社会人バンドなので、メンバーごとに仕事が忙しい時期というのがあります。私はフリーランスなんで、年がら年中暇・・・それじゃ困るんですが(笑)、他のメンバーはそうでもありません。そんな中、スケジュールの合間をぬってのスタジオ練習でした。
当面、ウチのバンドはレコーディングをメインに活動していこうと思っています。というのも、前にも書きましたけどZOOMのR16というMTRを買ったから。発売時期はいつ頃なのか知りませんが、正直、今時のMTRはこんなにスゴイのか!と、このオッサンは驚嘆しております。
16トラックという時点でもうこりゃスゴイ!という感じです。というのも、私が初めて買ったMTRはTASCAMの4トラックのカセットMTRです。今時のヤングメェンはカセットMTR?何それ?という感じでしょうが、文字通りカセットテープを記録媒体としたMTRです。
カセットで4トラックというカラクリが、今考えても感心します。カセットは言うまでもなくステレオ対応ですからRとLがあるわけです。そしてカセットにはA面とB面があるわけです。A面のRL、B面のRLで合計4トラックなんです。AB面両方に同じテープの走行方向で多重録音できる機材というのがカセットMTRなわけです。
カンのいい人はお気づきでしょうが、カセットMTRのあるトラックに何かを録音し、それを普通のカセットデッキで再生すると逆回転再生ができます。オッサンたちはこの特性を生かして、ビートルズのリボルバーごっこをして遊んだものなのです(笑)。チンプンカンプンだという人もいるかもしれませんが、あまり深く考えなくていいです。単なる懐かしいカセットMTRあるある話に過ぎません。
まあそんな話はさておき、このR16はトラックが16本あるだけではなく、8トラック同時録音ができるという面が素晴らしいのです。この点を気に入って買ったと言っても過言ではありません。今まで使っていたMTRが旧式だったので、2トラックしか同時に録音できなかったのです。
8トラック同時録音が威力を発揮するのがドラムの録音です。ドラムはマイクを5~7本くらい立てて録音します。今までの2トラック同時のMTRの場合は、その5~7本を一旦ミキサーに入れて、2トラックに振り分けて録音していたんです。と言う事は、1トラック内にまとめられたマイクの音は一斉にしか音量や音質の調整ができないという事です。つまり、録音する段階でかなり慎重にセッティングしないといけないんです。それゆえに、ドラム録音の作業は、思い出すだけでもウンザリするものだったんです(笑)。
しかし8トラック同時録音可能な今度のMTRの場合は、立てたマイク全部を別々のトラックに入れて録音できますから、極端な話録音するにいあたって気を使うのは音割れだけです。PEAKランプさえ注意しておけば概ねOKなわけです。そんな大雑把な録音でも、後からいくらでも調整できますから。
そんなこんなで、録音に向けてとても夢膨らんでいます。テンションも上がっています。新しいMTRによって作業性が大幅に向上しますから、前回のCDは6曲入りでしたが、今回は2枚組くらいまでやっちゃう勢いです。そしてその出来上がったCDをライブで配ろうとしても誰も持って行ってくれないといういつものお約束が目に見えていますが(笑)、そんな事でどうでもいいです。CDは作る過程が楽しいんですから。