初勝利は初○○より感動と快感が大 | ラッキースターボクシングクラブ

初勝利は初○○より感動と快感が大

昨日は試合があったため、
ジムは終日自主トレーニングとさせて頂きました。

その試合ですが、3名が出場いたしました。
結果詳細についてはジムに貼り出しておきます。

遠方であるにもかかわらず、
金光さん、芳澤さん、建部さんが応援に来てくださいました。
ほんとに助かりました。
ありがとうございます。

年末にかけてまだ何回か試合の機会があります。
選手登録と医事関連の手続きが必要なものがほとんどですが、
選手登録がなくても出場できる練習会もあります。
それらの開催予定の告知や申込はすべてジム内で行ないます。
ただし、高知の同盟ジムの面々や、福岡や東京在住の練習生に関しては
メールで要項を送るなどいたします。

その試合に関してですが、
市民大会等のワンマッチの大会や、練習会については
要件をみたしておればどなたでも出場させる方針でいます。
一定の練習期間があり、選手登録等の必要な手続きがなされていれば
出場してもいいということにします。
なので、練習を始めて数か月しか経過していないとか
そういったことでなければ出場を認めています。

そのようなわけで、うちのジムの場合、試合に出ることはわりと簡単です。
週に1回とか、月に数える程度しか練習に来ていない方が
「試合に出ます」と言っても何も言わず認めます。
ただ、試合に出ることは簡単ですが、
勝つことは簡単なことではありません。
はっきり言いますが、それまで試合出場経験がない方、
あっても数戦程度の方が、週に1回とかその程度の練習ペースで
試合に出ても、まず勝てることはありません。
勝ち負け以前に、試合として成り立たないこともあります。
一方的に打たれまくって、ストップがかかって終わるとか、
そんなことですね。

そうなるだろうと予想していても、私は希望者を試合に出します。
理由は、試合の厳しさ、勝つことの難しさを
身をもって思い知ればいいと考えるからです。
口で言われても納得しない方もいるでしょう。
中には「出たいのに出してもらえない」と文句を言う方もいるでしょう。
何を言われようとつっぱねればすむことですが、
それよりは自分自身で自分の甘さを痛感してもらうことが
いちばんいいと思ってます。
何もできずにぶざまな形で試合を終えて、
次は十分な練習をして試合に臨もうと決めて、
また挑んでもらえればいいと思ってます。

その考えかたは危険ではないかとおっしゃる方もいるでしょう。
確かにそうですが、私は本人の
「出たい」という気持ちを優先して考えます。
ただし、1か月や2か月の練習経験では
どうあっても出場を認めることはありません。
また、全国大会の予選や選考会等については、
まったく別の方針をとってます。
週1回程度の練習しかしていない方に
それらの出場を認めることはありません。
これまでに全国大会出場経験があるとか、
それに準ずるレベルや戦績があるなどであれば考慮しますが、
そうでなければそれらの出場を認めることはありません。

市民大会や練習会は、選手権大会やその選考会と違い、
より多くの試合経験を積ませる、育成をする目的が強いものです。
そのため、「自分の未熟さと練習の必要性を自分自身で思い知る」
ことも いい勉強になると思うのです。
周囲に言われるよりも、自分で実感したほうがいいでしょう。
実感して、次は同じことにならないように懸命に練習して準備する、
それも成長であり、育成のひとつだと思います。

ただ、たとえ市民大会や練習会であっても、
出場希望者が「週1回の練習だけど試合に出たい」方1名のみ、
またはそのような方ばかりである場合は出場申込を却下します。
試合となればトレーナーの皆さんが
応援やお手伝いにいらしてくださいます。
私も手続きの他、当日は早朝から現地に出向いて
運営の補助や審判を行ないます。
少なくともそれだけの人員が動くわけです。
いいかげんな気持ちで試合に出る方のために
それだけの方が動くことには、はなはだ抵抗を感じます。
特に、休日であるのにわざわざ応援やお手伝いにいらしてくださる
トレーナーの皆さんに気の毒に思います。
毎日、あるいはそれに近いくらい
懸命に練習されている方が試合に出るなら
「よし、いつも顔を合わせているあの人が出るなら応援に行こう」
と思えますし、
「あれだけ練習されてたんだからなんとか勝たせたい」
と熱くもなります。

なので、試合に出たいと思われる方は、
とにかく懸命に練習してください。
「よし、いつも顔を合わせているあの人が出るなら応援に行こう」
「あれだけ練習されてたんだからなんとか勝たせたい」と
思われるくらい、練習してください。

練習しても勝てるとはかぎりません。
毎日熱心に懸命に練習を続けて試合に挑んで、
それでも負けた方は少なくありません。
しかし、練習しなければ勝てません。
勝ち負け以前に試合の形にならないようなことにもなりかねないです。

週1回程度の練習しかせずに試合に出て、それでも勝てるとすれば、
相手がそれ以上に練習をしていなかった場合くらいです。
ただ、そんなケースはほとんどない、皆無に近いでしょう。
なぜなら、選手を試合に出している競技団体のうち、
たぶんうちのジムがいちばん試合出場基準を甘くしているからです。
学校関係はもちろん、
他のジムは週に1回程度の練習しかしていない方に
試合出場を認めることはないです。

試合で勝利を得たいなら、懸命に練習してください。
その練習が実って勝利を得た時、
ものすごい快感が体の底からわき起こります。
「勝ちの味」とよく言われるものです。
それは、言葉で表現できないような
喜びと感動の入り混じった気持ちです。
たとえるなら、私は現役選手の頃、勝利を得るためなら
1か月か2か月くらい過酷な練習と
食事や水分制限の減量を続けてのたうちまわってもいい、
くらい思ってました。


体験入会ですが、まあいわば「初回の練習」になります。
「ボクシングってこういうものなんだよ」と
練習内容のところどころを
つまみ食いさせるような形ではありません。
体験入会を経ずに入会される方の初めての練習も、
体験入会にいらした方の初めての練習も内容は同じです。
手抜きや片手間の対応や、
適当にやっときゃいいやの感覚はまったくありません。
懸命に全力を尽くして指導します。


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