界的に著名な学者が、仏教を絶賛している例は数多くあります。
例えば、現代物理学の基礎である相対性理論を生み出し、20世紀の世界を大きく変えたといわれる天才科学者アインシュタインは、仏教に大きな期待を寄せていました。
「現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれる宗教があるとすれば、それは『仏教』です」
「仏教は、近代科学と両立可能な唯一の宗教です」
「仏教はキリスト教に比べれば、100倍くらい現実的です」
こう言ったのは、ニーチェ(ドイツの哲学者)でした。
ドイツの哲学者ショーペンハウアーも、こう言っています。
「私は他のすべてのものより仏教に卓越性を認めざるをえない」
また、人間の深層心理を研究した、世界的な心理学者ユング(スイス)も、
「仏教はこれまで世界の見た最も完璧な宗教であると確信する」
と語り、歴史家として、世界の文化史を著したH・G・ウェルズ(イギリス)は、
「現在では原典の研究で明らかになったように、釈迦の根本的な教えは、明晰かつシンプル、そして現代の思想に最も密接な調和を示す。仏教は世界史上知られる最も透徹した知性の偉業であるということに議論の余地はない」
と仏教を絶賛しています。
ドイツのマルティン・ハイデガーは、『存在と時間』という著作で知られますが、晩年に仏教の名著『歎異抄』に出遇い、衝撃を受けたことを告白しています。
「今日、英訳を通じてはじめて東洋の聖者親鸞の歎異抄を読んだ。(中略)もし10年前にこんな素晴らしい聖者が東洋にあったことを知ったら、自分はギリシャ・ラテン語の勉強もしなかった。日本語を学び聖者の話しを聞いて、世界中に拡めることを生きがいにしたであろう。遅かった」
なぜ、世界の科学者 哲学者が仏教にひかれるのか - 1から分かる親鸞聖人と浄土真宗 (tulip-k.jp)