初めてだけど、大丈夫かしら? | ラッキースターボクシングクラブ

初めてだけど、大丈夫かしら?

昨日は夜に松本さんと建部さんがお越しになりまして、
ミットにマスボクシングにと
幅広く指導をしてくださいました。
練習にいらした方の人数もなかなか多かったのですが、
さすがに4人で指導にあたると充実充実です。すごく充実だよ。
昼の時間帯には女性練習生が
まあわりとぼちぼちそこそこ練習にいらっしゃいました。
昼も夜も遠慮なくいらしてくださいね。おまちしてます。


次の日曜日、21日に当ジムで対外スパーリングを実施いたします。
9名対抗の予定でしたが、欠場なども生じており、
最終的な組み合わせは当日行います。
これは「スパーリング大会」ではなく、「合同練習会」です。
安全管理及び反則の指導のためレフェリーが入って進行いたしますが、
勝敗ジャッジはつけません。
アマチュアルール及び、連盟からの通達を遵守したうえで実施いたします。
開始は12時からといたします。
見学大歓迎ですのでどうぞご自由にいらしてください。
また、27日の土曜日にも朝11時から
小規模の対外スパーリング練習会を行います。
こちらも参加希望の方はお早めにお申し出ください。
この2つを直前の実力大幅向上最良機会としようぜ。


体験入会にいらした皆さん、
またパンデージを忘れて軍手を貸出した皆さんにお願いですが、
軍手を使った後、わざわざ裏返しにするのは
やめて頂くようお願いいたします。
洗濯した後で元に戻すのがたいへんなのよ、これがまた。
気を利かせてやっていることであれば、
それはまさに「いらんこと」です。
裏返しにせずにそのまま洗濯かごに入れておいてください。


「ボクシングは初めてなのですが大丈夫ですか?」と時々聞かれます。
大丈夫です。
当ジムはおよそ9割の方が未経験で練習を始められてます。
当ジムの言う「大丈夫です」は「受け入れることができますよ」
という意味はもちろんですが、
「ちゃんと指導していく聖しますよ」といった意味も大きいです。
わかやすいところでひとつ例をあげると、
試合出場の実績数字があります。
昨年は1年間で20名の練習生が公式試合に出場し、
年間トータル50戦28勝22敗の戦績となりました。
全国大会(全日本社会人選手権)に出場した練習生も出てます。
今年は現時点で全日本実業団選手権に2名が出場し、
1名はその大会で2勝して決勝に進出、敗れて準優勝となりました。
いずれの選手も当ジムでボクシングを始めた練習生です。
実は他にも昨年国体に出場している練習生もいるのですが、
「当ジムで練習をしている」だけで、当ジムで育ったわけではなく、
当ジムの所属として出場したわけでもないため、
出場実績やの戦績数字には入れてません。

ジム創設以来、年を追うごとに着実に戦績を伸ばし、
実績を作り伸びつつありますが、まだまだ未熟だと思ってます。
「強い」練習生もおりません。
当面の目標は全日本選手権出場選手を輩出し、
全日本ランキングに入ることです。
それができたなら次は当然さらにその先を目指します。
当ジムの向上心は青天井、上には上があるわけで、
「これくらいでいいよ」とか
「ここまでで十分」などと自らで頭打ちをしたり、
「強い強い」と井の中の蛙なことを言ったりすることもいたしません。
それらは練習生の向上心を止めてしまうことになるわけで、
そんなだめだめなことをすることはいたしません。
私は時には先頭で旗を振り、時には最後尾から背中を押し、
練習生の皆さんには
「ふと気づいた時、いつのまにか前より強くなってた」とか
「知らないうちに均整のとれた体になってた」とか、
あれあれまあまあなことになってたよってことを
しでかしたいと思ってます。


体験入会ですが、マンツーマンでじっくりしっかり
丁寧にこまやかにきっちりとかゆいところに手が届くような感覚で
ちゃんと指導いたします。
そしてそれは体験入会を経て正式に入会し、
練習を続けることになってからも同様です。
初心者であるうちはできるだけ目を配り、丁寧に指導いたします。
いわば初心者の段階はよちよち歩きですので、
独り立ちできるようになるまでは手をたずさえて正しい方向、
正しい道を歩ませることをいたします。
練習を始めて間もない時に正しい打ちかた、正しいかまえかた、
そのあたりの指導がおろそかになると、
後になって修正するのはなかなか難しいのです。
左を打つと同時に右拳が下がり、
相手の左パンチをもろにくらってしまうとか、
打った後に両腕が下がるため、そこを狙い打ちされることになるとか、
両わきを開いた状態で打つため、パンチの軌道が実にわかりやすく、
打っても打っても簡単にさばかれてしまうといったことに
なってしまいます。
そういうのって一度身についてしまうと
後になって修正するのってなかなか難しいのです。
なので最初から基本のかまえかたと打ちかたを
しっかりと身につけてもらうためにも
体験入会及び初心者の段階ではできるだけこまやかな目配りをして、
丁寧に指導するようにしております。