おかげさまで……ついに人生初のフルマラソン、完走しました!
大会運営の皆様、ボランティアの方々、そして沿道で力いっぱい応援してくださった皆様に、まずは心からの感謝を。
天気予報は直前まで「晴」→「晴れのち曇り」→「曇り」→「曇りのち小雨」
と、まるで迷走するペース表のように変化していきましたが、当日の朝はしっとり小雨。
だけど、そのくらいの方が走りやすそうな感じで悪くないものです。
1万人規模の大会で混雑もあるし、ゴールは4〜6時間後になるからと家内には「応援はいいよ」と伝え、電車に揺られて研究学園駅へ向かいました。
序盤はルンルン
2日間のランオフと調整がバチッとはまり、「あれ?今日めっちゃ調子いいぞ?」という状態。最初の給水もスルーしてそのまま5km地点へ。いちはら病院を左折した途端に、ガチランナーたちとすれ違い、レースの高揚感が湧いてきます。
「さぁ、ここからマラソンが始まるぞ」と気合が入ります。
中盤から思わぬ伏兵、左足裏痛出現
筑波大学構内に入る手前で左足裏に違和感。そこからジワジワと痛みが広がり、27km地点以降は脚が重く硬くなってきた。そしてペースはあっさり6分台へ。
30km以降はまさに噂に聞く「30kmの壁」サブ4への淡い期待もふわ〜っと消えていき、じわじわとペースダウン。
前を走る女性ランナーのTシャツには「No Pain, No Gain」の文字。「わかる、わかるよ……」と思いつつも、この痛みの先に本当に得るものってあるのかな?と思いながら走り続けます。
それでも、つくば駅周辺の応援は本当に力になりました。ペデストリアンデッキの声援に背中を押されながら学園西大通へ。
既に折返し済みのランナーとすれ違うたび「あと少し!」と自分を励ますも、距離差は8km以上……これもまたマラソンの醍醐味です。最南端の折り返し前のアンダーパスは、まさかの急勾配という隠しボス。
38km地点で、ランナさんの真っ白なグローブとハイタッチ!あれで気持ちが一気に軽くなりました。
らんな(今年3月のかつしかふれあいランフェスタでも)

残り4km。「まだ4kmある」ではなく「あと4kmでつくばマラソンが終わってしまう」と思うようにして前へ前へ。
ゾンビでもゴールは輝く
完全にゾンビランナー化しながらも、西岡交差点を右折。最後のホームストレッチ(1km)に入りました。左折し市役所手前のゴールゲートが輝いて見えました。そして……ついにFINISH!
ゴール前
フルはやっぱり別次元
30km走は何本かこなしていたものの、すべてEペース+疲れたらコンビニで座り休憩という「緩ふわ練習」だったため、フルを走り切る脚力がまだまだ不足していました。
フルマラソン……想像以上に手強い。でもその分、達成感も格別なのです。
帰り際に餃子の王将 下総中山店で一杯(レモンサワー、にんにく激増餃子、にんにく丸揚げ)

家内の料理は美味しいんです(自慢)

翌朝は足裏の痛みがスッと消えた代わりに、左膝外側に違和感。庇って腸脛靭帯に負担が来たのかもしれません。
しばらくはしっかり休んで、脚を労りつつ次のチャレンジに備えようと思います。


