推しの熱愛報道が出た。

友人から来た「あんた大丈夫!?」のLINEで知った。

私は最初「コロナにでもかかったんか!?」と焦ったのだが、何があったかを確認すると熱愛だと言うではないか。しかも綺麗で才能溢れる方と。



まず、めっちゃ笑った。声を出して笑った。「週刊誌に名前が載るなんて売れたな!」って思った(まあお相手が有名な方だというのが1番の理由だろうが)。心の底から超面白くてゲラゲラ笑った。

「ガセじゃないんか?あんなに女っ気ない感じなのに!?でももしこれが本当だったら、ちゃんと恋愛してるんだな!いやぁ〜さらに好きになっちゃうよ」的な。30分以上ずっとニヤニヤしていた。



しかし、その単純な「おもしろ!(笑)」と思う感情は、その日の動画やラジオを通して、少しずつ変化していった。







私は、テレビや週刊誌の芸能スクープが大大大嫌いだ。見る度に反吐が出る。それらは憲法21条における報道の自由の対象ではないと考えている。張り込みや突撃、記事を書く行為全て憲法13条におけるプライバシー権の侵害だ。(いや週刊誌に撮られて売れたな!なんて思った人間が何言うてんねんって話ではあるが)


確かに、この世に報道の自由は存在する。マスメディアは、正確な情報を伝えるための権利がある。例えば、政治家は市民の生活に関わる存在であるから、ある一定の監視下に置かれてしまっても仕方がないかもしれない。


しかしそれは、芸能人のプライベートには適用されないはずだ。だって彼らの日常は、私たちの生活に何も関係ないのだから。

ただお仕事が人前に立つものであるという理由だけで、その人のプライベートを娯楽として弄んではいけない。そこに正義は無いと思う。





記事が出た日の動画は、いつもと違った。

興味本位で覗きに来た人たちに見せつけるように、ファンを安心させるように、大きな愛と優しさで包まれた語りの動画。


このコンビが好きだなぁと思うのと同時に、ひたすらに胸が苦しくなった。こんなきっかけで私の大好きな人達に触れて欲しいわけじゃなかった。



どこの馬の骨かも知れない奴らに、彼がずっと見せなかったものを無理やり暴かれた。私たちが見られるはずだったかもしれない2人のエンタメの形を邪魔された。もちろんそれのせいで(おかげでとは言いたくない)見られた動画ではあったけれども、とにかく悔しかった。



私は、裏側は見えなくていいと思っている。家族や友人、大切な人の存在は特にデリケートだ。

見せてくれるものだけを見るし、その他はどうでもいい。

ていうかそもそも、表に立つ人間だけでなくとも自分の全てを公に見せられる人なんていない。人は誰しも何かを守って生きている。





私はある種の「像」を作り上げてヲタクをしている。見えない場所があることにさえ目を瞑って、心地好いものだけを享受することが幸せなのだ。


そこにズカズカと入り込んで野次馬の興味を揺さぶって金をもぎ取る汚い大人が心底嫌いだ。その人たちが語る報道の自由、知る権利なんてクソ喰らえだ。


報道内容の真偽はさておき、ただ一人の人を好きになって愛すことの何が悪い?彼らはたまたま表舞台に立っているだけだ。たまたま我々が一方的に知っているだけなのに。法を犯したりしていない。何も悪くないじゃないか。

それなのに何故、私の大好きな人たちが邪魔されたり苦しんだりしているんだ。彼ら自身も、ファンも。


必死に視聴者への影響を少なくしようと、見える場所を改めて整え直す作業なんて2人の前進において不必要なものなのに。私たちは、ただ彼らがやりたいエンタメが見たいだけなのに。


邪魔すんじゃねえよ。






平穏な日常を送って欲しい。健康でいて欲しい。笑顔でいて欲しい。生きていて欲しい。幸せでいて欲しい。


私が望むものはこれだけだ。


それがあった上で、良いと思うものや楽しいと思うものを私たちにも見せて欲しい。


見えない場所は見えないままでいいのだ。私は、その場所が見えていないことにさえ気付かないふりをして、呑気に応援したいだけなのだ。

昨日の動画とラジオを見終えた今、彼の見せていなかった場所を不可抗力で知ってしまったという事実に、ほんの少しだけ戸惑っている。

それは彼女がいてショックとかそういう話じゃない。むしろそれが本当なら超ハッピー。マジ嬉しい。

ただ、言語化するのが難しいモヤモヤした感情がある。綺麗なクリスタルに素手で指紋をつけられたみたいな、そういう。見えないままでいたかった。記者の馬鹿野郎(口が悪い)。





もう過去は仕方の無いことだし奴らは恨む価値さえ無いのでこの話は今日限りで終わりにしようと思う。騒いでごめんね。週刊誌の思う壷にならないようになんて言ってるくせに、こんなん週刊誌の思う壷じゃんね。ごめん。私は頭が悪くて弱い人間なんだ。ここに吐き出してしまうくらいには弱い。


数日間かけて練り上げてくれたフォロー体制はとても見事だった。ラジオを聴いて、愛に溢れた1時間22分55秒の動画が急上昇1位になっているのを見て、ピンチだってチャンスなんだな、2人でいれば最強だなって思った。2人で1つじゃん。青春アミーゴかよ。修二と彰かよ。って思った。いやここでふざけてごめん。



ひたすらに、2人の幸せだけを願う。

何があろうと、ずっと2人が大好きなことは変わらないから。


これからも2人でぶちかましてくれよな。愛してんぞ!




なんか結論ふわっとしちゃった!上手くまとめられなかった!以上!!