昔、ありましたよね~V6の番組で。屋上から叫ぶ「未成年の主張」コーナー大好きでした。
もとい、学校見学のすすめです。小4、小5のご家庭はもちろん、小6のご家庭も遅くないのでいろいろ行くことをおすすめします。
栗山さんの学校見学歴です。
●都立中学見学 小5、小6
A校 6回(説明会2回、授業公開2回、文化祭2回)
B校 2回(授業公開2回)
●私立中学見学
四谷大塚の学校参観 を利用し、小5時のみ
3校(共学進学校、共学MARCH付属校、MARCH付属男子校)
●地元中学見学 小5、小6
地元中 3回(授業公開2回、新中1対象説明会1回)
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では、屋上から叫ぶイメージで主張していきます。
「地元中をー!見ておけーー!」
絶対に行くべきだとおすすめしたいのは、地元中学見学です。
こんなこと言いたかないんですけど、都立一本受けの場合、進学する可能性が一番高い学校が地元中なんですよ!!
ホント言いたかないけど、皆さんに後悔しない選択をしてほしいので、心を鬼にして書きますよ!?
授業公開や文化祭で、「あっちの都立中より、こっちの都立中の方がいいよな?」なんて子どもと品定め発言しているご家庭もチラホラ見ましたけども、正味の話、お宅選べる立場ですか?って思ってました。
通える範囲の都立中をいくつか見て、「どっちにしようかな~?あっちは大学進学実績がいいし、こっちは施設がキレイだし、あー迷っちゃうな~」なんて、お買い物気分ですか?って思ってました。
辛口失礼しますね!?
私だって言いたかないですよ!?
いいんですよ、ご家庭に経済的体力があって、お子さんに学力的体力があって、私立も含めて何校も受ける中で、進学先ベストチョイスを探しているという場合に限っては。そんなご家庭どれほどあるのかわかりませんが。
都立一本受け。
志望校さもなくば地元中。
ならば、地元中見学はマストですよ奥さん!(机ダンダン!)
「都立中A」と「都立中B」を見比べて、天秤にはかるのは間違いだと私は思ってました。それは私立中受験で言うならば、「憧れ校」ばかり見学して、「適性校」と「安全校」を見ないのと同じだと思ってました。
都立一本受けならば、都立中と地元中を比較しなければ意味がない。
そして私は実際に地元中を見て「お、思ったより悪くないな」と思いました。
きちんと掃除された昇降口や校舎。廊下に掲示されている生徒のレポートも、ほとんどの子が丁寧な字でびっしりと、しっかり調べたことを書いている。職員室の廊下に貼りだされている学年だよりの内容をチェック。授業中のおしゃべりはほとんどなく、みんな真面目にノートを取っている。数学と英語は少人数レベル別に分けられていて、英語一番下のレベルのクラスのおしゃべりはひどかったけども…。生活指導の先生の講話も聞き、抱える問題はやはりスマホやLINE、これはどこも一緒か。
地元中を実際に見て、授業でもイキイキと手を挙げて、部活や委員会を頑張っている長男の姿も想像できました。
よし、大丈夫。悪くない。
もし地元中に進んでも、やっていける。やってみせる。
その確かなイメージを小6秋にはつかんでいたので、直前期も「落ちたらどうしよう」というお先真っ暗感はなかったです。
長男にも「地元中もけっこう良かったよ。落ちたら、勉強一所懸命やって、部活一所懸命やって、委員会一所懸命やって、高校受験すりゃあいいのよ」って言ってました。
もし、地元中を見て、「アカン…お金かかってでも絶対回避したい!」と思われたなら、私立中をいっぱい見て、納得のいく併願対策をされれば良いかと思います。
とにかく地元中見なければはじまらない。
これからの皆さんには、地元中の授業公開や説明会はぜひ行っておくことをおすすめします。
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「授業公開はー!板書と英語と数学と化学をよく見ろーー!」
授業公開に行ったら、見ておくことをおすすめするポイントをいくつか紹介します。
まず、板書を見てください。
都立中の板書と、地元中の板書を見比べてみてください。
密度が違います。情報量が違います。進度も深度も違います。
また、都立中ごとの特長が特にあらわれるのが、英語と数学と化学(実験)の授業だと思います。
英語の授業では、クラスの雰囲気はどうか、堅苦しくなくグループワークや自由会話を重視したやり方なのか、全員でテキストをしっかり音読して文法を叩きこむやり方なのか。ネイティブの先生が入る授業ではオールイングリッシュなのか、それに対する生徒たちの態度はどうか。
数学の授業では、難易度はどうか、演習問題を解くスピードはどうか、先生の解説はどうか、それに対して生徒全員がついていっているのか。
理系が強い都立中だと、本当にガンガン進めているのがわかります。エッ、先生もう板書消しちゃうの!?みんなノート間に合ってんの!?す、すげーー…みたいな…。(文系おばさん呆然)
化学の実験は、地元中との差が一番出る気がします。
都立中生だと、火が燃えうつるような危険があるアルコール使った実験も、みんな手順を守ってテキパキ進めるし、授業の濃度が濃いです。
アホでふざけるような子がいる地元中だとこうはいかないわな…と一番感じたのが化学の授業でした。
そういうレベルの高い授業を観た上で、「うちの子がこの授業を受けている、そしてついていけている」イメージが持てるかどうかってのが、真価が問われるポイントではないかと思います。
小5のとき。
無理だと思いました。全然イメージわきませんでした。こりゃ届かないわと思いました。
なにしろ、教室の壁に貼ってある生徒のレポートで、長男のような汚い字の子がひとりもいなかったのです!こりゃだめだ、字の汚い子が入れるようなとこじゃないわここは…と思いましたその時は。
小6のとき。
いました。見えました。クラスで授業受けてる長男の姿も、ノート取ってる姿も、手を挙げている姿も見えました。(母親の狂気による幻覚の可能性ありw)
長男、小6になるあたりで、急に字を丁寧に書くようになりましたw 急に字が大人っぽくなり、作文や記述内容がしっかりしてきていました。壁に貼ってあるレポートを見て、その差が縮まっていることを感じました。
小5で子どもはすごく伸びます。
小6でめっちゃ伸びます。
学校見学は、志望校との差を確かめるチャンスです。有効に使ってください。
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「学校見学はー!縦と横で見ておけーー!」
志望都立校大好き栗山親子、授業公開も文化祭も何回も行きました。
何回も行って良かったです。
縦と横で見るとは。
授業公開、最初は中1の授業が気になりますよね。
中1の授業見て、「じゃあその1年後にどうなってるの?どんくらい成長してるの?」と中2の授業見て、中3、高1……と成長度合いを見るのが「縦で見る」という感じです。
もし見に行ったのが春の授業公開なら、「どんな子が受かったのかしら~?うちみたいな子はいるかしら~?」と、初々しい中1クンをしげしげと観察してしまいます。
それを秋の授業公開で、しげしげみつめた中1クンが半年間でどれだけ成長したのか見るのが、「横で見る」という感じです。
縦で見るときも、横で見るときも、授業の内容の変化や生徒の様子もよく見ますが、それ以外に私が注視していたのが、生徒の体つきでした。へ、変な意味じゃないぞ!!?
