「助けてが言えない」という本を読みました。
この本は精神科医、薬物依存症支援、自殺希求者支援、いじめ被害者支援、生活困窮者支援、認知症支援、性被害者支援、ギャンブル依存症者支援など、さまざまな当事者の困難さや無力さを見て、支援者の葛藤を書いたものです。
ときに専門用語もあり、読みづらいところもありましたが、支援者・当事者の切なさが伝わってきました。
それぞれの困難を抱えてる方たちに共通することで、
「助けてと言うのは勇気のいること。相手に全権を委ねる、相手にアドバイスを強いる、辱めを受ける危険もある」
という一文がすごく響きました😰
支援を受ける当事者がどれだけ助けを求めることに勇気がいるのか、
そこに共感の姿勢が必要なのかもしれません。
そこに専門的知識や技術は必要ないのかもしれません。
専門的知識や技術の前に、
・批判したり、裁いたりせずに、傾聴する。
・当事者と歩調を合わせる。
・信頼関係の構築
・味方であることのメッセージ
が必要だと伝わってきました。
シンプルですが、支援者にとって難しいことかもしれません。
支援者も心身を整えて、健康でいないといけません。
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