僕はジョニー  1970年ドイツ生

  mercedes-benz 280S 53歳。
私はマリー  1988年ドイツ生 

 volkswagen golfⅡ 35歳。

旅が大好きなオーナー夫妻、やまぴー&まる子さんの元で暮らしています。このブログではブログ喫茶店と称して、私たち旧車が出会う旅をテーマに日本の素敵なヒト、コト、モノとの出会いをお届けしています。

tea break のお供にお読み頂けたら嬉しいです。
 

それでは

本日のガレーヂ喫茶 ジョニー&マリー 開店です!

本日のおすすめメニューは

「トイレの神様🚽🗽との出会い」

店番はジョニーがお届けします。

思えばマリーちゃん🚗に出会ってから、岐阜で不思議なご縁が続いている(マリーちゃんとの出会いは前号をご参照ください。)。

旧車ゴルフ専門店のリベロスタイルにマリーちゃんに会いに行ったその日、やまぴー&まる子&僕は関市のお隣、美濃市の古民家ホテル『NIPPONIA美濃商家町』に宿をとった。NIPPONIAは、歴史ある古民家をリノベーションした宿で全国にいろいろある。僕たちも千葉県佐原市や山梨県小菅村のNIPPONIAにお邪魔したことがあったので、関市で宿を探したところ、美濃に開業間もないNIPPONIAを発見した。

美濃商家町は、紙原料問屋の旧松久別邸(YAMAJOU棟)と紙問屋で大地主となった旧須田邸(YAMASIT棟)にリノベーションを施した点在型古民家ホテルで、当時の客間はもちろん、和紙原料の保管蔵や金庫蔵など随所に美濃和紙の意匠を凝らした10部屋の様々なタイプの部屋を楽しめる。古民家の経年の良さを活かした「やりすぎないリノベーション」と美濃和紙の温もりが感じられる空間は、一歩足を踏み入れた瞬間から居心地が良い。またこちらの宿の特徴は夕食の用意がないこと。地元の飲食店を利用してもらい、訪れた宿泊客が街中に溶け込める仕組みになっている。

暮らすように旅をしたい僕らにはピッタリの宿だった。

🏨NIPPONIA美濃商家町のHPはこちら

🏨 NIPPONIA美濃商家町のインスタはこちら

 

 

 

 

👇下記写真は、美濃町商家のエントランス

いよいよチェックイン当日。
開業間も無いこともあり、フロントスタッフの皆さんが、不慣れながらも一生懸命、丁寧にチェックイン手続きをする姿に思わず応援したくなった。今思えば、これも瀧上支配人の戦略だったのだろうか(笑)?

 

部屋や夕食のオススメ飲食店の案内などひと通り説明を受け、最後に『夜間スタッフは不在のため、何かあれば携帯電話へ連絡を』との説明を受けて部屋へと向かった。緊急連絡することもないだろうと思いながら。

 

僕らは、フロントのある松久邸から徒歩5分のところにある須田邸の一室を予約した。

須田邸の立派な庭のライトアップを眺めながらリラックス。夜7時頃だったか、まる子さんがトイレから走ってきた『やまぴー、トイレが流れないさぁ〜どうしよう。見てみて!小の方だから(聞いていないけど伝えてくる)。緊急連絡したら、宿の人に小を見られるんだよね〜。どうしようー!(いつもの沖縄訛り)』。
心配はそこなのかと思いつつ。。。

電話をすると、聞こえてきたのは緊張気味の若い女性の声だった。後から聞いたところ、瀧上支配人が所用で美濃を離れるため、フロントスタッフの望月さん(モチコさん)が初めての緊急電話当番デビューの日だったそうで、彼女も今日に限って緊急の電話がくるとは思わず動揺していたらしい。


モチコさんから連絡を受けた瀧上支配人が駆け付け、別の部屋を用意していただいた。その日、須田邸の宿泊者は僕らだけ。好きな部屋を使ってくださいとのことで図らずも全部屋の内覧をすることができた。瀧上支配人とも出会ってすぐに『小』を共有する仲となり、すぐに打ち解けた。
転じて福。

