住居を整えることがなぜ大切か。

それは、私達が日常的に目にしているものに影響されるからです。

スマホやTVは見ないことで影響を避けることができますが、暮らしている住居は影響を避けられません。例え意識していなくても、それは無意識の領域に入り込み、次第に顕在意識つまり私達の意識となり行動や身心の健康へと繋がります。


ですので、例えば食事中のニュースや、暴力的な描写の映画・番組・漫画なども、私的には避けたいものです。

ましてや、暴力的なゲームなども、その影響は大きいのではと案じています。

コロナなどの流行時も、テレビに繰りかえし映し出されるウイルスの画像は、どれほど人を不安にさせたでしょう。

未だにマスクをしている日本人が多いことからも、人びとに与えた恐怖が感じられます。


このようなことから、家の中だけでも、安心安全で美しくしておくことが大切と考えます。

整理整頓された空間は落ち着きや機能性を与え、清掃された空間は清々しい気持ち良さを与え、

気に入ったモノに囲まれると安心や幸せを感じられます。


安全で、機能的で、また部屋の中の家具や置かれたモノのバランスを整え寛げる環境にする。

相応しくない色使い・形状・位置・状態・モノがあればアドバイスいたします。

これが私の仕事です。

良い環境が、住人のもつ可能性や力を発揮することに繋がります。





お化粧をするときは眼鏡をかけることができません。鏡はよく見ているつもりでしたが、先日シニアグラス・老眼鏡ですが、、、

その老眼鏡を掛けて拡大鏡をのぞいたら!

びっくりするような顔が映し出され・・・だれ?💧💧💧・・・

何とかしたいと思い詰めている今日この頃です。


それで今日は鏡について書いてみたいと思います。

我が家には、玄関に全身が映る大きな鏡、洗面所の大きな三面鏡、ドレッサー、そして一昨年まではリビングにも上半身が映る程の鏡がありました。

玄関の鏡について、マンション玄関の鏡としては大きすぎたと反省しています。

風水に少し詳しい人は聞いたことがあるかもしれませんが、ゲッターズ飯田の本にもあるように、お金持ちの家の玄関には必ず鏡があるとか。これを読んで欲張って?大きめをつけたのですが、何事も空間とのバランスが大切です。

玄関に大きな鏡があると、出かける前に靴まで履いた全身のチェックができ機能的ですし、狭い空間が広く明るく感じられるという効果もあります。(もちろん鏡は横の壁に掛けて、正面はNG、これ風水の鉄則)

よく見るマンションの洗面所の三面鏡は、なかが物入れになっていて、両端の鏡で後ろを確認でき機能的ですが、やや暗く、色の判別が照明によって違って見えます。これは玄関にもいえますね。

リビングの鏡は、昼間は比較的自然光に近く、ドレッサーや姿見の時と違って、顔も姿勢もふいをつかれた自然ないつもの自分が映ることが多く、個人的にお勧めです。


実は私は、リビングにあった鏡を処分してしまいました。フランス製のデコラティブな形状がいまの趣味に合わないと判断して。(リサイクルショップで300円💧で引き取られました)

シンプルな鏡に変更しようとして、いまだ購入していません。

何を言いたいかと言うと、リビングに鏡があると、ちょいちょい容姿を確認したり、ふいの自分が映ることで姿勢の悪さや顔つきに気づいたりして、つまり自分にチェックが入るのです。

私のなかからこの習慣がなくなったなあと気づきました。

寄る年波はもちろんですが、鏡がないことも容姿の衰えに関係しているかもしれません。


リビングの鏡の前には、ぜひお花を飾りましょう。鏡が美しさを2倍にしてくれます。

またダイニングが映れば、食事風景が映り豊かさが2倍になると言われます。

美しく・豊かなものを普段から見ている。この影響は意外に大きいのです。

ちなみに鏡の大きさは、部屋の広さにもよりますが、小さくても上半身・腰から上すべてが余裕もって映る大きさ、または家族の一番背の高い人の全身が映る大きさがコンテンポラリー風水のお勧めになります。

ひと部屋に複数の鏡、人体が切れて映る大きさや変わった形状はお勧めではありません。

身体の一部が切れて映らないよう気をつけて、また大きな鏡は重量がありますから、しっかり設置することが大切です。

小さなお子様がいらっしゃるお宅は気をつけて、購入をよく考えてくださいね。


参考になれば幸いです。長い文を読んで下さり、ありがとうございました。









これまで度々書かせていただいていますが、寝室の整え方について書きます。

伝統的な風水的には、生年月日によるラッキーな方角や、その年回りによるラッキーな方角があり、頭の方向や部屋を決めたりするようです。そうできれば良いのですが、、、

実際には、毎年変えることも方角を選ぶことも、家や部屋、家族間により難しいのがほとんどではないでしょうか。

コンテンポラリー風水では、部屋の窓・入口の位置や天井の状態などを見て、最適な場所を選びます。

しかし、都会では寝室が狭すぎて、それさえ選べず、ベッドが置けるただ1つの方法に置くしかないこともよくあります。

そんなときは、むりやり変なことをせずに、部屋に対して無理のないようにし、なるべくその他でバランスをとり設えます。

例えば、鏡やテレビなどの電化製品がないか、頭上に危ないものはないか、家具の角が向いてないか、カーテンやシーツの色は?などなど。

寝室は安心して癒やされて眠れる環境が大切ですし、バグアマップによるエリアに対応できているかもチェックポイントです。

よく言われることですが、1日の3分の1ちかい時間を、〈眠る〉という無防備状態で過ごす場所、ぜひ整えてほしいと思います。