ども、日曜日を定休日にしようかと思ってるジョン・ドゥです。
少しずつだけど、私の仕事にもコロナ禍の影響が出つつあります。
・・・要するに仕事が減ってきました。
別に休業要請とか来てるわけじゃないけど、
施主(お客)が日曜日にと言わない限りは、休みにしようかと。
それと、恒例(?)のGWの突貫工事、今年は無くなりました。
某商社の内装工事が予定されてたけど、コロナ禍でテレワーク主体になった為、
平日に少しずつやる工程に変更。
それに伴い、私は工事のメンバーから外れる事になりました。
久々にGWはフルで休めそうだけど、どこにも出掛けられないから暇を持て余しそうです。
・・・PCエンジンminiを注文したから、ゲーム三昧にでもしようかなw
さて、今回は前回書けなかった舞台絡みの話をしようと思います。
演劇集団キャラメルボックスが、突然活動停止したのは去年の5月末の事。
夏や年末の公演まで決まっていたのに、それらも中止して活動休止を宣言。
6月に入ってすぐ運営会社も破産し、彼らの歩みは止まりました。
それから1年...
今年の5月末に、キャラメルボックス所属の役者さんたちが久々に公演を打つ事に。
演目は「容疑者Xの献身」
東野圭吾さんの推理小説が原作である事は今更ここで書く事でも無いだろう。
実はこの作品の舞台化はこれが3度目。
初演、再演ともキャラメルボックスで上演しており、
今回もキャラメル~の主宰である成井豊が作・演出を担当してる。
ちなみに今回はキャラメルボックスの公演ではなく、
別のプロデュースカンパニーによるもの。
今回出演する役者さんたちもそこに所属してる方が多いようだ。
私が容疑者X~の再々演を知ったのはほんの数日前で、
前売り券は4月4日に発売になり、公演期間が短い事もあって即完売になったようだ。
今回の公演、上演が発表されたのは今年の2月の事。
その頃は、まさか今、こんな状況になっていようとは、役者さんたちのみならず、
スタッフの面々も思ってなかっただろう。
知っての通り、緊急事態宣言が出た事によって、
舞台公演は公演中止が相次いでいる。
今回の公演は、緊急事態宣言の効力が切れてる5月末だけど、
予定通り上演できるか不透明なのは言うまでもない。
もしもこの公演をキャラメルボックス復活への足掛かりにしようとしてたのなら、
ツイてないとしか言いようがないと思う。
もちろん、彼らからしたら、「ツイてない」なんて言葉じゃ済まされない事だと思うけど。
実際、この公演を行うためにどれだけの準備期間とどれだけの資金をかけてきた事か。
それがどこぞのお偉いさんの甘い見通しの所為で、御破算になりかけているのだから、
たまったモンじゃない。
(私は日本に於けるコロナ禍は、政府の初動のミスの所為だと思ってます。)
話がちょっと飛ぶが、3月の半ばにK1が大規模な大会を開いた事により、
痛烈な批判を浴びた。
一番悪いのは補償もなしに自粛を求めた行政なのにね。
興行を打つためにどれだけの準備期間と、どれだけの莫大な費用が掛かって居る事か。
それを分かって無い奴、分かろうともしない奴があまりにも多すぎる。
まあ、あの時K1を責めたてた連中の中に、
今になって補償無き自粛でK1と同じ様に苦しめられて立場の人間がいるのは、
何とも皮肉な話だけどな。
・・・結局のところ、自粛したら生活が成り立たないって点は、どちらも同じ立場なんだから。
まあ、それもこれも、無能な政治家ばかりなのと、
そいつらを選んだ全ての有権者がバカだったからなんだけど。
私は演劇やライヴから心の栄養を貰ってる。
そして、コロナ禍が広まるまでは、
観劇やライヴに出掛ける事が当たり前の日常だと思ってた。
果たして、その「日常」は、取り戻す事が出来るのだろうか?
ワクチンが出来るまでの辛抱だというが、果たしてワクチンが出来る日は来るの?
これからずっとコロナに怯えながら暮らすのが日常になってしまうんじゃないか...
希望がまるっきり見えないから、そんな風に思えてならないのだ。
仮に、コロナ禍を乗り切ったとしても、経済的に疲弊しきった日本には、
演劇やライヴと言った文化は2度と根ざさない気もするよ。
何か事あれば、軽んじられて切り捨てられる存在だって事が、
今回ハッキリと証明されたわけですから。
こんなロクでもない日常にどんな希望を抱けばいいのか...
知ってる人がいたら教えて欲しいものです。
さて、今日はここまでにしたいと思います。
それではまた...ジョン・ドゥでした。