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お立ち寄りありがとうございます
花粉と黄砂と腰痛によってダメージを受けており、ようやく腰がマシになって参りました
この時期は腰を痛める方が多いそうで、皆さまお気をつけを
さてさて。わたくし、エルメス🍊のシルクが大好きですよだれじゅるり。です。
一人で手持ちのシルクを眺めながらニヤニヤ出来る変態です
あまり出会いはありませんが、モチロンレザーも大好きです
エルメスのレザーを触れたときにあまりの肌触りの良さに感動したのは今でも素敵な記憶として残っています
レザーの仕立てがたくさんあり、それぞれ表情が違うのも凄いと思っていますし、カラーひとつとっても色が豊富で名前もステキ
何より、薄い軽い
良い匂い
なんというか、
陳腐な言葉で申し訳無いのですが、
たまらない
のです、、、
相変わらずの語彙力
なんでこんなにステキなんだろう、と、改めて感じる事があって、皆さまご存知かと思いますが、エルメス🍊のレザーやタンナーについて調べてみました
TANNER タンナー
芸術品、アートともいえるカバンやレザーアイテムを生み出しているエルメス🍊ですが、
最高級のレザーを使って、職人さんが一つのカバンやレザーアイテムを最初から最後まで責任を持って生み出しています
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では、その最高級のレザーは??どこから??
日々美味しく頂いているお牛さんのお肉を思い浮かべて下さい。約2年大切に育てられ、屠殺され、皮は皮革業者さんに。お肉は精肉業者さんの元に。それぞれで余すこと無く頂いております
生皮から鞣し革を作る製革業者さんのことをタンナーさんと呼ぶそうですが、皮から革へと変身させる職人さんです
原皮を革へと変身させる工程を
鞣す(なめす)と言いますが
漢字を見てみると
革を柔らかくする
もしくは
柔らかくした革
まさに読んで字の如し
世界でも有名なタンナリーはいくつかあるようですが、エルメス🍊はフランスの有名なカーフレザーのタンナリーであるデュプイ社とアノネイ社の2社からレザーを仕入れているご様子です
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TANNERIES DU PUY デュ・プイ社
https://www.tanneriesdupuy.com/en/
デュプイは1946年に創業したカーフレザーで有名な老舗タンナリーなんですね。
フランス産をはじめ、ヨーロッパ産の原皮を鞣しているそうですよ
ヨーロッパでのびのびと放牧されて育ったお牛さんが想像出来ます原皮から地産地消出来て素敵ですね。
エルメスは元々デュプイから最高級のレザーを仕入れていたようですが、2015年にエルメスに買収されて傘下に入ったようです。
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TANNERIE D'ANNONAY アノネイ社
そしてもう1社がアノネイ。デュプイと同様カーフスキンで有名なタンナリー
https://www.tannerie-annonay.fr/fr/
12世紀からアノネーの街は皮革産業で栄えたそうですが、いまはアノネイ社のみのよう、、、。
アノネーは熱気球が飛ぶ街なので、ブランドマークに熱気球が
1838年創業とも、1984年にデュプイから独立したとも、、、はて
正確な情報が分かったら修正致します
ただ、有名な老舗タンナリーであることは確か
深い渓谷でのびのびと育てられたお牛さんを鞣しているので、まさにMade in FRANCEのレザー
アノネイも2013年からエルメスの傘下に入っています🍊
アノネイも日本からしたらデュプイと同じリヨン寄りのエリアにあるんですね
どちらも皮を鞣す際に必要な水源が豊富なエリアのようです
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現在はH.c.p.(エルメス キュイール プレシュー)というエルメスの子会社の中にデュプイとアノネイのブランドマークがあり、技術や情報を共有しながら共に発展しているそうです
最高峰のカーフスキンタンナリーを抱えていたら、最高級のレザーがエルメスの元に集まるのは必然ですねぇ
なめし
エルメスのレザーは、シボが整っていてきめ細かく美しいことこの上無い
さらに色は繊細で魅力的ですし、レザーの厚みは薄いし、芳しい香りを纏っています。
今回鞣しについて改めて調べてみたのですが、デュプイもアノネイもクロム鞣しのようで、色々納得することがありました
わたくしの中ではイタリアンレザーや日本のタンニン鞣しのレザーが身近だったので、クロム鞣しのレザーの薄くて軽い仕上がりがより一層感じさせたのかもしれません。
鞣しは、先ほども書いたように、動物の皮だったものを革にする工程です。
そのままでは腐敗したり、硬くなってしまう皮を、なめし剤を使って、私たちが見慣れた革へ変えます。
- 植物性のタンニンを使って時間をかけてゆっくりとなめすタンニン鞣し
- クロム鞣剤を使って短時間でなめすクロム鞣し
の2種類が主ななめし技法です。
タンニン鞣しだとゆっくりとタンニン液がしみこんでいくので厚みもあり、革を育てていく風合いが強くなります。
クロム鞣しだと皮の真皮にクロム鞣液が染み込むのでタンニン鞣しよりも薄く柔らかく仕上げられます。仕上がりの風合いがずっと続くので新品の状態が長く続くイメージかしら
デュプイもアノネイも、独自のクロム鞣しで高品質の革を生み出しています
クロムなめしの様子
デュプイとアノネイのHPからなめしの工程を見てみました。
翻訳間違いでちょっと違う事があるかもしれませんので、修正入るかもしれませんが
プレタンニング
なめし作業
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エルメスのレザーアイテムは、特別なお手入れをする事なくいつまで経っても美しいのは、
素晴らしいタンナーさんが大変な作業とそれに培われた経験で、的確な技法を使い最高のレザーを生み出してくれたおかげなんだなぁ、と納得しました
レザーの世界って奥深い
もう少し書きたい事があったのですが、なんと文字制限が
また次回に〜
本日もお付き合いありがとうございました
寒さがぶり返して来ましたね。皆さま体調にお気をつけてお過ごし下さい
良い休日を
ね