私立中の進学校(東大20人とか出すような)に見学に行ったとき、男子がみんなメガネで、体つきがヒョロヒョロな子の割合がすごく高いのが気になったんですよね。学年が上がっても8割はガリガリ君ソーダ味って感じで…。
こんな折れそうな体で、社会の荒波に耐えられるのか??
人間、最後は身体だぞ??身体は資本ですよ??って思ってしまって。
一方で、MARCH付属中学に行けば、まあ体つきがすごくしっかりしてる男子の多いこと多いこと!胸板厚い率!体育の授業の圧巻のことよw
しかし説明会で先生はこう言った。
「大学付属中学の弱点は、セーフティネットが張られすぎて、生徒が部活しかしなくなってしまうところです。大学側から厳しいことを言われ、我が校は改革に乗り出し、高校進学条件を厳しくし、自宅学習時間数を増やすための課題をうんぬん…」
高い学費出して部活しかしなくなっちゃって、学校が必死で課題だして尻叩いて勉強させて、行ける大学は最終的にみんな同じなの??
どっちもヤダって思ってしまって。(個人の感想です)
勉強と部活、バランス取れてるのが理想なんです。(個人の価値観です)
中高でオツムも身体も鍛えてほしいんです、男子たるもの。(個人の好みです)
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「文化祭はー!受検相談室が穴場だーー!」
文化祭、模擬店や演劇、有志の発表も楽しいですよね。
私が一番楽しみにしていたのは、生徒会有志による「受検生相談コーナー」でしたw
いつもガラッガラwww
人いないwww
親切な先輩に根ほり葉ほり聞きまくりwww
「塾どこ行ってたの?どんな勉強してた?」からはじまって、「勉強と部活の両立どうしてるの?周りの子の通塾率どれくらい?みんなどこの塾行くの?先生の国公立大プッシュってキビシイの?ぶっちゃけ私立本命ならいらない授業多くない?」などなどいろいろ聞きました。
もちろん聞き方にはすごーく注意して、敬意を払って、丁寧に聞いていますよ(笑)
そしてここでいただいた生徒会の先輩のアドバイスが、本番でめっちゃ役に立ったのでした。
先輩と語り合うチャンスを生かして、精度の高い情報をゲットしてください(笑)
以上、学校へ行こう!でした。
<本日の聖句>
イエスは大声で叫んで、言われた。
「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」
こう言って、息を引き取られた。
(ルカの福音書 23:46)
十字架刑は、当時のローマ帝国が見せしめのために編み出した、史上最も残酷な処刑方法と言われています。丸裸にして両手首、両手足に長さ10センチの釘で十字架に打ち付けてさらし、呼吸困難で絶命するのに何日間もかかるという、ギロチンなどと違って簡単には死ねない凄惨な刑罰です。しかもイエス・キリストの場合は、十字架にはりつけにされる前に、ガラスや石を縫い込んだ鞭で39回背中を打たれ、リンチされています。
なぜそんなことを引き受けてくださったのでしょう。
正しい人のためにでも死ぬ人はほとんどありません。
情け深い人のためには、進んで死ぬ人があるいはいるでしょう。
しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。
(ローマ人への手紙 5:7-8)
キリストが十字架で死んでくださったのは、いのちで代価を支払って、私を買い取るためです。それほどまでに愛してくださっているからです。
そのことを魂の底から信じているので、私は死んだらイエス様にエスコートされて、天のお父さんのところに連れていってもらって、「ただいまー!」「おかえりー!」って神にビッグハグをしてもらうことを、かけらも疑っていませんし、それが楽しみでなりません。
「よく2千年前に遠い外国で死んだ人が、現代の自分となんの関係があるのか?」という人がいます。
自分には関係ないと思う人にとっては、「こんな非現実的なことを本気で信じてるなんて、狂信的で妄信的で馬鹿な奴だ」と思われることでしょう。どうぞどうぞご自由に馬鹿にしてください、そんなことは聖書にも書いてあって最初から織り込み済みなことだから、と思っています。
十字架のことばは、滅びに至る人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神の力です。
(コリント人への手紙第一 1:18)
アーメンハレルヤ!