怖い、嫌だ、知られたくない。
誰にでもそういった感情ってあると思います。
私もあります。
結構、どんどん消化していくタイプで周りの人にカミングアウト出来ている私ですが、つい近年まで抱えていたものがありました。
それは「出来ない私」をひた隠しにしていたこと。
これは何なのでしょうね。
「出来る自分」を演じなくてはならない立場にいることが多かったからでしょうか。
「あなたなら出来るよ。」という周りの人の期待に応えようとしていたのでしょうかね。
何かと「出来る人」を演じていた自分がいました。
そして、出来ない自分を知られたくなくて、必死に自分を守っていたような気がするなぁ…。
そう、まるでハリネズミ君のように、体全体にハリをまとって必死に防衛していたのかもしれません。
でもね、出来ないポンコツな自分を認めてあげたら、周りが敵だらけに見えてた世界がガラリと変わってね、
周りが味方だらけになって、感謝と敬愛の気持ちで満たされる世界になったから驚きだよ。
(そもそも、敵味方なんて無いんだけどね〜♪)
完璧な人間よりも、ちょっと欠陥がある人間の方がいい。
最近、特にそう思います。
だって、自分がポンコツだからこそ人の優しさや愛情に気づくことが出来るから。
完璧を目指していた時は、人の欠点や出来ていない事ばかりが目に付いて苦しかったような気がします。
「そのままの自分でいいんだ!」
「ビバ!ポンコツ!!」
って思えるようになると、本当に心穏やかで幸せな気持ちになれるので、もし今の自分の在り方で苦しみを感じている人がいたら、まずは自分のポンコツを認めてあげて欲しいなって思います♡
そう言えば、イギリスの学校へ行っていた時に演劇の科目を取っていたんだけど、先生が話す英語が難しくて何を言ってるのやら全く分からなくて、ロールプレイで演技をする時に何をすればいいのか分からずグループの子たちに迷惑かけてたことあったんだよね。
その時の私も「分かって出来るフリ」をしていたと思う。
だから、「分かっていません。」という一言がいえなかったんだよね~。
きっと周りの生徒からしたら、態度が悪い日本人留学生って感じだったと思う(笑)
とは言え、私はずっとその現状のままでいなくなかったから、「実は私、何をどうしたらいいのか分かってない。」って勇気出してカミングアウトしてみたの。
そうしたらさ、クラスメイトたちが「え?キヨカは英語が分かっていなかったの?」とびっくりしてた(笑)
(いやーん、私はグラミー賞並みの演技力があったのかも〜♡♡♡)
変なプライドを捨てて自分のポンコツを認めてカミングアウトをしてから、ありがたい事にクラスメイトたちが出された課題を優しく丁寧に説明してくれて、脚本を考える時もアイディアをくれたりして本当に救われたんだよね。
ほんと、クラスメイトたちに感謝しかありません。
彼らのお陰で演劇の授業が理解出来るようになって、「楽しいんだけど嫌な授業」から「とっても楽しくてたまらない授業」に変わったのを今でもよく覚えています。
恐れて、不安になって、楽しくない世界を創っていたのは紛れもなく自分。
でも、その世界をぶち壊して光輝く楽しい世界にするのも自分。
全ては自分が創り出している世界なのだと気づいて行動出来たらいいよね♪
ビバ♪
ポンコツ♪
自分で創り上げる世界は楽しいよ♡
幸せだよ♡
キレイの魔法アカデミー
代表 藤本聖郁でした。