極度の人見知りが美容室に行く。 | 理都の人生悪あがき

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3児の母です。
子どもの事、日常の事、料理や趣味の事など綴っています。

人見知りである。

人見知りすぎて、回避性パーソナリティ障害に片足突っ込んでいる。

新しい環境に身を投じるのが極端に苦手で、行った事ないお店とか、初めて役所に行く時とか、毎回吐きそうな程緊張する。特に苦手なのは電話である。

予約の電話とか、超苦手。昔働いてた居酒屋で、翌日の予約客に確認の電話をするっつーのがあったんだが(ドタキャン防止?)、最初は本当におそろしかった。「お忙しいところ失礼します。わたくし〇〇店の△△と申します」とか、一字一句紙に書いてたもん。電話する時に読み上げる用に。

もうひとつ苦痛なのが、美容室に行く事だ。

まず美容室って、それこそ電話で予約しないといけないでしょ。そこからまず駄目。

更に、美容室って、必ず「パーマとかカラーはしないんですか」とか聞くし、「前回から結構時間経ってる感じですかー」とか、「もっと頻繁に来いや」的な発言をちょいちょい挟んでくるし、シャンプーの時に目をつぶったらいいのか開けたらいいのか分からないし(タオルかける店もあるね)、ドライヤーあててる時に話しかけられてもぶっちゃけ聞こえねえし、まあとにかく苦手なんですわ。

そんなこんなで「前回から半年近く経ってるし絶対何か言われるよなあ」とか「こないだの担当、チャラいし言ってる事全然分かんなかったなあ」とか色々考えた挙句足が遠のく。ええ、コミュ障だが何か。

そんな私が意を決して行ってきた美容室は

美容プラージュ。

よくある、

予約不可
担当指名不可
安い

という所。

実は以前にもプラージュには行っていて、それは7月末。2ヶ月経ってるじゃんとツッコミを入れられそうだが、その前に美容室行ったのは1年前である。色々こじらせて、ようやく行く気になったのが7月。「夏といえばパーマかけるべき!」と無駄に盛り上がった勢いで行ったら、

「頭皮に発疹出てますねー、パーマはオススメできません」

と門前払い。

「じゃあカットでいいです」と言う私に、

「とりあえず今回はカットして、発疹治ったらまた来てください。そのときにパーマかけましょう」

と笑顔で店員さんは言う。

この勢いを逃して次がある訳ないんだよ。コミュ障なめんな。

パーマ熱は一瞬で冷め、「ストレート最強」と自分に言い聞かせながら夏を過ごす。髪は健康なんだ。そこそこ綺麗なストレートで、まだ白髪も1本しかないんだ(速攻抜いた)。そこだけは毒親に感謝したい。

まあそんな感じで髪を切り、「やっぱりマメに髪切ろう」と心に決める。そして今回、またカットだけしに行ってきた。

「あれ?パーマはされないんですか?」とか「お忙しかったですかー?」とか聞かれるんだろうなーとビクビクしていたが(心配症)、前回の担当がそもそもおらんかった。長さは変えず、量を減らして前髪だけ短めにしてもらった。

ここまでの文章を読み返してみたが、我ながらキモいわ。コミュ障パネェ。

とりあえず次回は年末に行けるといいなと思っている。電話すんの嫌だから、多分次回もプラージュで。