今年は京都2200m、Dコースで行われる。
今回際の京都の馬場は時計が速いので、雨でも降らない限り例年の阪神コースのレースとは傾向が変わりそうだ。有利な枠は中から外枠。内枠はイン突きだと伸びないので差し馬がコーナーで外に出す展開のためやや不利。
ポイント
(1)前哨戦は天皇賞(春)、鳴尾記念、海外
鳴尾記念では少なくとも4着以内に入っていることが条件だ。
ブローザホーン、ディープボンド、ヤマニンサンバ、ドウデュース、ジャスティンパレス
(2)急成長の馬
春先からメキメキと力を付けている馬が勝つことが多い。
シュトルーヴェ、ベラジオオペラ
(3)産経大阪杯組
宝塚記念と関連深いレースは産経大阪杯。ここを使ったG1ホースや、好走した馬は要注意だ。
ベラジオオペラ、ローシャムパーク、ルージュエヴァイユ、ソールオリエンス
(4)格
勝ち馬はここがG1初勝利となる馬が多いが、2、3着はやはり格のある馬が絡む。ここ数年はG1ホースが勝っている。
ドウデュース、ジャスティンパレス、ベラジオオペラ、ソールオリエンス
(5)穴のタイプ
天皇賞(春)馬券圏外、目黒記念連対馬、鳴尾記念組、牝馬
牝馬は5年連続で馬券圏内で、昨年は10番人気のスルーセブンシーズが2着。京都コースならさらにチャンスか?
ルージュエヴァイユ、シュトルーヴェ、ヤマニンサンバ
(6)血統
欧州系が強い。阪神コースなら、スタミナ色の強いサンデー系、キングカメハメハ系も強く、切れよりもスタミナ色を重視だが、京都コースに替わり、ディープ系、SS系がより有利になる。ミスプロ系はやや足りないか・・・。
ジャスティンパレス、ソールオリエンス、ディープボンド、ドウデュース、プラダリア、ヤマニンサンバ、ルージュエヴァイユ
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今年は登録頭数が少なく、スローの上りになりそう。特に逃げ馬がいないので、ベラジオオペラ、ディープボンドが残る展開もあるか・・・。
(全頭診断)
カラテ・・・格下で能力も衰えた。消し。
◎ジャスティンパレス・・・ここ数戦の位置取りが後ろ過ぎ。鞍上ルメールでスタート決まれば、勝ち負け。
シュトルーヴェ・・・キンカメ産駒で重賞を連勝。かなり強いが、戦ってきた相手が弱すぎる。消し。
ソールオリエンス・・・中山の2000mがベスト。穴タイプのG1ホースだが、脚質、瞬発力的に京都コースは合わなそう。消し。
ディープボンド・・・逃げ馬がいないので逃げもありか。速めのスパートで押しきりたいが、やや距離が短い。消し。
〇ドウデュース・・・前走はコース取りの失敗と距離が短かった。捲れるので武の仕掛け次第。勝ち負け。
ヒートオンビート・・・能力落ち。消し。
プラダリア・・・コース、血統はベストだが、やや格が足りないか。消し。
△ブローザホーン・・・どちらかと言うと上りがかかる方が良い。ただ、逃げ馬がいないので鞍上菅原なら逃げるかも。枠次第。
△ベラジオオペラ・・・大阪杯は展開に恵まれた感あり。今回も恵まれそうだが、勝ちは厳しい。押さえまで。
ヤマニンサンバ・・・血統は良い。ただ格が足りない。消し。
△ルージュエヴァイユ・・・今回の穴馬。鞍上川田で7番人気想定なら。ねらい目。瞬発力は凄いので3着候補。
ローシャムパーク・・・この馬も強いが、ハービンジャー産駒だけに、洋芝、小回り向き。今回は消す。