※松屋食堂に行くついでに足を伸ばしやすいので、なんばパークスに参上!
※今話題の『侍タイムスリッパー』をば観てきたナリ~~~。スリッパってイマイチな題名やなぁーー、つくづく。「タイムスリップ」か「タイムトリッパー」にでけんかったもんやろか?
●予告編
※ギャップの笑いがほぼ完璧にハマっていた!大体こういう設定で脚本創ったら、2~3割はサブ~~い時間が過ぎ去っていくものだけど・・・。寅さん映画や福本清三さんへのオマージュも含めて、実に愛おしい小品に仕上がっていた!!
■解説
現代の時代劇撮影所にタイムスリップした幕末の侍が時代劇の斬られ役として奮闘する姿を描いた時代劇コメディ。
幕末の京都。会津藩士の高坂新左衛門は家老から長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。新左衛門は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだことを知り、がく然とする。一度は死を覚悟する新左衛門だったが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していく。やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意する。
テレビドラマ「剣客商売」シリーズなど数々の時代劇に出演してきた山口馬木也が主演を務め、冨家ノリマサ、沙倉ゆうのが共演。「ごはん」「拳銃と目玉焼」の安田淳一が監督・脚本を手がけ、自主制作作品でありながら東映京都撮影所の特別協力によって完成させた。
2024年8月17日に池袋シネマ・ロサの一館のみで封切られ(8月30日からは川崎チネチッタでシーンを追加した「デラックス版」が上映スタート)、口コミで話題が広まったことから同年9月13日からはギャガが共同配給につき、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ日比谷ほか全国100館以上で順次拡大公開される。2024年製作/131分/G/日本/配給:ギャガ、未来映画社
劇場公開日:2024年8月17日
■スタッフ
監督 安田淳一 脚本 安田淳一 撮影 安田淳一 照明 土居欣也 はのひろし 音声 岩瀬航 江原三郎 松野泉 床山 川田政史 特効 前田智広 佃光 時代衣装 古賀博隆 片山郁江 美術協力 辻野大 田宮美咲 岡崎眞理 編集 安田淳一 殺陣 清家一斗 助監督 高垣博也 沙倉ゆうの 制作 清水正子
■キャスト
- 高坂新左衛門 山口馬木也
- 風見恭一郎 冨家ノリマサ
- 山本優子 沙倉ゆうの
- 殺陣師・関本 峰蘭太郎
山形彦九郎 庄野﨑謙
- 住職の妻・節子 紅萬子
- 西経寺住職 福田善晴
- 撮影所所長・井上 井上肇
- 斬られ役俳優・安藤 安藤彰則
- 錦京太郎 田村ツトム
- 多賀勝一
- 吹上タツヒロ
- 佐渡山順久
- Rene
- 柴田善行
- きらく尚賢
- ムラサトシ
- 神原弘之
- 五馬さとし
- 田井克幸
- 徳丸新作
- 泉原豊
- 岸原柊
- 戸田都康
- 矢口恭平
- 吉永真也
- 楠瀬アキ
- 佐波太郎
- 高寺裕司
- 江村修平
- 山本拓平
- 西村裕慶
- 谷垣宏尚
- 篠崎雅美
- 夏守陽平
- 橋本裕也
- 大野洋史
- 山内良
- 宮崎恵美子
- 岩澤俊治
- 雨音テン
- 水瀬望
- 石川典佳
- 結月舞
- 鈴木ただし
- 皷美佳
- 吉村栄義
■映画レビュー
評価:5.0 「時代劇の魅力が満載の、時代劇を語る作品」バーバヤガーさん
2024年10月11日・・・幕末。ある長州藩士を『討て』とご家老から直々の命を受けて、宵闇の物陰に身を隠す会津藩の侍ふたり。そのうちの一人はかなりデキそう。もう片方はいかにも粗忽な足手まとい。一方、狙う相手は精悍な顔つき、無駄のない所作。もうこれだけで、次の展開がいくつも頭の中で高速回転する。が、しかし、その予想のはるか上を行く大展開!
