まるごときいちゅう | クラバート・ガレージ

まるごときいちゅう

モスゴジも終盤戦。

BGVで武田鉄矢の「刑事物語―くろしおの詩―」を流してます。

一般的に評価が高いのは、1作目、2作目ですが、僕はやたらとTV放送していた「くろしお」世代。

映画公開時期は、ガレージ全盛期ですし、BGVにもってこいです。

線路や街並みの色や明かり、空の色を汲み取ることで、当時にトリップして、その感覚を造型に入れたいものです。

くろしおはほぼ全編憶えていますが、この歳になってこそ、あのED、台詞は泣けますね。

曇り空の浦戸大橋の下をくぐるフェリー。
不器用な男、片山元の台詞「また、(ここでタメ)独りになったのか…」そしてバックに流れる「唇をかみしめて」。

涙腺が緩みます。


1作目の片山の台詞も大変に美しく、大好きです。


歌は歌って初めて唄であり、鐘は叩いて初めて鐘であり、愛は…

愛は与えて初めて、愛である。