今回は内窓の取付工事を紹介します。
↑羽根ガラスが回転して開閉する、いわゆる「ルーバー窓」です。
一時期にはよく採用されていましたが、やはり気密性という点で劣るようで、こちらのお宅ではルーバー窓まわりが寒いと悩まれていました。
現場で打ち合わせをさせていただいた結果、内窓を設置することになりました。
↑写真はユニットバスのルーバー窓に、浴室専用の内窓(引違い窓)を設置したところです。
プライバシーに配慮して、乳白色の防犯合わせガラスを組み合わせたペアガラス仕様にしました。
↑ルーバー窓には柄の長いハンドルが付いているため、その部分が干渉して内窓を取付できるスペースが足りないことが多いです。
今回は、その代わりに握り式ハンドルという小さい部品に交換して、内窓のスペースを確保しました。
(異なるメーカーの部品ですが、お客様のご了解をいただいて採用しました)
握り式ハンドルは、左右にくるくる回すことで羽根ガラスの角度を操作できます。
↑浴室のルーバー窓の外には、後付けタイプのアルミ面格子を追加しました。
↑こちらはトイレのルーバー窓でした。
↑スリムなタイプの内窓(引違い窓)を取付できました。
↑こちらのルーバー窓も、ハンドルを握り式ハンドルに交換しました。
↑この内窓は枠の幅が4センチとスリムなタイプで、ペアガラス仕様にはできませんが、少ない窓額縁のスペースに対応できます。
この窓ではハンドルを握り式ハンドルに替えた上で、内窓が窓額縁内にちょうど納まりました。
ルーバー窓に内窓を設置したことで、ずいぶん暖かくなったとお客様に実感していただきました。
これから申請が始まる「こどもみらい住宅支援事業」という補助金制度も利用する予定です。
【採用商品】
(浴室窓)
・リクシル インプラス PG仕様 浴室仕様(ユニットバス納まり用) 色:ホワイト
引違い窓2枚建(防犯乳白合わせ・型板複層ガラス入り)
(トイレ窓)
・セイキ販売 楽窓Ⅱ ガラスタイプ 色:ナチュラル
引違い窓2枚建(単板3ミリ透明ガラス入り)