先日イギリス人ハーブ研究科のベニシア・スタンリー・スミスさんがお亡くなりになったと知りました。
日本にいた時にNHKで毎週放送された「猫のしっぽ かえるの手」というベニシアさんの番組をよく見ていて魅了されていた者として驚きを隠せませんでした。 まだ72歳だったそうです。
ロハス生活やスローライフの先駆けのような存在で、イングリッシュガーデンを京都大原の古民家に築き上げ、その日本とイギリスを見事に融合させたゆったりとした生活に憧れを抱いたものです。
自家製ハーブを使った身体に優しい食べ物や化粧品、ジャムや手作りケーキなどが、飾らないインテリアと自然の光の中で繰り広げられるのを見る度に、「なんて豊かな生活なんだろう。」と感銘を受けていました。
その自然に囲まれた豊かな生活をしていたベニシアさんが、晩年は病気で悩まれていたそうです。
手術で取り切れなかった肺線ガンとリンパ転移・鬱から
50歳で本当の自分に目覚めて人生リスタート
病気や身体不調からのメッセージ解読、
マインドバランス調整師
病気や症状を治したい願望を実現へと導く
よしだ順子です
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晩年ベニシアさんが患っていたのは、 後部皮質萎縮症と診断されていたようです。
Posterior cortical atrophy (PCA) といって後頭葉から頭頂葉および後頭葉から側頭葉の機能低下によるものだそうです。
昨年のインタビュー映像を観ましたが、表情は硬く、どの質問に対する答えも、日に日に悪化する病気への恐怖と不安に行き着いてしまいます。
昔からの親友でもあるインタビュアーが、今までのベニシアさんの功績や家族が寄り添ってくれている事や希望を持たせるような発言も、その時の彼女には響いていない、という様子でした。
この病気になった原因に
「忙しすぎた。仕事を頑張り過ぎた。」
と思う事があったそうです。
きっと頑張ったのは、「人を喜ばせたい、頼まれたら期待に応えたい」という思いが極端に強くなっていったのかもしれません。
自分のペースを優先するよりも、『頼まれたのなら何としても頑張らなければならない』になっていたのかもしれません。
インタビュー中にも、
「NHKから2日間だけ取材させてほしいと言われてるんだけど、いったい何をすれば。。。」 とおっしゃっていました。 こんな状況になってまでも頼まれる事を優先させようとしていたのでしょうか。
すかさず親友インタビュアーさんが、「それはもういいじゃない。 もうあなたはこの状況なのだから」 と促していました。
ベニシアさんは介護施設からご家族の元へ帰って来た後に誤嚥性肺炎でお亡くなりになったようです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
ベニシアさんから、本当の豊かさとは何かを改めて巡らす機会になったように思います。
自然、家族、友人、家、時間、お金、名声
どれも人生に彩りを与えてくれる大切な豊かさでしょう。
しかし、どんなにこれらすべてが揃っていたとしても、
「豊かさ」で自分自身を満たせる事が出来るのは、自分の心の在り方だけなのかもしれません。
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