東京ポッド許可局 M-1論(ネタバレなし) | ジョニー暴れん坊デップのA部屋

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マニアックな話題に特化してます・・・

・ポッドキャスト 第349回 「共有論」

本日のキーワード】 テレビ/ギミア・ぶれいく/同じ時を共有/天空の城ラピュタ/火垂るの墓/5秒で泣くJAPAN/半沢直樹/おじさん鳥/M-1にも育ててもらったし、あまちゃんにも育ててもらった/スポーツのネタバレ/渋谷/生放送/YouTube/恵方巻/mixi/カメラを止めるな/ 生放送ロンダリング

 

・東京ポッド許可局 ポッドキャスト 第350回「M-1グランプリ2019論」

【本日のキーワード】
手塚とおる局員/霜降り明星/和牛/かまいたち/ミルクボーチ/ぺこぱ/キュウ/すゑひろがりず/自然主義/タクシー運転手のネタ/多様性漫才/アガペー漫才/ネットで荒ぶる人/誘い笑い/怒りのツッコミ/上沼恵美子の本気が出た/ニューヨーク/コメンテーターがボケてはいけない/「からし蓮根の評価をちゃんとしてください」/新幹線乗ってきてるから/成功したジョーカー/生き物として面白い/オール巨人/オズワルドはおぎやはぎフォロワー/方法論/引き芸/M-1を真面目に観る人/

 

・マキタスポーツ オフィシャルブログ 「M-1論再びの日」

12月23日(月曜)晴れ。ツインズ送り、妻と。レコーディング。世田谷の某所にあるスタジオへ。今日二曲録れればいいが。途中、新ネタの打ち合わせも。さるトラックメイカーと。一つボーカル録りで、タイムアップ。赤坂TBSラジオへ。「東京ポッド許可局」収録。「M-1グランプリ2019論」「今度読みたい本論」。

久しぶりのM-1語り。ポッドキャスト時代からのヘビーリスナーである〝怪優″手塚とおる氏の「久しぶりにやってほしい。」というリクエストにお応えして。

お笑いを語ることは今や誰もがやること。しかもダブルボケだのノリツッコミだの、専門用語も当たり前に使える日本国民のお笑いリテラシーは異常に高い。塙くんのような「中の人」が語り、それが本となりヒットする時代、テレビ番組もお笑い語りは企画になっている。我々東京ポッド許可局は昔から「周縁」にいて、中心では何が起こっているか?を、見立て、推理し、答え合わせをして遊ぶスタイル。当初から「おまえがつべこべ言うな」という誹りを永遠に受け続けるであろう場所からの発信だった。

2010年以降、お笑い語りをする気が急速に失せた。ひとつはM-1第一期が終わったこと、ひとつはTwitterの登場、そしてもうひとつは自分が売れはじめたということも大きい。

今回久しぶりにM-1を語るにあたって、語る「動機」について考えた。動機がなかったから語らなかったのだし。他ふたりはどうか知らないが、私の場合はほんの少しの「怒り」が重要なのかもと思った。いずれにせよ熱いものが無いことには語れないということ。冷静な分析をするのも、画面の表面を揶揄うのも私の場合「怒り」を薄めたような気分がないと出来ない。思えば何かを作る時はいつもそう。ただそれはとても疲れる。でもそこまでいって初めて「本意気」スイッチが入り、「面白い」が生まれるような気がする。中の人も他の外の人も関係なく「俺が思ったこと」を口に出来る。確信を得た気持ちには周縁も中心もないのだ。

※個人的に今年のM-1は、「上沼審査員の、感情に任せての和牛批判」が見苦しかった、とだけ記しておこう。明らかに私憤やろ、ありゃあ。例のとろサ久保田&スーマラ武智のインスタ悪口垂れ流し動画内に笑顔の和牛・水田が映っていたことを根に持っていたとしか思えない。「あんなに推してやったのに!!」とヒステリックに叫ぶ憎々しげな表情は、ただただ不快だった。。。

 

・ツイッター ökkun‏ @punks_okuda

 

●昔のM-1論の回

※懐かしいねー、M-1が「ザ・MANZAI」に替わっていた時代の討論。お笑いを論理的に語れる人たちって貴重だと思うーーー。

 

☆「プロレス今日は何の日」と「漱石と明治人のことば」をお届け~♪

(詳細は、1月1日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日12月25日(水)の、「プロレス記念日」は~?
年度・団体【1995年・全日本女子】
カテゴリー【快挙】
見出し:『豊田真奈美が30人がけ』
『解説:3・26横浜アリーナでアジャ・コングを破り、念願のWWWA世界シングル王座を手にした豊田真奈美。その後も、ジャパングランプリを制覇、JWPのダイナマイト関西に流出した王座を奪回するなど、全女のエースに君臨していた。そんな中で行われたのが「クイーンズロード トライアル30」。/長谷川咲恵から始まり最後の堀田祐美子まで18人が替わるがわる登場し、結果は9勝3敗18引き分けで見事完走。また、17年11・3横浜大さん橋ホールにおける30周年記念興行の引退試合では全試合へ出場し、54人がけに挑戦して完走。現役の幕を閉じた。』