宿敵は何十年経っても憎い敵か。命をかけて守ろうとした幕府が140年前に滅びていたとしても。幕末からタイムスリップしてきた下級藩士が、「日本(ひのもと)は、よい国になったのですな」と、ありふれたいちごショートを口にして涙ぐむ。タイムスリップものにお約束の時代ギャップだけでない、確かな問いかけがここにある。会津も薩長も、確かに日本をよくしたかった。確かに。維新、敗戦、震災を超えて、戦争に参加せずに平和に暮らす日々を当たり前と思う社会は何ものにも代えがたい。ありがたい、良い国になったのだ。
一緒にぶっ飛んだ(タイムスリップした)長州藩士は、会津藩士より30年前の時点に落下していたという設定には膝を打った!おかげであの時の敵は、すでに30才年を取っている。体力的にはこちらが上、勝ち目は五分と五分になっている。そして、あり得ない真剣を使った決闘シーンの撮影、幕末の、あの日の斬り合いの続きへと突入していく。
とにかく脚本がおもしろい。殺陣もすごい。見ている方はもう、ハラハラするし、ウルウルくるし、ヒェーってなるし、えええ⁉︎ってたまげるけど納得するし、最高。もう一回見たい!
▪️時代劇の魅力がガチンコで詰まっているけど、時代劇を作る令和の人たちを描くというスタンスを取ることによって、一歩引いた笑いが生まれている。
▪️斬られる役なのに、殺陣師の先生の打ち込みをついつい返してしまう場面、わかっちゃいるけど笑っちゃう。あまりに上手い。
▪️会津藩の最後を知って号泣する場面、劇場内ではもらい泣きする人がたくさん!それでも立ち直る姿にさらに胸熱で泣ける。
※お寺の住職と奥さん役(紅萬子さん♪)がメチャメチャ良かったわーー。緊迫した殺陣のシーンを和ませてくれるホンワカ出来事担当。アッパレ!
・映画チャンネル 低予算なのに大ヒット…映画『侍タイムスリッパー』はなぜ成功を収めたのか?
自主制作ながらSNSを中心に人気を集め、全国150館以上での上映が決定した映画『侍タイムスリッパー』。本作は、ハリウッドの『SHOGUN 将軍』とともに、斜陽だった時代劇の復権として注目を集めている。そこで今回は、時代劇リサーチャーのNui氏に時代劇俳優の魅力や先達へのリスペクトについて論じてもらった。(文・Nui)
『侍タイムスリッパー』で再燃した時代劇熱
SNSを中心に爆発的な人気を見せている映画『侍タイムスリッパー』は、インディーズ発、低予算、しかし登場する俳優は一流、そして幕末の武士が現代にタイムスリップするというストーリーで、時代劇に馴染みのない人にもキャッチーに刺さっている。 この盛り上がりは約1年間、時代劇をテーマにラジオを制作している筆者にとっても若干怯むほどで、ついぞ感じたことのない熱気である。 物語は、山口馬木也演じる会津藩士・高坂新左衛門が密命のターゲットである長州藩士と刃を交えたとき、落雷で気を失い、現代の京都・太秦にある東映京都撮影所にタイムスリップするというもの。 そして高坂は、ヒロインの沙倉ゆうの演じる山本優子たちに助けられながら、時代劇の撮影現場で働くことを決意し、“斬られ役”になる。ここから高坂は本物の侍である自分と、虚構の侍である自分とを行き来しながら生きてゆく。
斬られ役界のレジェンド・峰蘭太郎
“斬られ役”とは、その名のとおり、時代劇で主役やメインキャラクターに斬られる役だ。たとえば『暴れん坊将軍』で松平健演じる徳川吉宗がバッサバッサと敵を斬っていく。そのときに斬られる人たちだ。彼らの斬られ方によって、主人公の剣の腕前が左右されるから責任は重大だ。斬られ役がイマイチであれば、時代劇の最大の見せ場である立ち回り(殺陣)が決まらない。 実は、主役を張る役者は誰でも殺陣が上手いわけではない。若くして抜擢された俳優は不慣れな場合も多く、初心者であることも珍しくない。そのときに斬られ役の役者が、いかに苦しみ、悶えて倒れていくか。彼らの技術で、不慣れなヒーローでもまるで剣の達人に見えてしまうのだ。 『侍タイムスリッパー』には、そんな斬られ役で有名な“本物”が登場する。殺陣師・関本役のレジェンド、峰蘭太郎である。峰は往年の時代劇スーパースター・大川橋蔵(1929~1984)の弟子であり、時代劇を見ていれば、敵の中に彼の顔を見ないことはほとんどない。なんといっても、高橋英樹ら現役のスターから指名が入るほどの大ベテランだ。会津藩士の高坂は、この峰(関本)に斬られ役として弟子入りをするのだから、時代劇ファンにとっては面白いことこの上ない。ちなみに斬られ役については、映画『太秦ライムライト』(2014)も参考になるのでぜひチェックしてほしい。ここでは語らないが、『侍タイムスリッパー』にとっても重要な人物、福本清三の初主演作である。殺陣師・関本のモデルであり、伝説の斬られ役俳優だ。
