願望を実現させる為には、『叶えたい事の目標やビジョンを描く事が先で、それに向かって行動する』と【思考は現実化する】の著者ナポレオン・ヒル初め、あらゆる分野の研究者は言います。
世の中で影響力のある方や、成功者と言われる方は、この法則をもれなく使っています。
それは、成功者だけが使う願望の実現法と思われがちですが、実は病気を治したいという願望でも同じだと思います。
実際日常的に私達は、小さな事でもビジョン先に浮かべてから、日々それを達成させています。
例えば、
今日は夕飯に手作りのグラタンを作ることにします。
ビジョンは、今日の夕飯までに
「グラタンを食べたい」
「グラタン作りに挑戦したい」
「グラタンを作って家族を喜ばせたい」
このような願望が設定されます。
そしてビジョンを達成させる為に
材料を用意し、
材料を切り、
鍋や食器を選び、
時間を見計らい、
どんな味に仕上げたいか、
レシピを確認し、
など次々と設定した時間までに出来上がるよう行動しています。
これと同じように、病気をいつまでに治そうという『設定』を自分でしてみる事で、その願望は達成していくのだと思います。
私は、肺がんを患った時に、手術、抗がん剤治療、放射線の日程を医師から計画された時に、不安と恐怖に陥りながらも、ガン患者でなくなる日を無意識的にも設定した事を思い出しました。
最後の放射線治療が終わる2019年11月末日には、がんは私の身体から消え、家族と共に多いに喜び、その後旅行に行けている、というビジョンを設定していました。
確信は無くてもあくまで願望のビジョンです。
そのビジョンに向かう為に治療に専念し、体力維持の為に毎朝歩き、治療を受けられる事に感謝をし、食事を改め、自分の心の根本原因に向き合い、サポートしてくれる人達に感謝するという行動をしました。
そして、その願望はその通りに実現しました。
それは、たまたま治療が上手くいったケースだと思う方もいるかもしれません。
しかし、そのビジョンなしに、ただ受け身だけだったのなら、ガンは消えたままだっただろうかとも思います。
今では、さらに先のビジョンも次々と設定し、少しずつ実現しています。
願望実現の積み重ねは、生きている限り続くのでしょう。
途中で何度もくじけそうになっても大丈夫です。 私は何度もくじけました。
『自分が心から喜んでいるビジョン』を思い出せば、ちゃんと這い上がれます。
ただし不平、不満、泣き言、文句を抱くと、設定した日はそれ分遠のく事になるのでご注意を。
また、本当の自分が望むビジョンを設定する為にも、心に溜まっているゴミを同時に清掃した方が良いでしょう。
なぜなら、そのゴミが本当の望み自体を見せないようにしたり、途中でやっぱり私はだめなんだと諦めたくさせるからです。
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