先日、面白い記事を見つけました。
「ストレスが身体に悪い」は大ウソ! 健康心理学者が語った、本当は怖くないストレスの話」

簡潔に説明すると、
「ストレスは捉え方次第、行動次第で健康の助けになるんだよ。」という内容です。

これだけでも、とっても有益な情報なんですが、「幾つか補足が必要だなぁ。」と感じたんですよね。

そうして、いくつか情報を整理していくうちに、「人間ってほんとにロマンチックな進化を遂げているなぁ。」と感動しちゃいました♪

どこがロマンチックなのか、是非読み進めてみてくださいね。

・そもそもストレスって・・・
「これは大切な仕事だから、絶対ミスしないように頼むよ!」と誰かに言われたとき、
体に「フワッ」と緊張がはしりる。
皆さん、1度はこんな経験したことがありますよね。
この「フワッ」がストレスです。

ストレスに良いも悪いもありません。
ストレスは交感神経を活性化します。それだけのことです。

人を含め、動物は交感神経と副交感神経のバランスが取れている状態が、健康な状態と言えます。

だから、交換神経が活発になってくれた分、
副交感神経を活発にしてあげれば良いんですよね。

要は、ストレスを感じて交感神経が活発になった後、
副交感神経を活発にしないと、自分の治癒力を弱めて病気になりやすくしてしまうんです。
副交感神経を活発にして、交感神経とのバランスを取れれば、ストレスは健康に作用します。

では、どうすればバランスが取れるのか。


・ストレスで治癒力を弱めてしまう人
最初にお伝えしますが、
人間はとその他の動物ではバランスをとる方法に大きな違いがあります。

その理由は、『脳』です。


※脳の進化、イメージ図


このように、脳は進化するにつれて、大きく外側に肥大してきました。
は虫類脳と呼ばれる脳幹や間脳を最深部とし、
小脳(鳥)→辺縁系(猫)→大脳新皮質(人間)
といった具合です。

人を含め動物は危機的状況だと感じた時にストレスを感じます。

それは、生き伸びるためです。

一般的に、危機に直面した動物(人間)は、
①逃げる、②戦う、③硬直する、の3つのうちいずれかの行動を取ります。

逃げられるときは逃げますし、
逃げ場がなくなれば戦いますが、
その両方ともがうまく行かなかった場合は、
凍りつくしか方法がありません。

これらの対応には、共通して必要なことがあります
それが、交感神経の活性化です。

逃げるときも戦うときも、人間(動物)の神経系はフルスピードで回転しています。
硬直しているときも、一見何も起きていないように見えますが、実は体内では同じように交感神経が全速力で活動を行い、膨大な量のエネルギーを作り出しているのです。

つまり、私達が大昔から生き延びるための方法として、人は交感神経の活性化という対応をしています。

危険が過ぎ去ったとき、動物は硬直から解かれ、身震いして副交感神経を活性化し、何事もなかったかのように立ち去ります。

しかし、これは脳の深い部分による本能に基づいた行動です。

新皮質や辺縁系が発達した人間の場合、
それらが邪魔をして、この本能的な反応の効果が目減りしてしまいます。
したがって、その他の動物と同じ方法だけでは過剰に喚起された交感神経のエネルギーを振り落とすことができません。

視点を変えると、人間が過剰なエネルギーを振り落とすには、
発達した新皮質や辺縁系をつかう必要があるということです。

新皮質は言語(文字・論理)や非言語(リズム・イメージ)をつかさどっています。
辺縁系は記憶や情緒(感情)をつかさどっています。

これらの機能を使えば良いんです。

でも、ただつかうだけでは過剰に喚起されたエネルギーを更に増幅させることになることもあります。

実際、34歳~93歳のアメリカ成人約1,000人の5年間に及ぶ生死調査を行ったところ、経済的窮地や家族間の深刻な問題を抱えるなど、特にストレスとなる出来事を経験した人々の死亡率は30%増加します。

しかし、同じ経験をしていても「あることをしている人々」はこの死亡率がゼロになったんです。

死亡率”30%増加”と”ゼロ”

同じ人間なのに、この違いはどこにあるのか?気になりますよね。


・死亡率”30%増加”と”ゼロ”の違い
死亡率”30%増加”した方々も、”ゼロ”の方々にも共通していることがあります。
それは、「幸せになりたい」ということです。

人間であれば当然ですよね。

でも、“何を”原動力に、”何に”幸せを求めたのかが違ったんです。

死亡率”30%増加”した方々は
『恐れ』や『不安』を原動力に、『目に見える目標』に幸せを求めました。
「失敗しちゃうかも。。」という不安、
「失敗したらどんな仕打ちが待ってるんだぁ??」という恐れ、
こうした感情は誰にだって湧いてきますよね。

これを原動力にすると、
「何がなんでもやらなくちゃ!」と気負ったり、
「何でこんなことを頼むんだよ。」と愚痴を言ったり、
しながら行動します。

更に交感神経を活性化させてますよね。

また、目に見える
★数値化できる目標(収入など)を達成する充実感。
★好きな物を収集して得られる満足感。
★他の人より多く消費して得られる優越感。
などを目標にして幸せを感じ、副交感神経を活性化します。

これらは、最初一時的には効力を発揮します。
しかし、上を見れば見るほど際限なく上があります。
だから、ある地点で行き詰まり、そこから先は満たされなくなってしまい、
副交感神経が活性化されなくなってしまいます。

