絵と写真 その2 | ジョニヲのカメラあそび

ジョニヲのカメラあそび

JHONNY OH! ism.(ジョニヲイズム)
ストリートを中心に写真を撮り続けています。
カメラと写真について自己満な世界を全開で語っていきたいと思います。
Camera:MINOLTA / SONY / RICOH / OLYMPUS / & more
Lens:ZEISS / ROKKOR / Voigtländer / Zuiko / & more

 

 

ジョニヲです。

 

前回の話は、私が自分のお小遣いで購入したファーストカメラの話でした。

中古カメラ店の店主の言葉で、「写真」と「絵(画)」とを、区別して使っていた話でした。


絵と写真の続きです。

 

私のカメラ人生を振り返って、

「写真」と「絵(画)」を区別して意識しだしたのがいつ頃なのか?

そんなことを考えてみました。

 

小学生の頃からカメラを持って写真撮影を楽しんできました。

もちろん最初はフィルムカメラ、一眼レフ、コンパクト、写ルンです、チェキなどなど

いろいろなカメラで撮っていたのは「記録的な要素の高い、普通の写真」。 

今、この瞬間の記録でした。

 

友達や、家族、運動会などの学校行事、旅行、趣味のバイクや車など、

その瞬間の記録でした。

 

現在のカメラでの写真撮影は、記録だけでなく

「絵作り」といった意識の元、撮影しているので、

当時のころの記録写真とは、シャッターを切る瞬間の

「気持ち」「想い」が全く違います。

 

では、何時、どんなタイミングで、

現在の「絵作り」的な写真の撮影が始まったのか?

 

私は、そのタイミングが訪れたのは、デジタルの時代に入ってからです。

初デジカメは、1998年3月発売の FUJIFILM FinePix700 でした。

150万画素で10万円くらいしたと思います。 

新品をソフマップで購入しました。

購入の目的は、WEBサイトに自分の描いている「絵画、イラスト」を

掲載するためでした。

このカメラで、家族写真などを撮った記憶がありません。

 

2002年、400万画素のFinePixシリーズ FinePix F401 に買い替え

この時も、デジカメの目的はWEBサイトへ「絵画、イラスト」の掲載でした。

この FinePix F401 の外観スタイルは気に入っていたのですが、

私との相性というか、フィーリングが合わなかった為、

2003年に SONY DSC-T1  を買い増ししました。

 

冒頭の写真のカメラが SONY DSC-T1 です。

このT1との出会いが、私の写真撮影を大きく変えたカメラです。

薄くてポケットにも入る、起動が早く、500万画素でプリントにも十分耐えられる、

素晴らしいカメラでした。

ZEISS(レンズ)との出会いも、このカメラからでした。

 

自分は、

学校の部活、スクール、専門学校でカメラを学んできたわけでもなく、

カメラと、写真撮影は、「記録」だった為、

好きな写真家も当時は居なく、写真集を見ることもありませんでした。

 

そんな自分が、ふと「絵を描いている感覚で撮影したらどんな写真が撮れるんだろう?」と、

思った瞬間があったのを今でも覚えています。

そこらじゅうを「絵を描いている気持ち」で撮影する楽しさを知ったのです。

ポケットにT1を忍ばせ、散歩、撮影に街に繰り出したりして楽しんでいました。

いつも、T1を持ち歩いていました。 

その頃に撮影した写真は、またの機会にアップすることにします。

 

ちょうどその頃、2004年にインターネット交流サイト「mixi」が始まり、

そこで、多くのアマチュアカメラマンの方との出会いもあり、

カメラライフの新しいスタートとなりました。

 

今、このブログを書いていて、思ったこと。

このT1から、デジタルでもSONYを使うようになり、

この後の2006年に、コニカミノルタがカメラ事業撤退、

SONYが継承することになりました。

2006年7月に SONY α100 が発売となりました。

因みに、私のデジタル一眼は SONY α200 から使っています。

 

minolta SR-T 101から始まり、ずっとミノルタ派で来ています。

振り返ると、中古店で初めて小遣いで購入したミノルタとの出会い、

デジタルカメラで SONY DSC-T1 との出会い、本当に良かったと思っています。

 

では、また。

 

ジョニヲ