◎関連書籍、ニュース記事、試合動画、など。

●豊田真奈美 クイーンズロード トライアル30 (33分14秒)

※さしもの豊田さんもバテてますぁ~な~。

 

・プロレス試合結果データベース 1995年12月25日 試合結果&豊田コメント

豊田「みんな元気だから・・・。チャンピオンなのにみっともなかった。椎名にまで振り回されて本当にみっともない。左ひざ?怪我のせいにしたくないから・・・私が動けなかっただけです。こんなのへっちゃらだと思ってたのに。しょっぱなからフラフラで、悔しいです。入れ代わり立ち代わり、みんな元気なときに闘ってるから・・・。31人目に最上が来たら最上にも負けたかもしれないですね。記憶はところどころ・・・堀田選手に頭を蹴られたあたりから解らなくなりました。頭の中は「どうしよう」「どうすればいいんだろう」・・・やりたいのに体がついてこないというか。次回?もっと自信がついてからじゃないとできないです。60分フルタイムくらいじゃできないです。(収穫は)この先の試合でどんなに疲れても、“あのときを思えば”って思えるんじゃないですか。」

 

※堀田の頭部サッカーキックはえげつなかったもんなーーー。

 

☆本日の、『漱石と明治人のことば』は・・・

漱石と明治人のことば目次

【今日のことば】「心ある人たちが、人生の名言というものを、なによりの心の糧として求めつづけてきたということはたしかに理由のあることだったのである」――古谷綱武


【解説】

評論家の古谷綱武の父親は外交官だった。そのため、ベルギーで生まれた。明治41年(1908)のことだった。子供の頃、キリスト教の日曜学校に通っていて、いつも帰りがけに1枚のカードをもらった。そこには、花や風景のイラストとともに、「心の貧しき者はさいわいなり」といった聖書のことばが金言として印刷されていた。それを集めるのが古谷少年の楽しみであった。

 

一方で古谷少年は、名言集の類を読むのが好きで、そのときの自分の心にぴったりと響いてくることばに出会うと、画用紙を切ったものに丁寧に書き取り、机の前の壁に貼っていたという。

少し年を重ね、読書好きな中学生となってさまざまな本を読んでいくと、とくに名言とか金言とかことわっていない文章の中のことばに、自分の心に、そこだけ浮き出て、しみ入ってくるような章句がちりばめられているのを発見するようになった。古谷はただ読み過ごしてしまうのが惜しい気がして、その章句を大学ノートに抜き書きした。愛媛・宇和島の中学時代にそうしたノートが7冊、8冊とたまっていった。古谷はそれをかけがえのない宝物のようにしていたという。

 

その後、上京した古谷は、青山学院を経て、成城高校(現・成城大)に学ぶが、「文学をやるのに学歴は必要ない」と、卒業2週間前に退学。同級だった大岡昇平や、同人雑誌仲間の河上徹太郎、中原中也らと交遊しながら、谷川徹三に師事した。『横光利一』『川端康成』などの文芸評論を手がける傍ら、戦後は女性評論や人生論関係の著作を多く書いた。/掲出のことばは、そんな古谷綱武が若い人たちのためにまとめた著書『文学名言集』のあとがきに書きつけたもの。古谷はこうも綴っている。

「じっさい、よい言葉にめぐりあったことが、その人の人生開眼のきっかけになったり、また、その人の生きかたを決定したり、あるいはまた、その言葉にめぐりあったことが、その人が人生の危機をのりきるための力となったりしたことは、すでに、多くの人たちが、深い感動をもって書きとめていることである」

古谷自身も終生、「ことばの力」を信じて、多くの著作を紡ぎつづけたのである。

・細かすぎて伝わらない関連動画など

(「古谷綱武」「」で動画検索してみました!!)

●吉沢久子(古谷綱武の妻)『自分のままで暮らす』

・姑、夫と死別したのち、65歳からのひとり暮らしは30年を超えた。 ベスト・ロングセラーとなった『ほんとうの贅沢』(あさ出版)をはじめ、著書多数あり。

 

・産経ニュース 書評 「人のいいところだけ見る」「人は人、自分は自分」…困難くぐり抜けた99歳の金言 『さっぱりと欲ばらず』吉沢久子著

2017.2.26 お年を召した方が著した本が人気だ。佐藤愛子さんしかり、日野原重明さんしかり。そして吉沢久子さん、99歳。生活評論家として長年、活躍してきた。

 両親が離婚、15歳で働き始め、婚約者は戦地で死亡…。厳しい人生ながら「さっぱりと欲ばらず」生きるために心がけてきたことが落ち着いた筆致でつづられる。

 夫の文芸評論家、古谷綱武氏の「人の欠点は、見えても見るな。いいところだけを見るように」との言葉を実践するほか、相手の領分に踏み込まず、無駄な競争は避ける。「人は人、自分は自分」、達人の心持ちを学びたい。(中央公論新社・1300円+税)

ジョニーAのつぶやき:和牛の2本目が見たかったわ。きっと度肝を抜くようなスペシャルな最終兵器を用意していたんだろうに。惜しいな。