前回、カウンセリング演習で嫌なことがあり、自暴自棄になって、精神科通院をやめて、薬をやめて、頭がピキピキ音がしたことを書きました。

結局、薬も再開して、通院も始めました。


嫌なことがあっても私はカウンセラーになることをあきらめませんでした。

また産業カウンセラー試験を受けることを決めて、産業カウンセラー協会主催のカウンセリング演習を前年と同様、1年間月に1回受けることにしました。


日雇い派遣の仕事も再開しました。

毎日違う現場、違う仕事、違う人たちと働くことは精神的にきつかったです😰

特に、引っ越し、建設現場、事務所移転、倉庫作業、イベントの設営・撤去では現場に気の荒い人たちがしきっていて、よく怒鳴られました😢

殴られることもありました😥

当時、精神疾患持ちの私にはとてもきつく、途中で現場から逃げ出したり、何日も休んでは働く日々でした😥


日雇い派遣、カウンセリングの勉強、精神科通院の日々で暮らしていて、精神的に落ち着かないまま8ヶ月が過ぎました。

3回目の産業カウンセラー試験の直前、カウンセリング演習で私がカウンセラー役、私より10歳上の男性がクライアント役でカウンセリング練習をしました。

私はいつになく安定感があってよく聴けました。

内容は覚えてませんが、私はあまり言葉を挟まず、傾聴に徹していました。

私がある言葉を発したときに、その男性受講生はポロッと涙を流しました😢

私が今までカウンセリングの勉強してきて、男性が泣くところを見たのは初めてで驚きました😮

振り返りで男性受講生は「カウンセラー役のあるひとことが共感されてるのを実感して、涙が出た」と言ってもらえました。

2006年、30歳。

私がカウンセリングを勉強して4年で、初めて実感として共感というものがわかった瞬間でした😮

この日を機に次の試験への手応えも感じました。