内容紹介(出版社より)

「イザナキ・イザナミの国造り」「アマテラスの岩屋隠れ」「因幡の白莵」「スサノオのオロチ退治」など、子どものときから知っているはずなのに、意外にあやふやな神話の世界。誰でも知っておきたい神話を天地創造神話、古代天皇に関する神話、神社創祀の神話などに分類して紹介しました。やさしい現代語訳で複雑な神話の内容がすっきりわかるので、神々の活躍、狼藉、受難など、多岐にわたる神話の世界を心ゆくまで楽しめます。
まえがき

第一章 神話についての基礎知識
第二章 天地創造神話
第三章 高天原にまつわる神話
第四章 天孫降臨にまつわる神話
第五章 古代天皇にまつわる神話
第六章 神社にまつわる神話

 

 

日本書紀、古事記による日本の神話には大きく朝鮮半島が関わってきます

かつて魏志倭人伝により倭国と言われた現在の日本の一部政権

つまりは邪馬台国

 

個人的見解として倭国、邪馬台国は九州北部や出雲当たり、朝鮮半島南部にまたがる日本海を中心にした海洋国家

 

それが大和朝廷時代の記録・記憶として朝鮮半島南部に関して記録として残ることに戸惑いを覚えています

 

それでは大和朝廷は邪馬台国(倭国)の後継者なのだろうか

神武東征は大和朝廷が出目を隠すフェイクなんだろうかとの疑問が湧きます

 

そもそも天孫降臨と謳っているからには当時の縄文人、日本古来の人種とは別だと別だと思っていますが

それを題材に失われた十氏族の一部が遥々と現代の中国北辺をたどり二つに分離した一部氏族が南下し海を渡り九州に辿り着いたと着想しております(残る一部は無人に近い朝鮮半島経由で出雲へ)

 

邪馬台国、当時の倭国と大和朝廷の関係に悩みますね

日本側の記録には邪馬台国の記述が有りませんので意図的に記述しなかったのかもと

 

僕の小説では当時の邪馬台国・倭国が北九州一円および朝鮮半島南部に根を張っていたので後から辿り着いた天孫族(失われた十氏族の一部)がその庇護の元、同盟をを結び

本当の「約束の地」を目指すために東征し大和政権を立てたのち衰退していた日本海を中心にした邪馬台国(倭国)を亡ぼしたため(初期段階でかなりお世話になったので)

その関係性を隠匿したのではと思います

 

神武東征が史実、事実なのかどうか

これが鍵を握っていますね

 

PS

最近特に思うのですが魏志倭人伝の言うところの邪馬台国て日本側からすれば別の名前の地方政権

そのため邪馬台国としての記録がなく、もしかしたら出雲だったんじゃないかなと思い始めています。

別の本で邪馬台国=丹後説もありましたし

 

しかしながら道鏡事件の時、宇佐神宮に和気清麻呂を派遣しその御信託を聞きに行かせた大和朝廷

宇佐神宮  大分県宇佐市南宇佐2859

 

この関係性は何だろうか

 

神武東征は当時の北九州や出雲との関係を隠すための作為ある物語だったのだろうかと悩んでいます

当時、偽国からは邪馬台国と呼ばれていた政権から下剋上(分派)した勢力が大和政権を建てたのかなとも愚考する次第です