目標は「出る」ことでなく「勝つ」こと | ラッキースターボクシングクラブ

目標は「出る」ことでなく「勝つ」こと

昨日は芳澤さんと椎葉さんが指導に来てくださいました。
いつもありがとうございます。

いつも思うのですが、時間を見つけてきてくださる皆さんには
ほんとに感謝してます。
ご自身の練習をしながら、
指導もして頂くといった形でやってもらってますが、
指導は適当に形だけやっておいて自分の練習をメインにしてやろうとか、
そんな様子はかけらほどもないんですよ。
ほんとに練習生に対して熱心に丁寧に指導してくださいますし、
ありがたいです。

指導のお手伝いをして下さる非常勤のトレーナーを随時募集してます。
報酬はありませんが、
自分の練習をするかたわら指導をして頂くといった形でよいです。
プロ・アマチュアを問わず選手としての実績がある方、
または公式試合出場経験はないけれど
指導の経験がある方とさせて頂きます。
トレーナーに定員は設けておりませんので、
どうぞお気軽にご応募ください。

非常勤トレーナーの方が指導に来てくださると、
指導を担当する人数が増えることで、
練習にいらしている1人1人により濃密な指導と対応ができるため
実にありがたいのです。
選手としての実績がある方、または指導の経験がある方、
どうぞお気軽にご応募ください。


うちのジムは夜10時30分まで練習できます。
10時以降はトレーナー不在で自主トレーニングとなりますが、
夜9時に入ればフルメニューをこなすことができます。
9時30分でもたいていは大丈夫です。
昨日も9時30分に練習を始められた方がいらしたのですが、
ミット打ちもマスボクシングもやって頂くことができました。
ただ、その時間帯になると、マスボクシングの相手がいないとか、
その相手はいるけれど、時間的にミットを打つことができない、
といったことになることもあります。
あと、スパーリングなどの
直撃をともなう実戦練習は9時53分までです。
細かいですが、2ラウンドやって
10時に終わるようにということですね。
スパーリング等にはトレーナーの立ち合いが必須となってますので、
トレーナーがいなくなる10時までに終わるようにということです。

スパーリングはしないし、
ミットとマスボクシングもできなくてもいいやと思われるなら
夜9時50分とか10時から練習を始められても大丈夫です。
サンドバッグを中心としたつめつめで動く濃縮練習になりますが、
毎日少しの時間であってもとにかく動いておきたいといったことで
遅い時間にかけこみでいらしても大丈夫です。


今月の選手登録申込み締め切りは25日です。
25日までに申し込みを頂ければ
月末までに連盟に届くように発送します。
公式試合に出場するにはこの選手登録と、
その他いろいろあれこれが必要になります。
詳しくは申し込みの際におたずねください。
試合のスケジュールやルール改定の内容等は
すべてジム内でお知らせします。
ホームページ上で告知することはありません。

その試合ですが、今年は昨年より多くの方が
出場されることになるのではないかと思います。
以前より何度か出場されている方もいらっしゃいますが、
指導体制が変わった後に急激に実力を伸ばし、
試合出場を考え始めた方ってのもけっこういらっしゃるようです。

うちのジムは試合出場機会がわりと多くあります。
アマチュア公式ジムとして運営していることだけでなく、
試合機会をより多く確保するために動いているからです。
なので、試合に出たいと思い立った時、
「ではいつの試合に出ようか」と考えることができます。
年に1度か2度の試合機会であれば、
「出たいと思い立ったけれど直近の試合は1年後」と
いったこともあるわけです。
また、公式試合に出たいと思っても、
出る資格が得られないといったこともあります。
うちのジムはそのようなことがないようにしてますので大丈夫です。


先日特別トレーナーの山口さんがブログに書かれてましたが、
試合に出るということは「目標」ではないんです。
誰だって出られるからです。
公式試合の場合は年齢制限やその他いろいろと
出場のための手続きや資格がありますが、
それをクリアすればだれでも出場できます。
年齢が高い方についても、
アマチュア連盟が認可している練習会に出場できます。
もちろん、練習を始めてすぐに出られるとかそんなわけではないですが、
ある程度の練習経験があり、出たいという強い気持ちがあるなら
私は試合出場をOKとします。
「勝てるだろうから出す」のではなく、
「出ても大丈夫と思われるから出す」ということです。
出ても大丈夫との判断は、
体力面と気持ちの面が十分かどうかを見て考えます。
なので、中には、
ちょっと技量的に不十分だけどなと引っかかる方もいました。
ただ、本人に「勝ちたい」という
強い気持ちがあるなら出すようにしてます。
けど、気持ちだけで勝てるものではないです。
公式試合や練習会で、
何もできないうちに負けてしまってそのままジムに来なくなった方や、
何度出ても同じようなパターンで負けて、負け続けてジムを去り、
ボクシングをやめたって方や、そんな話も珍しくないです。
けど、それでも、懸命に練習にとりくんでボクシングに魅せられて、
「試合に出て勝ちたい」と思う方には、
その夢をかなえてあげたいんですよね。
「試合に出す」というのはその第一段階ではないですか。
そのうえで、練習においてはできるだけのバックアップ、
試合会場でも同じくできるだけのバックアップを行ないます。

しかし、試合や女子やアンダージュニアの演技競技会を
軽く考える方にはそれらへの出場や参加を認めることはできません。
それまで試合出場経験がないのに、
ろくろく練習もせずに試合に出ると言っているとか
そういった方は出場や参加を認めることはできません。
試合は甘いものではないです。
他のスポーツ競技でも同じことですが、
甘い考えで勝てることはないですし、
それ以前に危険性が高くなります。
また、懸命に練習を続けて
リングに立つところまで進んできた対戦相手に失礼だと思うのです。
そのような考えを持ってます。


体験入会ですが、ボクシング未経験の方の初回の練習は
けっこうしんどくなったりします。
個別の体力を考慮し、
様子を見ながら適宜休憩をとるように指示して、
無理のないペースで進めていきますが、
それでも日常生活では使わない筋肉を使うことも多く、
終わった後は筋肉痛に悩まされることも多いです。
で、ひととおりの練習後はまず、
ぶるぶるくんに乗ってもらいます。
操作方法はスタッフが指示します。
簡単なので「操作」とはおおげさですが。
ぶるぶるくんはマッサージ効果が高いため、
練習後に必ず乗るようにしましょう。
その後、柔軟体操を念入りにしてください。
練習の最初と最後の柔軟体操はしっかりと行いましょう。
それだけで筋肉痛の度合が変わってきます。

以上「筋肉痛はつらいよ」などとさんざん書きましたが、
それは最初のうちだけですし、
「おもしろかった」「楽しかった」と、
2回、3回体験練習にいらっしゃる方も、
本格的に練習を始める方もかなり多いです。