こうして、交感神経のエネルギー過多となり、
自律神経バランスが崩れて、死亡率が高くなります。


一方、
死亡率”ゼロ”の方々は、
『自分にすでにあるもの』や『いまある幸せ』を原動力にし、『目に見えない目標』に幸せを求めました。
「自分に何ができるだろう。」と考え、
★自分が困難の中にいる時でも他者に関心を持ち、助け。
自分の困ったときに自分だけで抱え込まず、
★周りに助けを求め、助けてくれたことに感謝。
をしました。

つまり、目に見えない『結びつき』に幸せを感じていたんです。

言い方を変えると、
人は『結びつき』によって、想い合うことでストレスを健康やパワーにつなげられるように進化してきたとも言えます。

ロマンチックですよねぇ♪♪


では、『結びつき』はひとりでは感じられませんでしょうか?

いえ、そんなことはありません。
自分ひとりでも感じることができます。

それは瞑想です。

私はほぼ毎日瞑想をします。

瞑想は手段の一つでしかありませんが、
発達した新皮質や辺縁系をフル活用して
『結びつき』と『安らぎ』と『癒し』を感じることができます。


・『目に見える目標』を大切にしてはいけないの?

ここまで読まれると、こうした疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。

「『目に見える目標』を大切にしてはいけないの?」

そんなことはありません。
『目に見える目標』も大切です。
『目に見える目標』は『目に見えない目標』のためにある
ということを意識していれば。。

『目に見える目標』は数値などで表されるので量が分かりやすく、
『目に見えない目標』は感じるものなので、
ついつい、目に見える目標を大切にしてしまうんですよね。

こうなっているときのサインは、
「~しなくちゃ。」
です。
例えば、地球温暖化を食い止める留めに「冷房を28℃設定にしなくっちゃ。」

28℃設定が先立って、不眠症になって、
日中にできる地球を大切にする活動に支障が出てしまったら本末転倒ですよね。



これからストレスを感じたとき、
“何を”原動力に、“何に”幸せを求めて行動しようとしているのか。
どんな目標の掲げ方をしているのか。

健康に繋がる考えなのか、
それとも、死に近づく考えなのか、
ちょっと、自分を見つめてみてくださいね。

考え方は、いつでも変えることができますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます☆
昨日、言葉にハンディがある子が「あいつのことぶん殴りたい。」
と言っていました。
彼は相手に何か恨みがあるわけでもなく、コミュニケーションの方法1つとして”殴る”ことがあるようでした。

言葉が通じない異国の地へ行った子どもも、最初は同じような行動をとりますよね。

彼の言葉を聞いて、すかさず、
「そぉ。ぶん殴ると君はどういう気持ちになる?」と聞くと、
「スッキリする。」と答えました。

「そうかぁ。じゃあ、やられた方はどんな気持ちになるだろう。」と続けて聞くと、
「嫌な気持ち。。」と答えました。

「相手がどう思うかが自分に返ってくるんだよ。」と伝えると、
彼は少し考えてから頷きました。

最後に、「まだあの子のこと殴りたい?」と聞くと、
「ううん。バイバイして帰る。」と言いました。

この世界はやったことが返ってくるようにできているようです。
そして、みんな本当はそのことを知っていますよね。

【ワクワクすることをやりたい想い、ワクワクしないこともやらせたい想い→実は一緒】

「ワクワクすることをやればうまくいく」

最近、本のタイトルになったりすることもありますが、これって大切なことですよね。

ても、なぜか周りの人は「ワクワクしないこと」もやりなさい。
とも言いますよね。

実は、これどっちも同じ愛の想いなんです。



学校の宿題を例にするとわかりやすいので明し説明しますね。

ワクワク楽しく勉強すると、時間はあっという間に過ぎて頭に入りやすいです。

一方、親から「宿題やりなさい!」と言われて嫌々やると、親からの圧力を感じて頭は回らず、時間が過ぎるのも遅く感じますよね。

つまり、ワクワクすることは自分の能力を高めるのに効果的だとわかります。

だから、うまくいくんですね。


では、ワクワクしないことはやらない方が良いのでしょうか?

私は、「ワクワクしないうちは」やらない方が良いと思います。

そもそも、なぜ親は「宿題やりなさい!」と言うのでしょうか。

それは、信頼を大切にしてもらいたいからです。

宿題とは先生と生徒との約束ですよね。

何回も約束を破られたら、破られた方は信頼できなくなります。

いくら能力が高くても、信頼がなく、協力してくれる人がいなかったら、出来ることの規模が小さくなります。

つまり、ワクワクしないことは、信頼に繋がることだとわかった時に大切なことだとわかり、ワクワクするようになるんですね。

だから、
ワクワクすることをやりたい想いも、
ワクワクしないことをやらせたい想いも、

自分やたくさんの人の「嬉しい」や「楽しい」に繋がる“想い”なんです。

そうだとわかれば、今まで口うるさく「○○やりなさい。」と言われた人、または言ってしまった自分の見方が変わるのではないでしょうか。

写真は、今朝息子と一緒にこの事について学んだ時のノートです。





ちなみに、息子は今度「宿題やりなさい!」と言われたら、「うん。ありがとう。」と言うそうです☆