ねえ 恋はいつも 突然やってくる
始まりはわたしから
あなたへと 素直に伝えたい
この胸に生まれたての
ロマンス握りしめ

「始まりはわたしから、、」に心が揺れる。
この曲の作詞は原田知世。

 

ロマンス (2017年)  編曲 伊藤ゴロー

2017年の「ロマンス」は20年前、

1997年の原田知世の曲のセルフカバー。
僕が好きな春の曲だ。

僕は多くの場合セルフカバーに否定的だが
この曲は違う。

少しだけ力を抜いて、
クセ少なめに、
わずかにゆっくり、
バックボーカルは抑え目に

という違いはむしろ、
いい歳の取り方、

そんな歌い方をしているな、

と思える。

ビデオの舞台、江の島の情景も美しい。
海、電車、自転車、レコーディング風景は
以前のビデオからの共通テーマだ。

 

ロマンス (1997年)  編曲 Tore Johansson


こちらは1997年のオリジナル曲のMusic Video。
舞台はスウェーデン。
29歳の原田知世。なんとチャーミング!
もちろん、オリジナル曲も素晴らしい。


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「ロマンス」は原田知世の曲。

オリジナルは1997年の20thシングル。
作詞 原田知世、作曲 Ulf Turesson
編曲 Tore Johansson

スウェーデンのTore Johanssonが
プロデュースした13thアルバム
「I could be free」(1997年)からの
先行シングル。スウェーデン録音。
カップリング曲は「PARADE」。

オリコン最高39位、累計6.8万枚は
個人的には低すぎると思う。

2017年のセルフカバーは、伊藤ゴローが
プロデュースしたセルフカバーアルバム
「音楽と私」(2017年)からの
先行シングル。編曲も伊藤ゴロー。

原田知世のシングルは1986年の
8thシングル「どうしてますか」以後
セールス的には低迷するが、
逆に音楽性は高まっていく。

特に1997年の曲「ロマンス」は
原田知世自身が言う、
「90年代で最も思い出に残る曲」。
そのせいかバージョンも多い。

・97年シングル(オリジナル)
 97年のベストアルバム「Flowers」にも収録

・97年「I could be free」版
  シングルと比べ歌い終わりの後の後奏が短い
 
・99年「a day of my life」版
 New Version。シンプルでスローなアレンジ

・2017年「音楽と私」版
 オリジナルに近いアレンジに戻る

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97年の「ロマンス」のカップリング曲の
「PARADE」も好きな曲。
これも原田知世の作詞だ。

シンガー原田知世を改めて実感する。

 

PARADE
作詞 原田知世  作曲 Ulf Turesson
編曲 Tore Johansson
画像は収録アルバム「Flowers」のジャケット

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また原田知世を紹介しちゃったよ。
好きなのがバレバレ。
だけど、これは嫁に知られても多分怒られない。
僕の嫁は原田知世と渡辺典子を
足して3で割ったような美人だからだ。