脱サラでジム経営ができるか? | ラッキースターボクシングクラブ

脱サラでジム経営ができるか?

25日の日曜日は終日自主トレーニングとなります。
自主トレであってもチケットは必要なので、必ず提出ください。

25日は午前11時から開館します。
終業はいつもの日曜日と同じく午後7時です。


昨日は椎葉さんと金光さんが指導に来て下さいました。
いつもありがとうございます。

非常勤トレーナーは常時募集してます。
詳しくはトレーナー募集のコーナーをご覧ください。


うちのジム、ラッキースターボクシングクラブの経営権を売却いたします。
私、佐藤は、ジムの運営・指導から離れることにいたしました。
引き継いで下さる方の募集を始めてます。

会社員の方から「脱サラしてジム経営をやってみたい」と

いったお話を頂くことがあります。
私としてはあまりおすすめできません。
会社員として安定した収入を得て、

安定した生活を続けておられるのなら、
それを捨てることはないと思います。
会社の仕事でいやなことや、きついと思うことや、
しんどいこともあるのかもしれません。
しかし、くじけずに乗り切りましょう。
自営業の立場になれば、気に食わない上司はいなくなります。
意にそわない職場の方針に合わせるために、
自分の気持ちを押し殺す必要もありません。
自分の思うままに方針を決めて、進めることもできます。
なんといっても、ボクシングが好きな方であれば、
「好きなことを仕事にできるなんて幸せだ」と思われるでしょう。
しかし、その反面、収入の保証はなくなります。
かかる経費以上の売上を確保できないと、
収入どころか持ち出しになる可能性だってあるわけです。
そして、「好きなこと」であっても、それを仕事にすれば、
事情が大きく変わってくるものです。
好きなことに対する自分のこだわりを捨てなければならなかったり、
目をつぶらなければならないこと、
逆に直視して立ち向かわなければならないこと、
身を切るような思いをすることも多くあります。

会社員の方からすれば、個人事業者は自由に見えるかもしれません。
しかし、実情はそうでないことが多いです。
たとえていうなら白鳥ですね。
白鳥が水面を進む姿は優雅で美しく見えます。
しかし、水中の見えないところでは、
両足をすさまじく激しく動かして水をかき、進んでいます。
「足掻く(あがく)」ですね。
自営業者、中小零細企業のオーナー社長のほとんどの方は、
社員よりも多くの仕事量をこなしてます。
もちろん仕事の内容は違いますが、生産性は最大になっているはずです。
そして、仕事に対する責任もケタ違いです。
勤務時間など決まっていないことがほとんどです。
それらをする覚悟がないと、事業運営はできないでしょう。

関連することですが、会社員の感覚を捨てられない方には困難です。
「月にどれくらいの収入になるのですか」
「これまでの収支を教えてください」
という問い合わせには、厳しい返答をしています。
毎月かかる固定経費やスポットの経費についてはお知らせしますが、
売上は一切非公表としています。
よく考えてください。
私に対して投資をするとか、融資をするのであれば、
収支状況はその判断材料として必要でしょう。
しかし、ご自身がこれから事業を始めるのです。
ハードとソフトの基本は揃ってますが、

自分でこれから作っていくわけです。
過去の数字を考える必要などないでしょう。
正直なところ、ジム単体で赤字になったことはありません。
しかし「自分がやってもそのくらいの売上はあるのだろう」
などと考えられては困ります。
月にこれくらいの経費がかかる、では、自分の収入分も上乗せして、
これくらいの売上が必要になる、
では、どのような動きをとるべきか、といった考えをすべきです。
出勤すれば給料がもらえるという会社員の感覚を捨てて、
泥にまみれてあがく覚悟がないと、

事業を成り立たせることは難しいでしょう。


本日の体験入会の受付は午後5時から午後9時まで行ないます。
予約は不要ですので直接お越しください。
予約を希望される方はご予約を受付いたしますのて、
メールまたは予約用メールフォームでお知らせください。
いつもどおりの受付ですよ。

 

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