今日工事した現場です。
ユニットバスの折れ戸本体が壊れたので、修理できますかという問い合わせから始まりました。
まず現場下見に伺いましたが、ユニットバスの場合、折れ戸を作っているサッシメーカーが不明なことがあります。
部品などの写真を撮って、いろんなメーカーの商品と照合しましたが、ブランド名の表示が無いこともあって結局見つかりませんでした。
ユニットバスのメーカーに直接問い合わせできれば良いのですが、数年前に倒産したミカド製の商品でしたので、こちらも手がかりが有りません・・・
そこで今ある枠の内側に新しい枠を取付する、カバー工法で折れ戸を新しくする方法をご提案し、工事をご依頼いただきました。
↑工事前後の写真です。
新しい折れ戸はYKKAPの「サニセーフⅡ」。同じホワイト色なので、違いが分かりにくいですが・・・
↑今回は「四方アタッチメント枠」という部材を使ってみました。
シンプルな枠の構造で、今までの枠を全て隠すわけではありません。
上写真をよ~く見ると、今までの枠は純白色で、新しい枠はアイボリー色なのが分かりますか?
↑拡大するとこんな感じです。
今までの枠と新しい枠との間は、コーキングで塞いでいます。
↑この部材は、下枠の段差はわずか10ミリです。
今までの枠がバリアフリーだったので、なるべく段差ができないような商品を探して採用しました。
ほぼパッキンの立ち上がりだけで納まったので、あまり気にならないと思います。
これで今日からスムーズに浴室へ出入りできますね。
新しい商品を試してみて、また一つ勉強になった現場でした。