Radio Girl やさしい声で
Radio Girl ささやいて
胸のシンバル鳴らしながら
手に入れたい君なのさ
なんで曲名が
「憧れのラジオ・ガール」なのさ。
「憧れのRadio Girl」だろ。
もちろん発音はRadio(レイディオ)。
昔からそう思っていたんだ。
憧れのラジオ・ガール 南佳孝 1980年
中学生の時、外国の短波放送が聴ける
少し大型のラジカセを親に買ってもらった。
それ以来、夜はラジオを聴きながら
学校の宿題や受験勉強をしていたんだ。
大学に入るまで、ずっと。
「憧れのラジオ・ガール」、
この曲は憧れの女性DJを歌ったもの。
僕の場合、ラジオはずいぶん聴いてたけど
お気に入りの女性DJはいなかった。
あえて言えば、川島なお美。
DJというよりアシスタントだったかな。
当時は青学の可愛いお姉さんと思ってたけど
後にワインの騎士称号をいただくことになる、
そんな彼女のデビュー曲は「シャンペンNo.5」。
~シャンペンはいかが、私ごといかが~
よく覚えてる名曲。
彼女の写真集、実家にあった(今もある)。
シャンペンNo.5 川島なお美 1979年
えっーと。なんの話だったかな。
そうそう南佳孝の
「憧れのラジオ・ガール」だった。
Radioを「レイディオ」と、
きどって言うヤツはそうはいないけど
南佳孝ならOK。
よく聴いていたんだ、この曲。
好きな女性DJはいなかったけど、
お気に入りの歌手の曲が流れてきそうな時には
PLAYボタンとRECボタンを同時押し、
すぐにPAUSEボタンを押して待機して、
曲が始まる直前にPAUSEボタンで録音開始
そうしてエアチェックをしていた頃が懐かしい。
Radio Girl やさしい声で
Radio Girl ささやいて
胸のシンバル鳴らしながら
手に入れたい君なのさ
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最後に
Radioを「レイディオ」と歌う曲をもうひとつ。
イントロでしびれる元春アニキの曲。
悲しきRADIO 佐野元春 1981年
RADIO RADIO
この気持を わかってDJ
RADIO RADIO
いかしたミュージック 続けてもっと
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「憧れのラジオ・ガール」
南佳孝の8thシングル。
作詞 松本隆、作曲 南佳孝、編曲 坂本龍一
1980年4月21日リリース。
1980年5月1日リリースの5thアルバム
「MONTAGE」からの先行リリース。
Fender Rhodes & Synthesizer,
Vocoder: 坂本龍一
E.Guitar: 大村憲司
Drums: 高橋ユキヒロ
Back Chorus: EVE
Synth Manipulator(MC-8): 松武秀樹
少しキザな歌詞は南佳孝の盟友、
松本隆によるもの。
演奏にはYMOの坂本龍一、高橋ユキヒロが参加。
松武秀樹、大村憲司もYMOつながり。
同アルバムの別の曲では細野晴臣も参加しており
アルバム「MONTAGE」自体がYMOとのコラボ。
「シャンペンNo.5」
川島なお美の1stシングル。
作詞 北村英明、藤洋子、作曲 幸耕平、
編曲 馬飼野俊一
1979年4月21日リリース。
「悲しきRADIO」
佐野元春の2ndアルバム「HEART BEAT」の曲。
作詞/作曲 佐野元春、編曲 佐野元春・伊藤銀次
1981年2月25日リリース。
Drums: 青木隆夫
Bass: 牧田和男
Guitar: 岸卓巳
Keyboard: 西本明
Master: 伊藤銀次