中学二年生の時、英語の授業でビートルズの曲を聴かされたのが全ての始まりだった。
ビートルズを聴く前は音楽に大した興味がなかった。テレビ等で流れる音楽に感動することはあったが、CDを購入したりはしたことがなかった。
そんな自分が初めて音楽に衝撃を受けた!
あの時の衝撃は今でも昨日のことのように‥‥月並みな表現だが、‥そう!本当に昨日のことのように思い出す事ができる。
中二の四月のあの日以来、ビートルズを聴かなかった日はない。特に中学時代は暇さえあればビートルズを聴いていた。どの曲も僕の心を掴んで離さなかった!あらゆる瞬間が瑞瑞さに満ちていた!
最初に聴いたアルバムは主に1962年から1966年までの代表曲を網羅したベスト盤、俗に言う赤盤だった。
CDを購入してみたかったが、その時は金欠だったので仕方なくTSUTAYAで赤盤を借り、母親のWALKMANに入れた。
それから数ヶ月、毎日その赤盤を聴いていた。学校から帰ってきた後、車内で、塾の帰り‥‥本当に狂ったように聴いてたな笑
音楽だけでは満足できなかった。スマホや本でビートルズのことを片っ端から調べまくった。「この曲はジョンレノンが彼の自宅で1965年に作曲しました」 「このアルバムはアメリカで8週間一位を記録しました」みたいな情報をとにかく集めまくったのだ。
すっかりビートルズに魅せられた自分は初めてCDを購入することを決意した。
既にビートルズの全アルバムの名前を覚えていて、その中で一番評価が高いと色々な所に書いてあった「Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band」というアルバムが欲しくなった。
遊びに来た祖母と一緒にタワレコへ繰り出した。
「遂にビートルズのCDを自分のモノに出来るんだ!」
顔には出さなかったが、めちゃくちゃウキウキしていた。
サージェントの輸入盤‥‥歌詞カード等は入っていなかったが、それで十分だった。僕はそれを購入した。
このアルバムは1967年のアルバムで、アルバム全体がある種の一貫性を有している 所謂コンセプトアルバムの走りなのだが、当時の自分はコンセプトアルバムが何を意味するのか、みたいなロックの細かな部分を全然理解していなかった。そんな自分でも、このアルバムの持つ革新的な音の波を感じることは出来た。本当に素晴らしい体験だった。聴いたこともない摩訶不思議な音の連続。まるでサーカス会場に迷い込んでしまったかのような気分に陥り、ひたすら陶酔したものだった。
全曲僕の宝物だ。このアルバムに出会っていなかったら、今でも音楽の持つ素晴らしさに気づけていなかっただろう。本当にこのアルバムには感謝している。
現在高校三年生になった自分だが、今でもこのアルバムを聴く機会は多い。昔のような熱い衝撃を感じることはさすがにもうないが、自分の洋楽ロック人生「まだ数年だが笑」の原点としてのこのアルバムに何か特別な感情を抱いているためだ。
死ぬまでビートルズファンであることを確信している。本当にビートルズと出逢えて良かった。ありがとうビートルズ。ありがとうサージェント。
Those were the days!!!
↓特にお気に入りの曲を何曲か
↑ジョンが息子ジュリアン・レノンのお絵描きから着想を得て作曲したサイケデリックロックの傑作。ジョンの音楽的才能が頂点に達した瞬間。
↑ジョンが骨董屋で偶然発見した19世紀のサーカス団のポスターに着想を得て作曲した曲。ジョンは後年、この曲は駄作と切り捨てているが、個人的にはこのアルバムのベストの一つ。
↑ジョージハリスン作曲。もし瞑想しながらこの曲を聴いたら、違う世界に行っちゃいそう笑
↑ジョンとポールの共作。途中のオーケストラが壮大でアルバムのラストに相応しい。僕は中3の時にこの曲を学校で流して皆んなの顰蹙を買った。この曲は少し不気味過ぎたのだろう‥。
では、さよなら。