すっかり宿を気に入った僕らは、延泊をすることにした。翌日、観光から部屋に戻ると延泊分のタオルと共に綺麗な字でトイレの件のお詫びの手紙が添えられていた。

👇下記写真は須田邸エントランス
壁紙に美濃和紙がふんだんに使われている

翌月、マリーちゃん🚗の契約のため、僕らは再び美濃商家町へ宿をとった。

今回はフロントのある松久邸の一室を予約。心づくしのチェックイン手続き中、可愛らしいスタッフの方から「前回はトイレの件で云々…」。

緊急電話を受けた声の主&お詫びの手紙を書いた望月さん(モチコさん)だったのだ。千葉から移住してきたばかりだという彼女とすぐに打ち解けた。

彼女は誠実で、さり気ない気配り上手、控えめなのだが、そんな彼女を周りが放って置く訳がなく、控えていられない神秘的な存在だ。モチコさんに出会った人は皆、彼女のファンになる。僕たちも例にもれず。その後、モチコさんが美濃の素敵な方々とのパイプ役となり、僕らは美濃へ足繁く通うこととなる。

 

あの日あの部屋でトイレが故障しなければ、モチコさんとの密なご縁はなかった。美濃で出会いこのブログをデザインしてくれたイラストレーターの伊藤由香子さんにも出会うことはなかった。

 

この出会いの物語は

 NIPPONIA「トイレの神様」として、

僕たちの中では逸話になっている。

そしてモチコさんを

「美濃の女神様」とお呼びしている。

モチコさんこれからも末永くお付き合いのほどよろしく頼みます。

 

ちなみにどの部屋のトイレに神様はいらっしゃるのか?

瀧上支配人にお問い合わせください(笑)

 

👇下記写真は、僕らの1番のお気に入り
松久邸 太極殿(だいごくでんと読む。こちらの部屋は和紙の品種名が部屋名になっている)和紙の原料保管蔵をリノベーション。

ここでモチコ🗽さんのご紹介を

モチヅキ アカネさん

なんと!あのメジャーリーガー

大谷翔平選手と同じく二刀流。

NIPPONIAスタッフ&

靴作り教室

『ジョウノ靴工房』の経営者だったのだ!

 

東京にて大学を卒業後、靴メーカーにて靴作りを学ぶ。その後、ご夫婦で美濃へ移住し、うだつの上がる町並み(NIPPONIA近所)にてご主人(モチヲくん)のデザイン事務所と共に靴工房を構える。寡黙ながら胸に熱い思い秘めたモチヲくんのデザインは美濃の随所に。社交的(ご本人は人見知りとおっしゃる)で美濃のパイプ役、靴作りの指導も非常に分かりやすく、生徒さんにも愛される女神モチコさん。お似合いのお二人はしっかり美濃の地に根を張っている。この若い木がいずれ美濃の大木になることをオジサン・オバサンの僕たちは、確信している。

 

学生時代は、我が家の近所、行きつけの某OIOI内の焼き鳥屋さんでアルバイトをしていたことが発覚。なんと僕たちは10年ほど前、無自覚のまま女神様と出会っていたのだ。女神様の神秘のパワーで美濃へ導かれたのかもしれない。

 

👞ジョウノ靴工房のHPはこちら

 

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👆靴工房にて生徒まる子さんのバブーシュづくりをチェック中のモチコ先生。

👆靴工房にて

モチコさんが繋いでくれたご縁🪢

ショーンくんと
アイルランド出身の父上ヒューイさん。

母上、美濃のパワフルレディと天使のような妹君のご紹介はまた改めて。

奥はバブーシュを縫うまる子さん

👆完成したバブーシュ。

ジョウノ靴工房では、一日で完成できるバブーシュ・ワークショップを不定期に開催している。詳細は靴工房のインスタをご確認ください。

👞ジョウノ靴工房のインスタはこちら

 

 

 

 

 

👆工房前にてジョニーへ試乗中の

モチコさん❤️モチヲくん
これからも益々のご活躍を👍

 

それでは本日はこの辺で。

ご来店ありがとうございました。

またのご来店お待ちしています。

 

本日の店番 ジョニーでした🚙