けして太ってる訳ではないんだが、何だかむちむちしていて柔らかい。
特に柔らかいのはほっぺたと太ももだ。赤ちゃんの頃から体形の割にほっぺたが大福のように膨らんでいたが、5歳になった今でも健在である。太ももはまあ、ほら、身体のパーツの中では普通に肉づきのいい部位だからな。
なので、私はしょっちゅう次女を捕まえては「こんな美味しそうなほっぺたと脚は食べてやるー!」とか言って遊んでいる。
ここまでが前提。
ある日の会話。
次女「ママー、蚊に噛まれた~」
(太ももを見せてくる)
私「何だと!このおいしい脚が虫に食べられたというのか!
こんな事なら先に私が食べておけば良かった!!」
次女「待ってママ、食べるならほっぺにして」
私「いや、脚が良かった!」
ここで長男とか長女なら泣いて嫌がるのだが、次女はひと味違う。
次女「違うよママ、ほっぺは脚と同じ成分なの」
(まさかの新説登場)
次女「脚の成分をほっぺに貼りつけてるのよ。ほら、食べてみて」
(ほっぺをちぎって差し出す動作)
次女「ほら、脚の味がするやろ?」
脚の味というパワーワード登場。
次女「という訳で、脚は食べんとって。それで薬塗って」
私「あ、ハイ」
……何だか分からないけど言いくるめられてしまった。
どこでこういうのを覚えてくるんだろう。不思議である。成分って。
どうでもいいけど、私の出身地では蚊に刺される事を「蚊に噛まれる」と言っていた。現住地では「蚊に食われる」である。これって調査したマップとかないかな。
蚊に刺されたら早めに塗りましょう