古宮昇先生の「マンガでやさしくわかる傾聴」を読みました。

傾聴については世の中にたくさん出ていると思いますが、マンガで易しく書いてある本はこの本だけじゃないでしょうか。
この本は心理カウンセラーを目指す人向けというより、一般の人向けに書かれています。
というのは、傾聴ってカウンセリングだけでなく、日常生活の中でのコミュニケーションにもすごく重要だから、カウンセリング学んでない人にも必要なんです。

 

この本はマンガと古宮先生の解説がセットになって構成されています。
マンガと言ってもバカにできません。

まず、「聴されるとどんな効果があるか」から始まり、基本的なテクニック、共感と受容についてが書いてあります。
最後の方には「話し手からどうしたらいいですか」と聞かれるときは聴き手がきちんと聴いてない可能性があるとか、沈黙の意味やそれに対応するやり方など、かなりレベルの高いことが書いてあります。

 



改めて、テクニックは大事なんですが、傾聴は聴き手のあり方や生き様が大事なのかなと思いました。
また目の前の人を大事にすることが基本ですね。

この本は自分が傾聴についてできてないなって悩んでるときに基本に立ち返るときにまた読み返したいです。

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