安倍首相は今回の参院選で
『憲法を議論する政党か、議論すらしない政党や人を選ぶかだ』と踏み込んだ。与党が勝利したことで、むしろ憲法の議論を進めることに一定の信任を得たと受け止めるべきだろう。(中略)
野党第一党の立憲民主党がかつての社会党のように、改憲に反対する薄い支持層にだけ訴えているように見えるのは残念だ。自民党案に問題点があれば指摘すればいいのであって、案すら出さないのは横暴だ」と述べる。

七月二十二日の記者会見では、今回の勝利を踏まえ、「少なくとも議論は行うべきである、これが国民の審判だ。野党はこの民意を正面から受け止めてもらいたい。今後は憲法審査会で、与野党の枠を超えて真剣な議論が行われると確信している」と訴えた。

国民民主の玉木代表は、七月二十一日、「九条だけでなく、中身についてしっかり国民に分かりやすい議論をすることが大事だ」「憲法の議論には参加する。参加したいので参加できる環境をきちんと整えてほしい」と憲法論議そのものには前向きな姿勢を示した。

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