さて、今日はこの前の続き。R×L、25の対抗馬となりそうな、タビオのレーシングラン5本指。詳細比較はまたの機会として、まずは単体評価を行う。
なんと言っても特徴的なのはヘリンボーンちっくに配置された滑り止め。前足部、拇指球と指のあたり、さらに踵部分に配置される。これがどのような効果を発揮するのか?
なお、編み方はこの手のソックスの定石通りの作りだが、少しだけ捻ってある。これは滑り止めとの関係だと思うのだが。
足の一部の動きを止めるのであれば、その力をどこかで逃がさなくてはならない。これは絶対的な話。このタビオ製品の場合は、前足部と踵部分と大きく2つのパーツに分け、中足部のアーチサポートの糸を一部抜き、動きやすくしている。
平たく書くと、セパレート型のシューズとワンピース型のシューズの延長線上にある、シューズ的発想のソックスという一言でコンセプトは集約できるような気がする。
生地は綿をベースに、ポリエステル、リヨセル、ナイロン、ポリウレタンなどが使用されているが、ドライ感を強調するようなことはない。至って綿ちっくの優しい履き心地。また、いかにもサポートしています的な感じも無く、至って普通だ。
まず、シューズを履く段階で1つの問題が起きる。滑り止めがソールに引っ掛かり、踵がフィットしているのかどうか分かりにくい。普通に踵を放り込めば良いだけなので、慣れれば問題ないだろう。
また、5本指特有の足幅が出てしまう事に関しては、今回は特に大きく何かを感じる事はなかった。
走り出して、一番感じる事は「指が使える!」。蹴りだしている感がハッキリと伝わってくるのだ。これはスゴい。しかし、その副作用として、ペースは上がるものの、ペースが安定しにくくなってしまう。
ペースを上手く作る事はこれからの課題としても、指を使っている感じがしっかり得られるのは非常に心強い。そして、指を使うからこそスピードが乗ってくる相乗効果!これは自分を含めた小市民ランナーには朗報だ。
さて、サクッと10キロを走ってみて思った事。
「これはアリなんじゃないの?」
と。カラバリあるし、アガっちゃうよね!と。
いいね!
という訳で、次回はR×Lに戻って、薄手の15をインプレ予定。