※否定的な意見の方々は、大体がラストの展開への不満が理由のようだ。確かに、良識派の人には許せない展開かもしれぬ。エンターテイメントとしてのある種、妥協が必要とされるのかもしれない。個人的には、古沢良太的な捻りが入っていた時点でオールオッケイ!って感じ。
●宇多丸『侍タイムスリッパー』を語る:週刊映画時評ムービーウォッチメン
※「誰かが見ていてくれる」はワチキも泣いたよぉ~~~~ぅ。
・スポーツ報知 冨家ノリマサ、山口馬木也との立ち回り「魂をフィルムに刻んだ」
俳優の冨家ノリマサ(62)が、8月に池袋シネマ・ロサ1館で封切り以来、SNSの口コミなどの影響で全国250館以上に拡大した自主映画「侍タイムスリッパー」(安田淳一監督)で映画スターの風見恭一郎を好演し、注目されている。主演の山口馬木也(51)演じる会津藩士・高坂新左衛門が落雷により現代にタイムスリップする物語。新左衛門は時代劇の斬られ役として生きることを決意し、冨家演じる風見と出会う。自主映画ながら興収30億円超の大ヒットを記録した「カメラを止めるな!」(上田慎一郎監督)の再来を思わせる「侍タイ(さむたい)旋風」に冨家は「まだ実感がないですね。フワフワ夢の中を歩いているみたい」と笑う。米農家兼映画監督という安田監督が脚本、原作、撮影、照明、編集・VFXなど1人で11役以上を手掛け、わずか10人ほどのスタッフと生み出した。「撮影は手作り感満載で、まるで部活の合宿。『次、何をするんだっけ?』『お弁当はいつ来るの?』とかワイワイ言いながら、楽しい撮影でした」。当初は劇場公開も未定だったが、「脚本が抜群に面白かったから、絶対に出演したいと思った。誰かが作品を見つけてくれて、広めてくれたらいいなと思っていました」と振り返る。1983年にNHK連続テレビ小説「おしん」でデビューして41年。俳優人生で初めてチラシ配りも経験した。「池袋シネマ・ロサで公開が決まって、監督と馬木也さんと3人で選挙活動みたいに宣伝しました。そういう気持ちにさせてくれる作品なんです」。
笑いあり、涙ありで時代劇の立ち回りも楽しめる奇跡の自主映画は、9月から上映館が全国に拡大し、舞台あいさつは大盛況。出演者が登壇しない通常の上映でも劇場が拍手に包まれる異例の現象が起きている。冨家と山口による終盤の立ち回りが「手に汗握る名場面」と話題を集めている。「台本を読んで、いかに僕と馬木也さんの魂をフィルムに刻み込むか、ここが肝だと思いました。昔は年末の大型時代劇もありましたので、20代半ばから京都の撮影所に通って、松方弘樹さん、里見浩太朗さん、北大路欣也さんという大先輩から学んだことを全て出し切りました」。往年の映画スター役ということで、風格や貫録も意識した。11日からは、多くの海外映画祭で絶賛されている自主映画「最後の乗客」(堀江貴監督)が公開される。冨家と岩田華怜(26)のダブル主演作。冨家演じるタクシー運転手と岩田演じる娘の感動物語だ。「ヒューマンミステリーですが、心温まるファンタジーでもあります」。海外映画祭で高い評価を受けている55分の中編映画は、池袋シネマ・ロサなど10館から公開開始。順次、公開館を拡大する予定だ。 両作品に共通する「作り手の意志の強さ」を感じている。「売れる物を作ろうとか、こうすれば当たるということじゃない。『これが作りたい』という強い思いが作品に込められている」。それに加えて「SNSの発達によって、本来なら埋もれてしまった良い作品に光が当たるようになった。そういう時代になったんだな」としみじみと語る。 映画の勢いに合わせて、冨家の注目度も急上昇中だ。「『おしん』でデビューしてから、日が当たったり、当たらなかったりの役者人生。還暦を過ぎて突然、明るいところに来たので、まぶしくて、どこを見たらいいのか戸惑っています」と照れ笑い。「『この人が出ていると、何かいいよね』と言われる役者でありたい」と思いを込めた。 12日には東京・渋谷のユーロスペース、池袋のシネマ・ロサで「最後の乗客」の舞台あいさつに登壇する。(有野 博幸)
※脇役の凄みってものを、十分に堪能させていただきましたヨー。
●「侍タイムスリッパー」撮影の裏側
※沙倉ゆうのさん、声も、雰囲気も、めーっちゃエエわ~~~。
・ムービーウォーカープレス 安田淳一監督、沙倉ゆうのがミニシアターを巡回!
