前エントリーはこちら→僕が夜の仕事をやっていた時の話③
最初から読みたい方はこちら→僕が夜の仕事をやっていた時の話~Prologue~
==
明くる朝、極度の二日酔いとともに目が覚める
いや、覚めるというか覚めないというか(笑)
出勤するとMさんも二日酔いの様子だった
ざぶ「昨日はありがとうございました」
M「いえいえ、大丈夫だった?笑」
ざぶ「大丈夫じゃないっす(涙目)」
M「だよね(笑)」
ざぶ「Mさんもけっこう…」
Mさん「わかる?笑」
ざぶ「はい(笑)」
M「で、本当に働くの?」
ざぶ「いやーどうなんでしょ、本当に働けるんですかねぇ…笑」
正直昨日のことは社交辞令だと思っていた
初めて会った僕がいきなり働けるわけがない
水商売の経験がない僕が雇ってもらえるわけがない
昨日は昨日でいい経験ができた、それだけで十分じゃないか
そんな風に考えていた
僕は慣れない二日酔いと戦いながら、いつものようにコーヒーを淹れる
そしていつもより長く感じた、いつもと同じ1日が終わる
バイトが終わり携帯を見ると珍しく着信がある
知らない番号だ
もしかして…
「もしもし~」
昨日散々聞いた特徴のあり過ぎるこの声はYさんだ(笑)
ざぶ「もしもし!昨日はありがとうございました!!」
Y「じょー?わかるー?こちらこそありがとねー。面接なんだけど…」
え!?
Y「明日でも大丈夫ー?」
え!?え!?
Y「21時とかでいいかなぁ?」
ざぶ「え!?本当にいいんですか!?」
Y「もちろんだよー。じゃあよろしくねー。」
ざぶ「は、はい!わかりました!」
おいおい…
本当に面接やっちゃうんかい…
大丈夫なのか…?
そして、色んな不安は残ったまま面接の日を迎えた
「僕が夜の仕事をやっていた時の話⑤」へ続く
じょーざぶろーでした