したみたい。
アイデンティティーってのはもう少し広い意味でも使うと思うし、そっちの方が大事。
アイデンティティーは建物に例えると基礎の部分。性格とか個性とか人格とかは地上に見えてる建築物。普段の生活では本人もほとんど存在を意識しない。そんなのがアイデンティティーかなぁ…と思ってる。」

花子
「なんとなくは分かる…かな。」

太郎
「人は集団生活の中で幼少期から
◇上下の人間関係
◇理不尽な物への怒り・妥協
◇出会い・別れ
◇恋愛
◇差別・平等
などの現実を無意識に経験し積みあげ成長して行くものだと思うんだけど、思春期をむかえる頃の若者はこれらの現実を受け入れるべく悩み苦しみ一度乗り越える。世の中の無情と無常を知り、甘えを断ち切り自立する。
その時に自分が自分であることを自分で認める。もっとベタに言うと自分で自分のこと少しだけ好きになる。
これぞ正しくアイデンティティーだと思っているんだよね~。」

花子
「分かる気がするけど、ちょっと難しいかなぁ~。」

太郎
「思春期にアイデンティティーの全てを確立するわけではないとは思うけど、基礎工事は建物を建てる前じゃないとできない。
思春期に何らかの体験をしてベースを築いておかないと、基礎なしの建物を建て始めてしまい浮き草のようになりかねない。基礎は頑丈であればあるほど良い。」

花子
「確かに基礎がしっかりしていれば掘っ建て小屋でも高層ビルでも建てられるね。」

太郎
「で…これからが本題。
◇共同体への帰属意識
ってあるじゃない。実は日本人はアイデンティティーをこっちの意味で使う人がほとんどじゃないかな…。」

花子
「えっ!今から本題…?!
まぁ帰属意識っ言われるとしっくりはくるかなぁ。確かにそんな意味で使うかも。」

太郎
「日本人としてのアイデンティティー、なんて言い方は日本を構成している各個人からすると確かに帰属意識という説明になるけど、本来は日本国のアイデンティティーなんだと思うんだ~
日本国として脈々と歴史を積み重ね経験してきた過程で基礎になるもの。
個人が基礎として持つべき認識と同じく、国という集団が持つべき基礎になる認識、即ちアイデンティティー。
で、個々の人からみると帰属意識と説明されるのかなぁと。」

花子
「ほ~。何かうまい事言うね。でも、それってホントなの?」

太郎
「知らな~い…。」



※当然ですが作り話です!!
(続)