カツオ! 「当てるな」って言ったでしょ! | ラッキースターボクシングクラブ

カツオ! 「当てるな」って言ったでしょ!

昨日は金光さんと大原さんが指導に来て下さいました。
皆さんいつもありがとうございます。

非常勤であいた時間に指導のお手伝いをして下さる方を募集してます。
トレーナーの人数には定員は設けておりません。
多数の方が出入りされて、皆さんそれぞれの
個性あふれる指導をしてくださればありがたいと思います。
いらしてくださる曜日や時間は自由です、
あいている時間に自分の練習も兼ねて
指導もして下さる方を常時募集中です。
おもしろそうだから加わってみようかと思われる方、
ぜひご連絡ください。
理想としては高いレベルを求めますが、
熱意でカバーできるのであれば実績は問いません。
お気軽にご連絡ください。


冊子「谷町通信」の新しい号が入荷いたしました。
女子更衣室に置いてきますのでどうぞご自由にお持ち帰りください。

同じく女子更衣室内に置いた「ホットペッパー」が今号はなぜか
減っていくのがが早いです。
なぜだろう? なぜかしら? 
いやまあ、なくなったらまた発注するなどして補充します。


マスボクシングについてまた少し書いておきます。
マスボクシングとは、パートナートレーニングのひとつで、
お互いが攻撃や防御の動きを対人で確認しあうものとされてます。
なので、たとえば一方が決まったパターンの攻撃をして、
もう一方がその攻撃を防御する動きをして、それを交互に繰り返す、
こういったものもマスボクシングといいます。
それは基本中の基本といえます。
そこから少し段階をあげたものが、パターンを決めずに自由に攻撃して、
それを防御しながら攻撃を返し、
といった自由に攻防をする形の実戦練習です。
ここで気をつけるべきなのは、
お互いに当ててはいけないということです。
マスボクシングは形の練習です。
そこには優勢も劣勢も勝ちも負けも何もありません。
そこで優勢になるのは簡単です。
相手が打ってくるパンチをよけもせずさばきもせず、
目の前で止めてもらえるパンチを存在しないものとして無視して
前に前に詰め寄って攻撃ばかりすれば、
相手は後退したり横に回ったりとたじたじになります。
なぜなら、打撃で相手の動きを止めることができないからです。
そんなことをしても、
何の練習にもならないまさしく意味のない動きでしかありません。
そんな動きをされている方は今はほとんどいないのですが、
もし見かけたらすぐに注意、
場合によっては中止してもらうこともします。
そして、その相手の方は、
ちゃんとした正しいマスボクシングができる方と
再度組み合わせをいたします。

マスボクシングは当てずに行なう練習です。
一切の直撃を禁止してます。
ただし、お互いが打ち合わせをしたうえで
「ボディ(腹)は当ててもいい」と
条件をつけているならそれは認めます。
しかし、お互いが納得をしたとしても、顔面への直撃は絶対禁止です。
ジムとしては「軽く当てる程度」も一切認めません。
それをしたいのであれば、
ヘッドギアとマウスピースをつけてスパーリングをしてください。
中途半端なことはせずに、当てるのか当てないのか、
オールオアナッシングでいきましょう。

あと、マスボクシングは攻防のパターンを練習するだけでなく、
相手との距離感をつかむ練習も含まれています。
相手に当てないようにパンチを打つことも距離感の練習です。
相手の動きに合わせて瞬時に距離を把握して
当てないようにパンチの距離を調整する、
当てないように打つのも技術です。
距離に合わせて打ちこみのタイミングをはかったり、力の強弱を変える、
正確な距離感をもっておれば、
それがスムーズにできるため無駄な動きが少なくなります。

ですので、マスボクシングを始めてまだ間もない方や、
距離感に自信がないって方は、相手とお互いに距離をとりあって、
パンチを伸ばして打っても当たらない距離で打ち合いをしましょう。
もちろん当たらないことがわかっていても、
相手のパンチをさばく、よける、
それらの防御動作は必ず行なってください。
防御して攻撃を返す、その一連の動きも練習してください。
攻撃だけ、防御だけにならないよう、
総合的な練習ができるようにしましょう。


体験入会ですが、丁寧に指導することはもちろんのこと、
きついことや、痛いことや、しんどいことや、
ハードなことや、過酷なことや、過激なことや、
きびしいことや、けわしいことは一切させてません。
というか、当ジムでそういった練習をするのは試合に出る方くらいで、
出ない方ってのは、痛いことや
腰がぬけたような状態になるような練習はさせてません。
ご本人がやりたいと希望されればまた別ですが、
無理にやらせたり強制したりすることはありません。
まあ筋肉痛で体ふしぶしが痛くなるってことは起こりますが、
パンチをくらって痛いとか、
そういった練習は一切強制することはありませんので大丈夫です。