彼女は耳に残る良い曲をたくさん歌っている。

シングルはほぼハズレがない。

特にデビュー曲

「センチメンタル・ジャーニー」から

4曲めの「オトナじゃないの」までの
一連の筒美京平作品がいろいろな意味ですごい

という印象を持っている。
ただ、3曲目「TVの国からキラキラ」から

あっち方向に振れだして、
4曲目の「オトナじゃないの」では

もう全振りの状態で、
さすがに高3の受験生がこれを視聴し続けていると

成績がヤバいという気になって当時は一旦離れた。
(YouTubeの動画を見て頂けると

意味がわかると思う)


翌年、大学受験も無事終わって落ち着いたころ、

方向がニュートラルに戻ってホントに良かった

と感じた曲がこのチャイニーズ・キッスである。


亀井登志夫の作曲。

この人も良い曲を作り、

多くの歌手に曲を提供している。

松本伊代は歌が下手だという人がいるが

僕は全くそうは思わない。
控えめに言っても、

「上手くはないけど、下手じゃない~♪」

だと思うし、
何よりあの声が上手下手を超越して、

松本伊代の曲は彼女が歌わないと響かない。

 

先日、デビュー40周年で

「センチメンタル・ジャーニー(40th Anniversary Version)」

を歌う松本伊代のYouTube動画を見た。
まず昔と変わらない声で歌っていることに驚き、

更に歌が上手くなっていることにも驚いた。
同年代がこうして頑張っているところを見ると

すごく勇気づけられる。

 

 

https://www.bilibili.com/video/BV12g4y1K7fC/

チャイニーズ・キッス

 (レッツゴーヤング 1983/5/22)

 

チャイニーズ・キッス  (レコード音源)

 

センチメンタル・ジャーニー

(40th Anniversary Version)
もう素晴らしいとしか言えません