マスボクシングで直撃してしまう原因 | ラッキースターボクシングクラブ

マスボクシングで直撃してしまう原因

昨日書いたマスボクシングの話の続きです。
マスボクシングでパンチを止めずに直撃してしまう原因について、
「練習目的を勘違いしている」があると書きました。
今回はまた別の原因について説明します。

「当てるつもりがないのに当ててしまう」と
いう方がいらっしゃいます。
当ててはいけないとわかっているけど、当ててしまうのです。
それは、パンチを止めることができない、
パンチをコントロールすることができないのです。
それは、腕力でパンチを打っているためです。
ボクシングのパンチは全身出打ちます。
腕だけで打つものではありません。
うちのジムも、どこのジムでも、
また、高校や大学のボクシング部でも、
全身で打つフォームを指導しています。
しかし、勘違いをされる方がいらっしゃいます。
強いパンチは腕力で打つものと考えるのです。

腕の力でパンチを打つと、
パンチをうまくコントロールできません。
特に距離を調整することができなくなります。
そのため、止めたつもりであっても当ててしまう、
距離感がうまくつかめていないのです。

また、腕に力がこもることで、
パンチの伸びる距離が短くなってしまいます。
上半身に力みが入り、体が前に出てしまいます。
射程距離を縮めようとして、
不要に相手に近づいてしまいます。
それにより、相手はパンチを止めているのに、
自分から当たりにいってしまうことになります。
特に、腕力でパンチを打つ方は、
ガードがおろそかになっていることが多くあります。
そのため、相手が止めているパンチに、
自分から前に出て当たりにいくわけです。
相手にパンチを当ててしまうだけでなく、
自分から当たりにいってしまい、
両面で危険があります。
今一度正しいフォームを練習しましょう。


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