この日の巡回舞台挨拶1か所目となった兵庫県尼崎市の塚口サンサン劇場では、地元出身の柳生がMCを務め、設備入れ替えのコストや事業継承の問題等で厳しい経営状態が続くミニシアターの現状を来場者に説明。高田世界館では目標額を上回る支援が集まっていることや、この状況を広く知ってもらうためのSNSキャンペーンが実施されていることを伝えると、満席の会場からは温かい拍手が起きた。
安田監督は「実はSNSでお客様から『塚口サンサン劇場でも上映してほしい』という声が上がるより前に、塚口サンサン劇場から『侍タイムスリッパーを上映したい』というご連絡をいただいておりました。早いタイミングで注目していただいたことが嬉しくて、ぜひとも!と即答いたしました」と、 “侍タイ”現象が起こる前の秘話を披露。沙倉は「わたしは西宮出身なので、小さなころは母と一緒にこの塚口サンサン劇場に映画をよく観に来ていました」と楽しかった思い出と共に、幼少期から親しんだ劇場のエピソードを語った。2か所目に訪れた劇場は、岡山県岡山市の岡山メルパ。沙倉は「(『侍タイムスリッパー』主演の)山口馬木也さんの出身地ということで、今日来ることをすごく楽しみにしていました。山口さんがずっと『実家の家族にもぜひ映画館で観てほしい』とおっしゃっていたのを聞いていましたので、岡山でも上映してもらえることになって本当にうれしいです」と感無量の面持ちで話した。岡山メルパでは公開からすでに約1か月が経過しながらも、熱心なファンが数多く訪れ、『侍タイムスリッパー』の製作秘話をはじめとする安田監督と沙倉のトークに耳を傾けていた。
そして、広島県広島市の八丁座でこの日最後の舞台挨拶が行われ、MCは広島出身の沖田が務めた。安田監督から自主映画ならではの“出資”に関する秘話を引き出すと劇場は大盛りあがり。また安田監督は八丁座について「まず、椅子がいい!」と通常の映画館よりも大きく高級感にあふれる椅子をはじめとした鑑賞環境を絶賛した。
舞台挨拶の締めくくりとして、安田監督が「皆さん、ミニシアターの置かれた状況を広く知ってもらうために『#ミニシアターへ行こう』のハッシュタグをぜひSNSで拡散してください!」と呼びかけると、満席の会場からは賛同の拍手が沸き起こり、和やかな雰囲気の中、無事『侍タイムスリッパー』のミニシアター巡回舞台挨拶は終了した。また今回の舞台挨拶と並行して、柳生が塚口サンサン劇場、沖田が八丁座を取材し、ミニシアターならではのおもしろい取り組みや個性的な魅力に迫った動画がそれぞれのYouTubeチャンネルで公開予定とのこと。あわせてチェックしてみてほしい。文/編集部
※本物の侍を見た‼という気がしたな。もう一回観に行くわ、たぶん。
●ジャガモンド斉藤のヨケイなお世話(ネタバレあり。注意せよ!)
※シネマンションの時の3人トークでのキレキレっぷりはやや抑えられてるかなーー。
★感想:「虚構の中の真実」という部分が「極悪女王」とも重なって感じられたよ~。
☆オマケ 月替わり企画「日めくり」カレンダー
10月は【「毎日ぺこぱ2」】
★10月4日(金)
『ダーーーット!』
(シュンペイギャグ?知らん人にはイミフやねー)
●ぺこぱLINEスタンプ「ダーット!」の使い方
※ラインスタンプと使いまわしかーーーーーーい!
☆細かすぎて伝わらない「だーっと」DVD
・タワーレコードオンライン アントキの猪木のダーッしますか!?アントキの猪木
■商品情報
フォーマット
DVD
構成数
1
国内/輸入
国内
パッケージ仕様
-
発売日
2008年07月09日
規格品番
VIBZ-5079
レーベル
Victor Entertainment
SKU
4988002546107
<映像特典>
●メイキング映像
<収録内容>
●ベストネタ6本&「技解説」5本(約30分)
・コンビニ
・ガソリンスタンド
・ファミレス
・カーナビ
・病院
・教習所
●密着ドキュメント(アントキの猪木の日常に迫る密着ドキュメント)